El Sistema Connect
一般社団法人

新規マンスリーサポーター55人を目指します!

img-cover
img-cover
img-cover
サポーター
4
7%
目標人数 55
paid
支援総額
10,000円/月
calendar_month
残り
52
2026年01月26日 23時59分 まで
「夢を見るには練習が必要です。 だからこそ私たちは、子どもたちと一緒に“夢の描き方”そのものを学び続けています。」 ーホワイトハンドコーラスNIPPON芸術監督コロンえりか 私たち El Sistema Connect は、無料の音楽教育を通して
Imagination(想像力)/Creation(創造力)/Innovation(イノベーション)この3つの力を子どもたちと育てています。ろう者も、音楽家も、車いすユーザーも、弱視の子もみんなで舞台をつくるホワイトハンドコーラスは、
世界にまだ存在しない “新しい音楽のカタチ” を生み出しています。 子どもが夢を持てなくなったら 社会の一員であるという当事者意識がなくなったら 未来は創れません。 「できるかどうかじゃない。やりたいかどうかだ」 やってみよう!と未来に向けて一歩踏み出す心を育てたい。 音楽はその力を育てることができます。 その夢を、特別なギフトとして大人にも届けます。 今回規定の金額以上のご支援をいただける方に「夢」を紡ぐ講師陣から スペシャルギフトをご用意させていただきました。 詳しい内容はぜひ本文をご覧ください。 あなたの支援は、子どもたちが夢を持てる世界をつくります。 大人も今こそアクションが必要です。 子どもたちと一緒に未来をつくりましょう。
See My Song

活動・団体の紹介

私たち一般社団法人 El Sistema Connectは、インクルーシブな合唱団、ホワイトハンドコーラスNIPPON(WHCN)を運営しています。ろう者、視覚障害、発達障害や障害のない子どもなど、多様な背景を持つ子どもたちが、声と手話でともに音楽を奏でる合唱団です。

“舞台から未来を創る”ことを理念に、誰ひとり取り残さない芸術活動を日本全国に広げ、世界にもその可能性を示しています。

なぜ、この活動が必要なのか

未来を担う今の子どもたちの姿は、大人たちの記憶にある子ども時代と同じでしょうか?

不登校や子どもの自殺率が先進国の中でも最も高いことの他に、障害を取り巻く子どもたちの状況のうち私たちが注視しているものがいくつかあります。

1. 経済的理由による文化芸術体験の格差

年収300万円以下の家庭で「学外で文化芸術体験はない」と答えたのは82.4%であり、(チャンスフォーチルドレン調査)学習支援やスポーツ体験よりも最も大きな格差となっています。だれもがホンモノの体験をしてほしいと私たちは願っています。音楽は「恵まれた人」のためではなく全ての人のものです。

2. 障害児の分離教育の深刻化

特別支援学校に通う子どもの数は10年前の2倍。インクルーシブ教育の遅れは国連からも指摘されていますが、学校教育制度の外で私たちが劇場や公共施設と連携することによって提供できる「インクルーシブな学びの場」があると考えています。

3. ろう者・難聴児の音楽教育の不足

「聞こえること」を前提とした音楽教育はろう者や難聴児にとって苦痛となり阻害を生み出すものです。私たちの活動によって様々な教育現場にも新しいアイデアと気づきを届けられると信じています。

4. 障害者=単純労働という固定化された雇用構造

経済的自立に重きが置かれ、「就労支援施設への就職」が唯一の解決策であるかのように考えられています。しかし、本当にそうでしょうか?例えば視覚を駆使した広告で大成功しているろう者による会社(ノルウェー)をはじめ多様な視点や能力を企業活動で最大限発揮する例もみられるようになりました。子どもの「やってみたい」は無限の可能性の始まりです。企業との連携や、子どもたちとのコラボ企画によって少しずつ「単純労働」という固定概念から社会が解放されていくことを願っています。前例が多いほど、子どもたちも夢を見やすくなります。

5. 子供の自殺率と幸福度 

下記データが示すのは、日本の18歳が夢・自己肯定感・社会への当事者意識すべてにおいて、世界で最も低いレベルにあるという現実です。安心して、考え、学び、発言し、反応し合う場所はこれらの課題において非常に有効であると過去の活動を振り返って実感しています。

自分の存在や自分のアクションが、社会を変えるきっかけになりうるという意識や、夢をもって人生を歩んでいける社会を作るために、まずは子どもたちに「やってみたい」「夢にチャレンジしていい」という場所を増やしたいと思うのです。

私たちは、チャレンジすることの前に立ちはだかる見えない壁を壊したい。障害の有無や家庭環境に関わらず、誰もが共に歌い、喜び合える場を増やし、子どもたちが 夢を持てる世界 をつくるための挑戦を続けています。

ホワイトハンドコーラスNIPPONの子どもたちの声

「私は立ち上げの頃から参加していますが、社会人になった今も、ここは大切な居場所です。」

音が聞こえない子が、音楽を愛し、自ら歌う力を持つ。
それは、“奇跡”ではなく、“日々の練習”の積み重ねから生まれています。

音楽が、社会を動かしています。
「特別な子」ではなく、あなたの隣にいる子たちの物語です。

なぜいま、あなたの支援が必要なのか

私たちは、すべての子どもに「無償」で参加できる場を提供してきました。しかし、手弁当で支えられるフェーズを超え年間でリーチする子どもの数も5年で6倍になりました。

活動が広がった地域は2か所から9箇所になりました。非営利団体としても確実に成長し第一の壁と呼ばれる収支2000万円の規模を超えました。活動が全国に広がる今、次のステージへ進むための土台が必要です。今が次の段階に入るために最も苦しい時です。

◎私たちがいま直面している3つの課題

1. 無償で続けるための運営費が慢性的に不足:手話通訳、点字、Zoom環境、専門講師の報酬、楽譜制作…インクルーシブな場を成立させるには多くのコストがかかります。インクルーシブ環境を支える通訳・専門家謝金等の維持費に充てる資金の調達が必要です。

2. 専門家が継続的に働ける環境が必要:音楽家、俳優、手話表現者など、子どもたちの世界を広げてくれるプロに学ぶ場、ホンモノの体験を提供しています。プロの音楽家・俳優・手話表現者などとの継続的な舞台創造に有限の時間とリソースを注力したいと考えています。

3. 事務局のフルタイムスタッフ:活動が大きくなるほど、運営の負荷も増えています。持続可能な組織になるための基盤づくりが急務です。

これらは私たちにとって単なる活動経費ではなく、未来を守るインフラです。


■ いま、具体的に必要な支援:

現在176名サポーター、40万円の支援ですが、新規サポーター55名獲得を目指します!月額支援総額の目標は80万円で、これは5,000円と10,000円のサポーターを15名以上募集することで達成できます。

この+55名の仲間が、全国の子どもたちに“もうひとつの居場所”を届けます。

ホワイトハンドコーラスNIPPONの運営には、多くの専門スタッフが必要です。

練習場所やボランティアスタッフ、保護者のボランティアなど多大な協力を頂いていますが運営を継続するには、年間で拠点ごとに約820万円が必要なのです。

活動を継続するためにできることは総出でやっていますが助成金や協賛企業の収入は不安定で、時に大きく活動の継続が揺らぐ要因になります。そのため助成金は全体収入の40%以上依存しない方法を考えながらなんとかやってきました。マンスリーサポーターの皆様からの応援がありがたいのは、活動の安定的な継続が見込めることです。見通しをもって計画を立てやすいこと、そしてそのことにより本来一番大切にすべき「子どもたちを全力で向き合う」ことに集中できることです。

マンスリーサポーターの皆様からの支援額で全体の支出の6割を担うことができれば、土台作りにおいて大きな力になります。その土台の6割となるのがおよそ月額で82万円です。活動のためには多くの資金が必要ですが、子ども一人一人の変化が生涯で周りに及ぼす影響はプライスレスです。

今回は月額1万円のサポーターへの特別なギフトをご用意しました!

月額1万円以上を1年間ご支援くださった方に「夢」を奏でる講師たちから、心をこめてプレゼントをお贈りします!ギフトはランダムで年に一度、一つ届きます。とっておきのギフトはあなたの大切な誰かにプレゼントすることもできます。

現在1万円未満の方もコース振替をご検討ください。

たとえば...

コロンえりかからのアーティストプレゼント。1.緊張しちゃう時に役立つ呼吸法レッスン。2.音楽とは何かディープに話す座談会
井崎哲也からのアーティストギフト。手話によるゲームを取り入れて遊ぼう。
加藤洋朗からのアーティストギフト。声隊に参加して一緒にレッスンを受けよう!
中坂文香からのアーティストギフト。1.発声・歌唱レクチャー。2.1曲プレゼント。ホワイトハンドコーラスのレパートリーから。 手歌:馬場昌子、伴奏:神永強正
大町彩乃からのアーティストギフト。あなたの歌を一曲伴奏します。
ケーマトーマからのアーティストギフト。ケーマトーマと手話に関するお話で お茶をしましょう。
田家佳子からのアーティストギフト。舞台裏からの手話狂言の見どころ解説
馬場昌子からのアーティストギフト。1曲プレゼント  ホワイトハンドコーラスのレパートリーから。 歌:中坂文香、伴奏:神永強正
柳澤 藍からのアーティストギフト。1.あなたの創造性を音で引き出す!DUMI(デュミ)体験。2.みんなで遊べる!楽器づくりワークショップ
岡本英樹からのアーティストギフト。一緒に手話で運動しましょう。
神永強正からのアーティストギフト。1.唱歌『ふるさと』を2種類の伴奏で歌って みよう(動画での提供可)。2.1曲プレゼント。ホワイトハンドコーラスのレパートリーから。 歌:中坂文香、手歌:馬場昌子
田頭真理子からのアーティストギフト。あなたの素敵な撮り方&写り方のコツ教えます。アカンパニスト奈苗さんと一緒にレクチャーします。

上記アーティストギフトの中からどれか一つ、あなたの元へお届けします🎁 リターンのご対象者様にはクラウドファンディング終了後にメールにてご案内させていただきます。

ご支援額の大小に関わらず、マンスリーサポーターのみなさまは私たちにとって仲間です。仲間のみなさまは、ホワイトハンドコーラスのレッスンを見学していただくことができます。

寄付金の使い道について

いただいたご支援はすべて、ホワイトハンドコーラスNIPPONの子どもたちの活動に使わせていただきます。

  • 手話通訳・字幕・点字など情報保障
  • Zoom設備や通信費
  • 専門講師へ報酬
  • 楽譜・点字楽譜制作
  • 無償プログラムを続けるための運営費
  • 子どもたちの安全で豊かな体験のための費用

例えば月額1万円のご支援で、手話通訳をレッスンに2時間呼ぶことができます。

月額5千円のご支援では、楽譜と教材が準備できます。

月額3千円では、手袋をひとつ届けることができます。

多くの費用は、ピアニスト、指揮者、表現者、手話通訳者など専門スタッフが子どもたちと向き合う濃厚な時間おために使われています。

あなたの支援が、子どもたちの「夢を見る力」の土台になります。

活動の実績

 活動の規模と多様性

項目
詳細
特徴
参加する子ども
全体 136名 (小学生相当 56名、中学生相当 42名、高校生以上 38名)
参加者の約 6割が障害のある子ども (ろう、難聴、自閉症、視覚障害、難病など)です。
指導者・協力者
指導者 16名 (内部12名、外部4名)、ボランティア等協力者 35名
子どもたちの多様なニーズに応えるため、専門知識を持つスタッフがサポートしています。
活動拠点・ペース
東京・京都・長崎・福岡の4拠点で活動。週2回〜月2回、計6クラス。月に合計18回開催しています。
全国的な活動を通して、より多くの子どもたちに機会を提供しています。
  • NHK「みんなのうた」出演
  • バッハ・コレギウム・ジャパン共演
  • 2024年 国連ウィーン本部での公演・Zero Project 国際賞受賞
  • 2025年  第3回やなせたかし文化賞受賞
  • 2025年 バンク・ミケルセン記念賞受賞
  • 京都市議会での意見表明が、全国初の手話表現の再考決議につながる

代表者メッセージ

「夢を見るには練習が必要です。」その練習の先にある姿は、子どもが一人の人間として考え、発言し、新しい時代を創る頼もしい未来です。

お互いに少しずつ違う身体性と、感性、そして無限の好奇心を持ち寄り、安心できる場所で関わりが生まれると必ず想像力が育ちます。舞台での経験は社会とのつながりを認識するきっかけになり、自信が生まれます。想像力と自信と行動力があれば描きたい未来に近づいていけます。

自ら考え、行動していく積み重ねは、子どもが自分たちも社会の一員であるという自覚のもとで議会を動かし、企業を動かす力強いエネルギーにもなりうるのです。京都市議会が、「壊れた+人」と表出する「障害者」という手話表現の再考を促す意見書を全会一致で可決し国宛に送ったことや、パーム油の代替材料を採用するきっかけとなる手紙を子どもが企業に送ったことも、背景には「誰かの痛みを理解する想像力」そして新しい創造を生み出す自信と行動力があります。それは、奇跡でも魔法でもなく、日々の練習から生まれます。

団体を設立したとき、いくつか目標にしていたことの一つが「世界に通じる活動をする」ということでした。昨年国連ウィーン事務局で国際賞を頂き、子どもたちの演奏は海外でも多くの人たちの心を鷲掴みにしました。これまでの地道な歩みはいつしか世界の舞台で十分に人をインスパイアできる先駆的な取り組みに成長していました。私も今年は国連ウィーン事務局におけるゼロプロジェクト会議でインクルーシブ・アーツの国際委員を拝命するようになりました。世界のさまざまな取り組みを見る立場になって改めてこの活動は世界中のさまざまな所で応用できて希望を生み出すことができると信じています。

子どもの想像と創造を育むことは「人間性」に立ち返る活動です。

5年間で達成したかったことは、子どもたちの躍動とスタッフの献身、そして多くの支援者の情熱的な応援のおかげで予想以上に早く達成しました。次のフェーズでは、目の前でリーチできる子どもたちだけでなく、全国のさまざまな場所でこの活動モデルを導入できるようノウハウを伝播していくことです。

現に、福岡、久留米、長崎、佐賀、徳島など広い地域からのご依頼や「ホワイトハンドコーラスをやってみたい」という問い合わせが次々と入るようになりました。当初少人数でボランティアのように支えてきた事務局機能では限界に達し、間に合わなくなっています。助成金申請、事業報告、経理や資金調達のほとんどを担い、後進の指導や新たな事業の企画も行わなければならず、スピードに追いつくため必死で働いてきました。ワークショップを支える大切なスタッフへの支払いは、団体として重要な部分です。子どもたちが将来この団体で働きたいという時に働ける場所をという思いがあります。資金調達が滞る月には謝金を工面するために貯金を切り崩してきました。

活動継続のためには、今こそ抜本的な転換が必要だと考えています。

スタッフも、多くが長年活動を共に創ってきた同志であり、これほど多才で人徳と情熱と経験をそなえた人たちはいません。どうしてもスタッフが安心して継続的に子どもたちと夢を紡ぐ練習を続けられるようにしたいのです。

スタッフは全員活動に全力で取り組んでいます。そして今も多くの方がボランティアで活動を支えてくださっています。皆様のご支援は、必ず子どもたちの新しい一歩になります。

“特別な人たち”だからできたことにしたくはありません。

どうか、継続サポーターとして私たちの一員になってください。

「夢を見るには練習が必要」ですが、その、夢を叶えるには、一緒に歩む仲間が必要です。

団体情報
El Sistema Connect
一般社団法人
団体情報
El Sistema Connect
一般社団法人
このページは寄付・会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
このページは寄付・会費決済サービス「コングラント」で作成されています。