FF Dog Connect の活動
保健所収容犬・悪質ブリーダー放棄犬・野犬の仔犬など様々な境遇の犬たちを保護しています。シェルターはありませんが、預かりボランティアをはじめ、ご縁をいただいた方々のご協力で現在は常時、10頭前後の保護犬たちを受け入れています。保護した犬たちが家庭犬として幸せな日々を送れるように寄り添いながら心身のケアに取り組んでいます。
私たちの想い『犬の命をつなぎ、犬と人の縁をつなぎ、人と人の縁をつなぎたい』
譲渡後も保護犬を家族として迎えた里親様同士が悩みや喜びを共有できる交流の場でありたいと思っています。里親様を継続的にサポートし、保護した犬の終生を見守ります。
保護犬という選択肢
殺処分は数字上、減っていますが、ボランティア団体に依存しなければ新たに収容することが出来ない保健所もあり、保護される犬の数はまだ多い現状です。さらに保護犬・保護猫の過度なブランド化によって名ばかりの団体が増えていることも問題視されています。ボランティア団体の運営方針を公開していくことが大切だと思っています。さらに法改正も含め、「いのち」を「モノ」としてしか考えていないペット流通市場の健全化、社会としての意識改革をしていかないと本当の意味での殺処分ゼロの世の中を実現することは難しいと感じています。
里親にはなれないという方も、保護犬のことを知って、周りの方々に伝えていただけませんか?私たちはトリミングや搬送、譲渡イベント時のボランティアなど様々な方々に支えられて活動しています。直接的な支援が難しいという方にも『犬たちは“ずっとの家族”を待っている』ということを知って欲しいのです。「家族(家庭犬)」を迎えることができるのはペットショップだけではありません。「保護犬」という選択肢を忘れないでください。
活動実績
保護犬の現状を広く知ってもらうため、譲渡会を月に1~2回は開催しています。その結果、年間80頭前後の保護犬たちにずっとのお家を見つけています。
寄付金の使いみち
いただいたご支援は主に以下の費用に充てられます。
医療費 保護したすべての犬たちに初期医療(血液検査、フィラリア検査、避妊・去勢手術、マイクロチップの埋め込みなど)を行っています。ケガや病気など治療を必要とする犬には適切なケアを行います。
預託訓練費 超大型犬や人への不信感や恐怖心等による問題行動で譲渡が難しい犬は専門家にトレーニングをお願いしています。問題行動には必ず何か理由があるはずです。諦めず寄り添っていきます。
FF Dog Connectの活動はみなさまのご支援で成り立っています。これからも活動を維持できるようご支援いただけると幸いです。よろしくお願いいたします。