―はじめに―
皆さん、こんにちは。
北海道日本ハムファイターズの稲葉篤紀です。
北海道日本ハムファイターズは「Sports Community」を企業理念に掲げ、“スポーツと生活が近くにある、心と身体の健康を育むコミュニティを創造する”ことを目指しています。スポーツには、みんなの心をひとつにする、一人一人を笑顔にする、人と人とを繋げる、そんな力があると信じているからです。
そして、それはプロ野球の興行だけではありません。グラウンド内外での様々な形も含めて、スポーツを楽しむ環境を整える、誰かのチャレンジを応援する、スポーツを通して社会に元気や活力を与える、それがSC(Sports Community)活動です。
そして、そのSC活動の元になるのがファイターズ基金です。
活動やイベントには参加できなくても、あなた自身がたとえ運動が苦手でも、寄付を通じてSC活動の仲間になることが出来ます。一人では出来なくても、みんなの出来ることを足し算すれば可能になることがあります。スポーツを通して出来る繋がり・仲間・共同体、それこそがSports Communityです。是非、このコミュニティにあなたも加わってください。
北海道日本ハムファイターズ
稲葉篤紀
―SC活動とは?―
企業理念である「Sports Community」を実現させるため、スポーツを取り巻く環境を整え、地域社会の未来を創造していくことを目的に、従来行ってまいりましたCSR活動(企業市民活動)を「SC活動」と改称し、野球をはじめとするスポーツ振興や社会的課題の解決を図り、ファイターズが存在する意味をいま一度見つめ直し、人と人の心がつながるコミュニティを創造しています。
―ファイターズ基金とは?ー
プロ野球チームの役割は、勝敗や個人成績など数字を超越し、地域に暮らす人々の心が豊かになるための行動を起こすことだと考え、北海道の未来を支える青少年やそのご家族がより健康的な日々を送るためのサポートをさせていただくため、2009年に「ファイターズ基金」を設立いたしました。北海道日本ハムファイターズが販売するチケット・グッズなどの売上の一部や、チャリティオークションの収益を基金として積み立て、「スポーツ」「自然」「生活」分野への支援を行っています。※支援は原則、北海道に関係する事柄に限ります。
―寄付の使い道①―
皆様からいただいた寄付は、下記に活用させていただきます。また、皆様からの寄付金以外にも、イベント参加料やスポンサー企業からの協賛、当社からの拠出や選手からの寄付などによって運営されています。
■SC活動への充当
■他団体・活動への支援
■上記を行なう運営費
【SC活動への充当】
ファイターズが独自に企画し取り組むSC活動に充当し、地域社会に循環させています。
≪SC活動の一例≫
<ゆきのね奨楽金 supported by JAバンク北海道>
<GEAR UP(ギア・アップ)>
「野球を始めたい」または「続けたい」というお子さんを対象に野球用具を寄贈する活動。北海道内のひとり親世帯や児童養護施設で生活している小学3年生~中学3年生が対象に、一人当たり70,000円相当の野球用具を寄贈し、子ども達の夢と青春を後押しします。
<PLAY CATCH 22>
親子のキャッチボールを通じて、お子さんとのコミュニケーションを図ったり、お子さんの成長を感じる機会になればという想いから、子ども用のグラブと大人用のキャッチャーミットを寄贈しています。OBの鶴岡慎也氏が現役時代に行っていた<鶴の恩返し>を球団が継承した活動で、同氏の現役時代の背番号にちなみ、22組の家庭に毎年寄贈していきます。
ー寄付の使い道②―
【他団体・活動への支援】
社会貢献やスポーツ振興・普及に取り組む団体や活動への支援に充当します。
≪支援団体・活動一例≫
一般社団法人北海道こどもホスピスプロジェクト
チャイルドラインほっかいどう
インクルージョン・ボール
インクルージョンボールは、糸がほつれて使用できないまま各学校・チームに保管されている硬式野球ボールを回収し、障がい者就労支援施設で補修、そのボールを循環させて再利用する仕組みを北海道内に構築し、“障がい者の就労支援”と“ボールのリサイクル”を両立する社会貢献・スポーツ振興事業です。同事業は、NPO法人北海道野球協議会が主催する事業ですが、ファイターズは「ファンドレイジングパートナー」として参画し、補修工賃の一部をファイターズ基金から負担しています。