活動・団体の紹介
フードバンク奈良は2017年に発足し、主にフードドライブで集まった食品や、企業からの提供品をいただいて、奈良県内の子ども食堂や障がい者施設などへ食品をしています。活動を、目に見える「困った」はもちろんのこと、目に見えない声にも耳を傾け、食べ物を通じて必要な支援へとつないでいくことを心がけています。
活動の背景、社会課題について
長引くコロナ禍に、止まらない物価の高騰。これまで困っていた人はますます困窮し、フードバンクの需要が高まっています。支援する側もされる側も、大きな岐路にたっています。
活動内容の詳細、実績について
2020年度から、奈良市と連携し、生活が厳しい状況にある子育て世帯への食糧支援に取り組んでいます。2022年度はひとり親家庭等約2,600世帯を支援しました。
長引くコロナ禍においても、食品の整理や提供の仕方などをボランティアの皆さんの知恵と力を結集して、一度も休むことなく定期的に食品を提供しました。
代表者メッセージ
いつも、私どもフードバンク奈良の活動をご支援いただき、誠にありがとうございます。
フードバンク奈良は、任意団体として立ち上げてから今年で8年、NPO法人として3年目を迎えることができました。これも、私たちを支えて下さった皆様のおかげと、心から感謝申し上げます。
この間、新型コロナ感染症の流行など、いくたびかの困難がありました。その度に、多くの皆様からの温かい応援に支えられてきました。これからも変わらぬご支援をお願い申し上げます。
私たちの願いは、「子どもたちが育った環境にかかわりなく、笑顔でいてほしい」です。
今を生きる、私たち大人にできることは、まだまだあります。共に歩んでくださる皆様と、フードバンク奈良で出来る貢献を一つひとつ、進めてまいりたいと存じます。
今回、お願いをしている「子ども支援プロジェクト」では、約2,000人の子どもたちが楽しいクリスマスとお正月を過ごせるよう、また、学校給食が中断する春休み・夏休み・冬休みに合わせた食糧支援をしています。お知り合いなどにもお知らせもいただけますと大変ありがたいです。
寒さが日ごとに厳しさを増してきています。お体には気をつけて、お過ごしください。
代表理事 平川 理恵
寄付金の使い道について
学校給食が中断する春休み・夏休み・冬休みに合わせて、生活が厳しい状況にある子育て世帯への食糧支援を行っています。その際に届ける食材に、子どもたちに贈る食品・飲み物を上乗せしてお届けします。
・子どもたちに贈る食品・飲み物 150万円(@500円×1,000世帯×春休み・夏休み・冬休み)
・子ども支援プロジェクトの運営費 50万円 (食材保管費・広報費・車両燃料費 他)
多くいただきました寄付は、フードバンク奈良の活動の食材購入費等として大切に使わせていただきます。