私たちの想い
あなたのお子さんは、障害のある人についてどんなイメージをお持ちでしょうか。
ただ“かわいそうな人”だと、“自分とは関わることがない人”だと心の片隅で思っていないでしょうか。
しかし子どもたちが成長したとき、障害のある人と一緒に仕事をする可能性は十分あります。
さらに子どもたち自身が病気やけがで障害者になる可能性もあります。
その時に“障害者だから”仲良くできないと線を引いてほしくない。
その時に“障害のせいで”夢を諦めてほしくない。
“障害があっても”、“障害のおかげで”と前向きなエネルギーに変えてほしい。
子どもたちならきっとそれができるはずだと信じています。
そしてそういった子どもたちが増えることが、それぞれの違いと多様性が受け入れられる、誰にとっても生きやすい活気に満ちた社会につながると信じています。
けれどこういったことは、ただ本を読んだり動画を視聴したりするだけではなかなか実感がわかないものです。
そこで私たちは、選手と一緒にユニバーサルスポーツを体験すること、選手が直接語り掛けることを通して、“障害がある人とも仲良くなれる”“障害があっても様々なチャレンジができる”ことを実感してもらう活動に取り組んでいます。
主な活動
- ユニバーサルスポーツの体験
知らない誰かと仲良くなるために最も効果的なのは、“一緒に楽しむ”ことではないでしょうか。
そしてユニバーサルスポーツとは、ルールや器具を工夫することで、“障害の有無や年齢の違いなどがあっても一緒に競い合い楽しむことのできるスポーツ”で、私たちが主に取り組んでいる車いすバスケットボールもその一つ(注釈)です。
最初は選手を“足が動かなくてかわいそう”と思っていた子どもたちが、車いすに乗る選手とともにボールを追いかけているうちに、選手を“かっこいい”と思うようになる。
別世界の住人だと思っていた障害のある人が身近に暮らしていることを知る。
そういった経験の積み重ねが、障害のあるなしや違いを超えてともに楽しみ、助け合う心を育んでいくのではないでしょうか。
*車いすバスケットボールでは選手に障害の程度に応じた点数をつけ(障害が軽いほど点数が大きくなる)、出場メンバーの合計点数に上限を設けることで、障害の軽いメンバーだけでなく重いメンバーも組み込んだチームや戦術を組み立てる必要があります。
- 講演
障害があることを力に変えて様々な挑戦を続けるメンバーが、子どもたちに自身の経験と、そこから得た学びを伝えます。
子どもたちの年齢や授業の時間に合わせた講演を行い、多くの学校から好評をいただいています。
ご寄付の使い道
- 体験・講演開催経費
スポーツ体験や講演を行うためには、器具のレンタル、会場への交通費、協力してくれる選手への日当などの経費が必要です。
- 器具の維持管理と購入
スポーツ体験や講演に用いる器具は使用に伴う劣化が避けられませんので、定期的なメンテナンスや買い替えが不可欠です。
また新しい体験メニューを充実させるためには、器具の新規購入も必要です。
皆さんのご寄付をいただくことでより活動の幅が広がり、子どもたちにより充実した体験の機会を提供できます。
サポートプラン
サポートプランを下記のように設定しております。
- 継続して一ヶ月ごとに定額をご寄付いただくマンスリーサポートです
- 金額は1,000円からお好きな金額のいずれかからお選びいただけます ※金額によって内容の差はございません。
サポーター登録をご希望の方は、ページ右上の「マンスリーサポーター登録」からお手続きください。
代表より
当ページをご覧いただき、ありがとうございます。
一般社団法人フォースタート理事長の大内です。
僕は生まれつき両足に障害がありますが、今は車いすバスケットボールやクライミングに取り組み、障害のある方々の芸術活動の支援を仕事にしています。
もっと沢山の人が障害の有無を超えて理解しあい、互いのチャレンジを応援しあえる社会を実現したいと思い、この法人を立ち上げました。
皆さんの応援をお待ちしております。