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新校舎に移転後、自然の恵みに包まれた中で過ごした後、
泥だらけになった服で楽しそうに学園の畑や山での話をする娘を見ていると、
子どもにとって最高の環境に移ることができて本当によかったなと思っています。
「新校舎になってから、○○が優しくなったんだよ、
〇〇と〇〇があまりケンカをしなくなったんだよ」
娘のそんな話を聞きながら、大自然の恵みに抱かれて過ごすことが、
目に見えなくても大切な何かを子ども達に与えてくれていることを感じます。
我が家は、送迎バスが走らなければ確実に学園をやめる選択をすることになっていました。
似たような状況の家庭も他にあったと思います。
「移転が理由で学園に通えなくなる子どもを一人も出さない」
その想いを胸に、法的なことを含め右も左も分からない所から、
多くの方の知恵をお借りし、なんとか全員が学園に通い続けられています。
しかし福岡市中心部から学園に通わせるのは、今でも大変です。
送迎プロジェクトチームで知恵を絞り、出来る限りの工夫をしてきましたが、
車両台数や時間に限りがあり、現状では福岡市中心部まで車両を回すことが出来ていません。
我が家は現在の送迎バス停留所まで車を借りて送っています。
現時点での在校生はなんとか通い続けられているけれど、
我が家のように、マイカーもない、送迎バス停留所までも遠いという家庭には、
まだまだハードルが高いのも事実です。
新しくこの学園に通ってみたいと感じてくれる子ども達が、またその保護者が、
「通う方法がない」という理由で諦めることがないようにしたい。
もし、あと1台でも車両が増えて福岡市中心部の公共交通機関での
アクセスが容易な場所までスクールバスを走らせることができたらどんなにいいだろう。
将来的に子ども達も保護者も気楽に乗れるスクールバスが運行できたらどんなにいいだろう。
公教育の限界が叫ばれる中、
子どもが「ここに通ってみたい!」と心をキラキラさせる方法と場所で、
誰もが自由に教育を受けられる、
そんな世の中が創れたらどんなにいいだろう。
お金の支援でなく、知恵の支援もありがたいです。
そしてドライバーさんの紹介も、とてもとてもありがたいです。
クラファン終了してからでも構いません。
子どもたちの健全な学びと成長のために、
どうぞ、引き続きよろしくお願いいたします!
(送迎プロジェクトチーム、K)