アジア協会アジア友の会

ネパール ゴミ問題の改善を通して、ネパールの持続可能な地域づくりを支援したい!

img-cover
img-cover
災害に耐性のある持続可能な地域づくりを目標とし、現在プロジェクト対象地域の大きな課題である「ゴミ問題」に焦点を当て、ゴミの分別に関するセミナーやゴミ分別ステーションの設置などを通し、住民の環境保全への意識の向上とともに資源循環できる仕組みの構築を目指しています。

はじめまして。アジア協会アジア友の会(JAFS)と申します。

アジア協会アジア友の会(JAFS)は、大阪を拠点にアジア18ヶ国にネットワークを持ち、現地NGOと協働している国際NGO団体です。

1979年に設立され、今年で42年目を迎えます。私たちは、水・教育・環境・自立の4つを軸に活動を行っています。

プロジェクトの背景

対象地:ネパール シンドゥパルチョーク郡インドラワティ村10区(700世帯)

インドラワティ村は、首都のカトマンズから車で4時間ほどの場所に位置する斜面に囲まれた地域です。村には、先住民族が暮らしており、9割の村人が農業に従事しています。

2015年に地震による大きな被害を体験した後、今後も地球温暖化により異常気象などが頻発し、災害による被害が甚大化することが懸念されています。

そこで、私たちは災害に耐えることのできる持続可能な地域づくりを目標とし、子どもたちへの環境教育をはじめとした活動を続けてきました。

しかし、「ゴミ問題」に関しては対応が遅れており、ネパールでは、ゴミの処理は各自に任されており、処理しきれないゴミが地域内に散乱しています。また、仕事を求めて海外に出稼ぎに出る人が多くなる中、一時的な高額収入を得ることができた人々の一過性の豊かさに消費が進む状況があり、プラスチックにように処理のできないゴミが増えてきています。

さらに、行政においてもゴミ処理システムが整備されているのは、ある程度の規模のある都市のみで、リサイクルされているゴミもあるが、ほとんどはゴミ山へと投棄されてしまっています。

活動内容

・ゴミの分別に関するトレーニングの実施

ゴミの分別に関する知識を共有するため、まずは地域のリーダーに対してトレーニングを行います。その後、リーダーから地域住民に対し、知識の共有を行い、ゴミの分別の実施を促します。

 

・ゴミ分別ステーションの設置

住民がゴミの分別を通し、環境負荷の少なく、かつ人々にも害を及ぼさないような形でゴミを処理するため、ゴミの分類ごとに収集することが可能なゴミステーションを設置します。

 

・管理システムの構築

定期的なゴミの収集には、それを継続させる管理システムが必要です。したがって、地域住民の組織化を行い、分別の呼びかけや行政と地域住民の橋渡し役としての活動を実施します。

 

・ゴミ処理研修の実施

分別されたゴミごとに処理の仕方が異なるため、その違いを理解するような研修を実施します。

ご支援の使い道

・ゴミの分別に関するセミナーの開催費用

・ゴミの分別ステーションの設置費用

・ゴミ処理研修の費用

 

期待される効果

・セミナー及び住民の組織化により、ゴミを分類し、継続的かつ適切な方法でゴミを処理することができるようになる

・3Rの徹底から、「ゴミを出さない」という意識を持つことができる

・資源循環を基盤とした持続可能な地域を作ることにつながる

・対象地本来の景観を取り戻すことができる

団体情報
アジア協会アジア友の会
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
このページは寄付・ 会費決済サービス「コングラント」で作成されています。