フタリテ準備室

【寄付のお願い】少子化対策が叫ばれる中、子どものいない夫婦のかたちへの理解を広め、多様性が認められる豊かな社会を実現したい

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支援総額
219,000
21%
目標金額 1,000,000
サポーター
21
残り
30
2024年10月31日 20時00分 まで
「DINKs」という言葉を聞いたことはありますか? 共働きで子どもを持たない夫婦を指す言葉です。 少子化が進む現代、子どもを産み育てることは素晴らしいことですが、一方で、子どもを持たない夫婦もまた、自分たちの価値観やライフスタイルを大切にしたいと考えています。 私たちフタリテは、DINKsのライフスタイルをより多くの方に知っていただき、多様な家族の形が尊重される社会の実現を目指しています。

子どものいない夫婦は増加傾向にあります

少子化が加速する中、2023年には出生数が過去最低を記録しました。最新の厚労省の国民生活基礎調査によれば全世帯数のうち24.6%が子どものいない夫婦です。
この調査は世帯の構成員についてであり、その夫婦が子育てを終えている可能性もあるため、正確なDINKsの数は算出されておりません。
しかし、出生率の低下や晩婚化により、「生涯子どものいない夫婦」の割合は確実に増えてきています。
《出典》2023年 厚生労働省 国民生活基礎調査「世帯数と世帯人員の状況」

子どものいない夫婦は、周囲の目を気にしていたり、後ろめたさを感じたりしているケースも少なくありません。少子化や労働力不足という大きな社会問題を解決するためには、物事を一方から見ていては、もう一方には影が生じてしまいます。

フタリテは、DINKs当事者ならではの視点を持ち、子どもがいないことで自分を責めたり、社会との接点を持つことを諦めてしまうことなく、自分らしく生きられることを目指すと同時に、多様な価値観が認められる社会の実現を目指します。
※DINKs(ディンクス)とは、Double Income No Kidsの略です。

気軽に「お子さんは?」と聞くのはハラスメント!?



「お子さんは?」と聞かれることは、結婚してからというもの生涯にわたり幾度も訪れます。職場や地域や地域の集まりだけでなく、たまたま入ったお店や新幹線で隣り合った人から不意に聞かれることもあります。

子どもがいない場合、何と答えるべきなのか思考を巡らせて迷った挙げ句、相手が納得する「子どもがいない理由」を用意することもあります。質問する人は、悪意なく世間話の一つのように話題にしているのだと思います。しかし、その言葉がとても重く憂鬱に感じている人がいるのです。
上記は女性に多く見られるシーンですが、男性の場合も「子どもを持ってこそ一人前だ」など、古い価値観を押し付けられ、見えないプレッシャーに苦しんでいる人もいます。

子どもがいないことが決して可哀想なことではありません。
特別扱いしてほしいということでもありません。
ただ、透明人間になったのかと思うほど、DINKsの存在は見過ごされている状況を変えたいと考えています。

異次元の少子化対策は、今後も日本社会を維持するために続いていくと思います。
その一方で、子どもができず悩んでいる夫婦、子どもを持たないと決めた夫婦、様々な背景のDINKsがいます。その現実が見過ごされていることで、傷ついてしまう人が一人でも減るように、フタリテは立ち上がりました。

「フタリテ」に込めた想い

フタリテという言葉には、「夫婦ふたりが手を取り合って」という意味を込めました。

結婚生活は二人で始めるもの。子どもがいないからこそ、いつまでもおしどり夫婦でいられるようにとの願いを込めて名前を決めました。

DINKsのウェルビーイング向上は社会全体に影響を与えます

子育てを機に地域活動に参加したり、保育園や学校関係で交友関係が広がったりと、子育てと社会参画の機会は関連しています。一方で、子どものいないDINKsは、社会貢献意欲があってもその機会が得られないという現状があります。社会との接点が広がらないことが、疎外感を感じる一因にもなっていると考えています。

子育てには多くの時間と費用がかかると言われていますが、DINKsにとってはこの時間と費用を、自己投資や社会貢献にかけることができます。フタリテはDINKsがボランティアやイベントなどを通じて、社会とつながる様々な参画の機会を増やしていきたいと考えています。

社会参画の機会が増えることは、一人ひとりの人生を豊かにし、ウェルビーイングを高めてくれると考えています。

マズローの欲求5段階説で言えば、頂点の「自己実現欲求」が満たされ、さらに上の「自己超越欲求」を目指すことができます。子どもがいる、いないに関わらず、社会に必要とされ、誰かの役に立つ機会はとても大切なことであるはずです。

マズローの欲求5段階説とは、人間の欲求を5つの階層に分け説明した心理学理論。生理的欲求・安全の欲求・社会的欲求・承認欲求・自己実現の欲求の5つがあり、最下層の生理的欲求から満たされるという特徴がある。

フタリテが目指す先にあるもの

フタリテが目指すソーシャルビジネスは、DINKsが心のモヤモヤを言葉にできる安心できるコミュニティを土台とし、企業やNPOといった様々なパートナーとDINKsをつなぐアクティブなプラットフォームとして機能させることです。

① DINKsがつながれるコミュニティとしての場

・月に一度の交流会やイベントに参加し、DINKs同士で交流ができる
・気軽に話せる掲示板(例 家事分担やお財布事情、旅行の話など)
・健康や相続といった幅広いテーマで、将来に備えた勉強会に参加できる

② DINKsに特化した新サービスあるいは新商品を体験できる
例 DINKs限定贅沢バスツアー/記念日フォトプラン/DINKs向け保険

③ NPOを通じてDINKsが地域や社会の活動に参加する
例 子どもの学習支援、高齢者支援、イベント企画、環境保全活動など

DINKsのウェルビーイングが向上しアクションを起こすことで、
経済活性化、地域社会への貢献、多様な価値観が認められる社会の実現へとつながります。

寄付金の使い道

フタリテは、DINKsが主体となってアクションを起こせるような仕組みや積極的にボランティアに参加したくなる機運を醸成していきます。
現在必要とする資金は、以下の活動に充てたいと考えています。

■ファーストステップ(目標25万円)

まずは、DINKs当事者へのヒアリングや、企業やNPO団体との意見交換や勉強会の開催を通じて、必要とされているサービスについて検討を進めていきます。

  • フタリテの活動を認知するためのリーフレット作成(デザインおよび印刷費 20万円)
  • DINKs同士がつながるための月に一度の交流会の開催(会場費 1万円×6回)
  • 老後の備えやキャリア形成に関する勉強会の実施(講師への謝金 3万円×5名)
  • 職場の不公平感を解消するための企業向けセミナーの実施(会場費 1万円×6回)

■セカンドステップ(目標75万円)

実際のニーズを反映し、実際にサービスのローンチに向けシステムを構築していきます。

  • コミュニテイプラットフォーム構築のための初期費用(60〜75万円)

「群馬モデル」を作り、ゆくゆくは全国へと展開していきます

フタリテは、リアルとオンラインからなるコミュニティをまず群馬でつくり、のちに全国へと展開していきます。

地方であればあるほどDINKsは少数派であり、昔ながらの慣習や価値観と自分たちのライフスタイルのギャップにモヤモヤを抱えている傾向は強いと思います。そのモヤモヤが社会とのつながりを疎遠にし、より孤独に陥りやすい傾向にあります。

そこで、令和3年2月より国が取り組む「孤独・孤立対策」の対象者でもあることから、各NPO団体、孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム幹事会様とも連携していきたいと考えています。

妊+様より激励メッセージをいただきました

 妊+(nintasu)を運営していらっしゃる藤岡麻美さんより応援メッセージをいただきました。
彼女もまた今年の春にクラファンをおこない、サイトを立ち上げたばかりだと言うので運命めいたものを感じました。麻美さん、素敵なご縁と温かいご支援をありがとうございます!!

 ▶妊+(nintasu) https://nintasu.com/guide/

応援してくださっているみなさまからの声

フタリテの活動を応援してくださっている方からのをメッセージをご紹介します。

代表 加藤美季からのメッセージ

私は結婚や出産が人生のゴールだとは思っていませんでしたが、不妊治療を経験し、周囲の多くの人が歩む道を自分が歩めないとわかった時は、しばらく落ち込みました。しかし、それと同時に、自分の置かれた状況で何ができるかを考えるきっかけにもなりました。

私はDINKsとして、もっとアクティブでソーシャルな生き方をしたいと思っています。誰かの役に立ちたい、社会に貢献したいという気持ちがあるからです。
そのためにまずは、自分がロールモデルとなって、DINKsのライフスタイルを発信し、共感を呼ぶことで、DINKsであることをオープンに話せる社会を目指します。
「子持ち様」「子なし様」なんて悲しい言葉が飛び交う社会を、未来に残したくありません。

この活動を通して、5年後10年後の未来には、子どもがいる人もいない人も、お互いを尊重し合い、助け合い、多様な価値観が認められる社会を実現したいと考えています。
地域活動に参加したり、子育て世帯を支援をしたり、お互いをサポートし合えるような社会で、誰もが豊かに生きられる未来を築きたいです。

本プロジェクトは「ぐんま未来基金」の設立記念助成プログラムに採択されました。また、現在群馬イノベーションスクール11期生としても勉強中です。
諸先輩方からの助言をいただきながら、フタリテの活動が社会課題の一助となるよう取り組んでいます。ぜひお力を貸していただけたら幸いです。

2024年8月28日付の上毛新聞に掲載していただきました。

2024年9月17日付の上毛新聞に掲載していただきました。

1,000円寄付コース
1,000円寄付コース
金額1,000
【お礼のメッセージ】
10,000円寄付コース
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金額10,000
【お礼のメッセージ】 【フタリテサイトにお名前を掲載】 ※希望者のみ
30,000円寄付コース
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金額30,000
【お礼のメッセージ】 【フタリテサイトにお名前を掲載】 ※希望者のみ
50,000円寄付コース
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金額50,000
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団体情報
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