バースデードネーションの使いみち
(2022/8/8) Yahooニュース掲載でさらにたくさんの「おめでとう!」をいただいています。ほんとうに嬉しいです。これからももっともっとたくさんのがんばりっこにオンラインでもリアルでも出会えるような活動をしていきますので、ますますの応援よろしくお願いいたします。
(2022/7/23) おかげさまで、ファーストゴール(12万円)に引き続き、セカンドゴール(18万円)も達成することができました。ありがとうございます。次のゴールとして、新しい「がんばりっこ」の方がつながりやすくするため、「がんばりっこ」を応援してくださる方をもっと増やしていくため、また「がんばりっこ」のことを知ってくださる方を増やすため、プラットフォームを整えていきたいと思います。引き続き「おめでとう!」をお待ちしています。(コングラント月額4000円、LINE公式アカウント月額5000円、Zoomアカウント月額2000円を助成金に頼らずに運営したいと考えています)
現在東京在住の林英美子が各地の集いでのファシリテーターとなり、
「どんな感情も考え方もウェルカム」
「ありのままの自分でいられる」
「共感してもらえる安心感がある」場づくりをしてまいります。
☆★毎回口コミで、NICUを卒業したさまざまなママ・パパが集い、ざっくばらんに集う会ができています。開催地のママたちがスタッフとしてお手伝いいただけること、ほんとうに感謝です★☆
【目標金額の内訳】
東京から熊本までの交通費 往復6万円
宿泊費 1万円
開催会場費 4000円×4回=16000円
その他の開催会場までの交通費 4000円
合計 12万円
ネクストゴールとして、がんばりっこリーフレット作成と郵送費をあわせて6万円
合計 18万円
代表 林英美子 母となって18年
「24時間生きられないでしょう。22週で生まれてこの病院から生きて退院できた子はいません。」と担当医から言われた、18年前の7月21日。
目は開かず、肌は全身火傷のように真っ赤で、皮膚は薄く肋骨も血管も丸見え。
仮死状態で生まれた太陽との出会いは衝撃的でした。
涙はどれだけでも出るのに、ほとんど出ない母乳・・・
太陽の将来に不安になり、小さく産んだ自分を責めた日々。
周りの優しさに感謝できず、自分だけが辛く悲しい状態だと勘違いしていた、あの頃。
気持ちを共有できる仲間が私に必要ではじめた「がんばりっこ仲間」の活動を、
まわりの人が必要と言ってくれることも嬉しくて、18年間続けてくることができました。
「未熟児で生まれていなかったら・・・。」と思ってしまうことは18年経った今でもありますが、
太陽の母として、がんばりっこ代表としての18年間は私の宝物です。
太陽、18歳の誕生日、おめでとう。
これから先の人生も、あなたらしく楽しんでほしい。これがママの願いです。
一般社団法人未熟児家族支援・がんばりっこ
代表 林 英美子
「がんばりっこ」とは
未熟な状態で生を受け、NICU(新生児集中治療管理室)で育てられた子どもたちが、医療の進歩と共に自宅に帰ることが出来るようになりました。しかし、NICU入院中、また退院後も、がんばりっこに必要な情報にたどりつくのが難しく、孤独や不安を抱える親の声が多く寄せられます。
どんな出生であろうと、その子が、その家族が、輪になり支え合える社会を目指したいと、「未熟児・病児・障害児親と応援団の広場がんばりっこ仲間」18年の活動を経て、2022年【一般社団法人未熟児家族支援・がんばりっこ】を設立いたしました。
18年で紡いできた「がんばりっこ」の輪
- がんばりっこ家族:未熟児・病児・障害児・お空っこ (お空にお子さんがいる)ママやパパ(2022年7月現在 登録者約2,000名)
- がんばりっこ応援団:医療従事者や専門職従事者など(2022年7月現在 登録者約100名)
(左:保育園年長の太陽氏)上野動物園にて。家ではしてくれないアイパッチをつけるためにたくさんお出かけしていました。
(右:中学生の太陽氏)ダイハツ・キュリオス・アーティスティックテントへご招待いただきました。
各地で開催する「がんばりっこの集い」にも参加し、さまざまなご家族と交流するなかで育ってゆく太陽氏です。
がんばりっこの集いがなぜ必要なのか
太陽氏は542gで生まれました。すぐにNICU(新生児集中治療管理室)に運ばれました。NICUの面会時間は限られていて、会えてもできることが少なく、でも不安は大きく、同じNICUに通うお母さん方とつながる機会もありません。日々孤独を感じる中で、なんとかつながりを作ろうとはじめたのが「がんばりっこ仲間」です。1人、また1人と、チラシを手配りし、開催してみたら、想像以上に多くの方が集ってくださいました。
- 実際に会って話したい
- こんな病気や障害児親に出会いたい
- 家族だけでは難しいことにチャレンジしたい
- オンラインで情報や気持ちを共有したい
医療の進歩により、こうした思いを抱えたまま退院する方が増え続け、不安のなかで子育てせざるを得ない日々を暮らしている方がたくさんいらっしゃいます。
がんばりっこが主催する高尾山登山での一コマ。がんばりっこ家族登録者限定(応援団は歓迎♪)参加のこのイベントで、太陽氏はカメラマンとして、登山しながらたくさんのがんばりっこの姿を撮ってくれました。あんなに小さかった男子が、重い荷物をもってほかのがんばりっこを勇気づけています。
代表がはじめたひとりきりの活動が、今では「がんばりっこ」のママたちがスタッフとなり集いを開催できるまでになりました。がんばりっこが生活している地域で知り合いがいることが、がんばりっこ家族の心の支えになることを知っているからこそ、対面で開催された集いで対話するなかで、気を遣わず飾らない繕わない安心感を体感してほしい。ありのままの自分でいられるリアル開催の「がんばりっこの集い」に、さらに多くの方に参加していただくため、全国にひろげていきたいと思っています。
みなさまからの「おめでとう!」を、力に変えて、これからも前に進んでいきます。応援よろしくお願いいたします。