未熟児家族支援・がんばりっこ

がんばりっこの活動を続けるために寄付をお願いします

一般社団法人 未熟児家族支援・がんばりっこは、未熟児・病児・障害児・お空っこのママやパパと応援団(医療従事者・専門職従事者など)が集まって話すことができる「がんばりっこの集い」を2004年から熊本・東京を中心に開催してきました。コロナ禍でオンライン開催にしたことで、集いでとりあげるテーマがさらに細分化され、より参加者に寄り添った集いを開催することができています。  2022年夏ついに久々のリアル集い開催を開催しました。今後47都道府県での開催を目指しています。これからも「がんばりっこの集い」を全国の必要な方へ届け続けるために、皆さまからの温かいご支援をお待ちしております。

「がんばりっこ」とは

 未熟な状態で生を受け、NICU(新生児集中治療管理室)で育てられた子どもたちが、医療の進歩と共に自宅に帰ることが出来るようになりました。しかし、NICU入院中、また退院後も、がんばりっこに必要な情報にたどりつくのが難しく、孤独や不安を抱える親の声が多く寄せられます。

 どんな出生であろうと、その子が、その家族が、輪になり支え合える社会を目指したいと、「未熟児・病児・障害児親と応援団の広場がんばりっこ仲間」18年の活動を経て、2022年【一般社団法人未熟児家族支援・がんばりっこ】を設立いたしました。

18年で紡いできた「がんばりっこ」の輪

  • がんばりっこ家族:未熟児・病児・障害児・お空っこ (お空にお子さんがいる)ママやパパ(2023年5月現在 登録者約2,000名)
  • がんばりっこ応援団:医療従事者や専門職従事者など(2023年5月現在 登録者約100名)

がんばりっこの集いがなぜ必要なのか

 はじまりは2004年。代表 林 英美子が22週6日で出産した息子の太陽くんは、542gでした。500mlペットボトル約1本分の小さな太陽くんは、生まれてすぐにNICU(新生児集中治療管理室)に運ばれました。NICUの面会時間は限られていて、会えてもできることが少なく、でも不安は大きく、同じNICUに通うお母さん方とつながる機会もありません。日々孤独を感じる中で、なんとかつながりを作ろうとはじめたのが「がんばりっこ仲間」です。1人、また1人と、チラシを手配りし、開催してみたら、想像以上に多くの方が集ってくださいました。

  • 実際に会って話したい
  • こんな病気や障害児親に出会いたい
  • 家族だけでは難しいことにチャレンジしたい
  • オンラインで情報や気持ちを共有したい

 医療の進歩により、こうした思いを抱えたまま退院する方が増え続け、不安のなかで子育てせざるを得ない日々を暮らしている方がたくさんいらっしゃいます。

 そうしたがんばりっこ家族が、医療関係者・専門職従事者のみなさんも一緒に、車座になって話ができる場として開催していったところに、2020年コロナ禍となりました。しかし、各地の集いのスタッフが、オンライン開催のために集まってくださり、活動を継続することができました。

 代表がはじめたひとりきりの活動が、今では「がんばりっこ」のママたちがスタッフとなり集いを開催できるまでになりました。

 スタッフも楽しむ!をモットーに、「がんばりっこの集い」は、ざっくばらんに話せて、ヘルプミーが言いやすいような空間で、ひとりでモヤモヤするもったいない時間から、具体的に一歩をふみだすヒントを得られる会になっています。

 がんばりっこが生活している地域で知り合いがいることが、がんばりっこ家族の心の支えになることを知っているからこそ、対面で開催された集いで対話するなかで、気を遣わず飾らない繕わない安心感を体感してほしい。ありのままの自分でいられるリアル開催の「がんばりっこの集い」に、さらに多くの方に参加していただくため、全国にひろげていきたいと思っています。

がんばりっこが高尾山登山をする理由

 がんばりっこの活動趣旨の1つ「家族だけでは難しいことへのチャレンジ」として、毎年東京都にある高尾山登山を行っています。

 今まで無理だと決めつけていた登山を達成した時、自信に満ちた顔に変身する子どもたち。そんな子どもを見て大人も一歩踏み出す勇気がでます。

 「乗り越えたい壁・困難に直面しても、きっと家族で乗り越えられる!」そう思えます。
 「やりたいけど難しい。。。」そんな思いも、がんばりっこなら一緒に成し遂げられます。

 登山・自然体験や課外活動などを全国各地のどんな子にも体験してほしい。

一緒に何かを成し遂げた達成感
登った人にしか味わえない爽快感

 ぜひご参加いただき、あなたも体感してみませんか。

(高尾山頂上にて。大きなかばんをもって写真撮影しているのが、林代表の息子、太陽さんです)

がんばりっこ家族の活動から発展した「トークセッション」

 こうして集まった「がんばりっこ家族」のみなさんに支えられて、医療関係者や専門職従事者のみなさんとのトークセッションもはじめています。各地の「がんばりっこ家族」の体験や実感をもとに、これからのNICUやファミリーセンタードケアについて考える会になっています。

 どんな出生であろうと、その子が、その家族が、輪になり支え合える社会を目指したいと、「未熟児・病児・障害児親と応援団の広場がんばりっこ仲間」18年の活動を経て、2022年【一般社団法人未熟児家族支援・がんばりっこ】を設立いたしました。

トークセッション参加者の感想より

  • 医療従事者の方が、こんなにも私たち親のことを考えて下さっているのがとても嬉しかったし、幸せなことだと思いました。(がんばりっこ親)
  • 「やりたいことがあったら言ってくださいね」と言われて困ったという言葉が心に残りました(医療従事者)
  • 子の状態や将来について事前に適切な情報を伝えることが非常に大切と認識しました。また、両親がどの程度(重症度や今後の見通しなど)まで聞きたいかを事前に確認し、聞きたくない場合は、聞きたくなった時に容易に情報にアクセスできる方法があればいいという意見に深く賛同しました。(医療従事者)

このページに辿り着いてくださり、ありがとうございます。がんばりっこの代表、林 英美子です。

皆さまからの温かいご支援をお待ちしています。

一般社団法人 未熟児家族支援・がんばりっこ
代表 林 英美子

ご支援の使い道

 がんばりっこの活動は、皆さまからのご支援とボランティアで成り立っています。
これまで集いの開催や高尾山登山のスタッフはすべてボランティアで賄っていましたが、今後もこうした活動を継続し全国に広げていくためにも、ボランティアスタッフの活動費(交通費等)をお支払いしたいと思っています。
また、1人でも多くの方にがんばりっこのことを知ってもらう為の、リーフレット作成も継続して行っていきたいと思っています。

皆さまからのご寄付は、がんばりっこ家族のために大切に使用させて頂きます。

 

 

 

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