活動・団体の紹介
一般社団法人 ジェネシスオブエンターテイメントは、車いすダンスなどの文化芸術活動を通じて、障がいのある人が「生きがい」としての表現にとどまらず、自らの力で生活を支える新しい「職業」として確立していくことを目指しています。
また、講演会やパフォーマンスを通じて、障がいのある人が社会から応援される存在から、子どもたちや社会に貢献する存在へと可能性を広げ、障がいのある人の職業の選択肢を広げる夢のある仕事を創出していくことに取り組んでいます。
活動の背景、社会課題について
38年前に同級生のバイク事故で車いす生活になった時、ダンスホールで入店拒否などが続きました。
障がい者が選べない娯楽や生きがい。
障がいのない人と同じ様に、ただ選択肢にひとつとしてダンスがあり、選ぶことができばそれだけでいい。
がスタートでした。
しかし、活動を進めて行く中で、当初は障がいのある同級生の夢が叶えることができたらとの想いで10年以上活動した時、
障がいのある人の自己実現を目指す過程において、社会的な意義と課題を痛感してきました。
・現在障害者芸術支援をする中間支援組織の支援は各都道府県に1団体のみ存在するが、
当会の様に専門的に障害者の文化芸術活動を継続的に資金支援する国の行政施策がないこと。
・世界で活躍する障がいのあるダンスアーティストへ、無償や数千円でのダンス出演依頼も未だあり、障がいのあるアーティストの社会的価値の向上を図りたい。
・障がいのある当事者が、夢を届けるひとつ職業として確立することで、障がいのある人が活躍できる素敵な文化の創造を実現したい。
障がいのある人が社会に貢献できる文化の創造を応援してください。
活動内容の詳細、実績について
2007年 産経市⺠の社会福祉賞
2007年 ⼤阪スポーツ賞 ⾞いすダンスの部をメンバーが受賞
2010年5⽉ 第4回⼤阪商⼯信⽤⾦庫社会福祉賞奨励賞を受賞
2013年より⽂化庁との連携により⼤阪府等の⼩中学校へ⾞いすダンス芸術鑑賞での訪問活動を開始
2014年3⽉ 書籍「風のHEROES―⾞いすダンスの軌跡」を星湖舎より出版
2014年10⽉ メンバーがインチョンアジアパラ競技⼤会 ⾞いすダンスの部に⽇本代表として出場
2015年4⽉ 現在⾞いすダンススポーツ全⽇本選⼿権優勝兼世界選⼿権⼤会8位の選⼿を輩出
2016年6⽉ 総理官邸にて、⽇本ではじめて⾞いすダンスを披露
2017年9月2日奈良県国民文化祭・障害者芸術祭 開会式 皇太子同妃両殿下の御前にて車いすダンスを披露(東大寺大仏殿)
翌9月3日皇太子同妃両殿下行啓を当会が単独にて担当し(司会進行全てを当会理事長が担う)、車いすダンス披露し両殿下より、直接お言葉掛けを賜り、文化庁文化芸術による子供育成推進事業及び障害者の文化芸術活動内容をご説明する
宮内庁ホームページに掲載 https://www.kunaicho.go.jp/pag...
2018年 「障害者の⽣涯学習⽀援活動」に係る⽂部科学⼤⾂表彰
2019年 2018ジャポン×フランスプロジェクト ジャポニスム2018響きあう魂 フランスパリ公演
2019年10⽉1⽇ ⼀般社団法⼈としてスタートする。
2020年 2020 ICU 世界チアリーディング選手権大会
アダプティブアビリティーユニファイドヒップホップ部門 日本代表
2021年 文化庁 文化芸術による子供育成推進事業 ユニバーサル公演実施団体に採択される
2022年 日本テレビ放送 24時間テレビ45会いたい両国国技館ステージメイン企画にて車いすダンス出演
2023年 文化庁 文化芸術による子供育成推進事業 巡回公演実施団体に採択される
2022~2024年 中学校体育実技 教科書 車いすダンスにて当会画像が掲載
2025年 スポーツ・オブ・ハート in 2025大阪・関西万博 EXPOアリーナ「Matsuri」はるな愛さんと共演
2025年 EXPO 2025 大阪・関西万博 障害者の文化芸術国際フェスティバル(日本博2.0事業)に出演
代表者メッセージ
一般社団法人 ジェネシスオブエンターテイメント理事長の坪田建一です。
活動のきっかけは38年前に、私の同級生がバイク事故で脊髄損傷になり車いす生活になったことがきっかけです。
同級生が車いす生活になっても、大好きだったダンスをしたいと試みましたが、障害者がダンスができるのか?
当時はまだ否定的な意見もある中、活動をしてきました。
理由は車いす生活になっても生きがいを選ぶことができる。
好きなことができない、次世代の方々が私たちのような経験をしなくて済むように、
健常者とと同じくダンスというひとつの選択肢を創りたかったからでした。
先駆的な試みにて、この活動には国の継続的な補助金や支援は未だございません。
身体に障がいのある人も、ひとりの青年として、子供たちの未来を案じたり、社会へ貢献したい心を持って生きている人がいます。
障がいのある人が車いすダンスを通じて、職業とすることで責任を持って継続できる環境を創り、社会に貢献できる文化の創造を皆さまのご支援にて応援くださいましたら幸いに存じます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
寄付金の使い道について
・ボランティアスタッフの旅費交通費 学校講演会で使用するダンス衣装、演出機器(音響照明機材)
・各種資料の作成費用、団体の活動を安定的に継続していくための事務費用など。

