シープラスチックとは
シープラスチックとは、人間の不法投棄により生態系に入り込み、海に流れ着いたプラスチックです。陸地で捨てられたゴミ、海で捨てられたゴミ、いつかは海に流れ着きます。海で漂い、細かくなった破片はマイクロプラスチックと呼ばれています。砂に紛れたマイクロプラスチックは取り除くことは困難です。そうなる前に、プラスチックが海に流れ着かないことが必要です。不要になったプラスチックを捨てさせないためには、不要プラスチックに価値を付けることだと考えています。シープラスチック再生は一つの解決方法になると思います。
なぜシープラスチック再生を進めるのか
問題は、経済の仕組みが自然環境と一致していないことです。
人間の便利な生活と欲望に資金が流れる限り、自然環境は犠牲になり続けます。便利なプラスチックを使い捨てて、枯渇するまで資源を搾取するでしょう。マイクロプラスチック、磯焼け、放置山林、温暖化絶滅危惧、環境破壊、紛争。問題解決を誰かに頼るのではなく、私たち一人一人が現実を知り、自然環境が犠牲にならない経済が実現するように、人々の意識が変わることを目標とします。
そのためは、シープラスチックを再生することで、経済の循環に戻すことが必要です。それによる収益をシープラスチックの回収に充当することで自然界を侵食しているプラスチックを取り除く仕組みを構築したいと思います。これの実現のために、皆様のご理解とご支援をお願いします。
ご支援の使い道
Global Boardは、これまでビーチクリーン活動を中心に流域環境保全活動を行ってきました。あまりにも汚れた地球を少しでもきれいにして、動植物が繁栄する自然を維持に貢献したいと思います。
- 人間が汚し、壊してしまった自然を、ビーチクリーン、フォレストクリーンで野生の動植物が生きる環境に戻します。
- 多くの人に現実を知ってもらうために、現場での経験を研究し、その知見をワークショップやSNSで発信し、啓蒙活動を行います。
皆さまからのご寄付は、以下の活動資金になります。具体的には、ビーチクリーン器材の購入費、ボランティアの交通費、ワークショップの教材や資料の作成に使用させて頂きます。1,000円のご寄付を10名の方からいただければ、1台の代車を購入でき、ゴミ袋を片手にかがみながら行うボランティアの負担を大幅に軽減し、手では持てない大型ゴミの回収も可能となります。