グルー・バンクロフト基金は、1928年以来他国のリーダー達に伍して、日本の若者たちが国際的な分野で活躍できるように、優れた人材を育成するため、また日米両国民の友好関係の維持強化のために、90年以上にわたり200名以上の留学生の支援をしてきました。経常費用の8割以上が返済義務のない奨学金支給に使われ、事業資金は個人及び他団体からの年ごとの寄付や助成金に依存しております。皆様のご支援が日本の将来を担う人材の育成につながります。当基金は内閣府より公益財団法人の認定を受けておりますので、寄付してくださる方は、所得税の減免の特典を受けられます
グルー・バンクロフト基金は、日米相互理解の推進に尽力した戦前の二人の駐日米国大使の名を冠し、日本の高校卒業生の米国留学を支援することを通して、日本と米国の良好な関係を維持推進するとともに国際社会で有益かつ指導的な役割を果たす人材を育成することを目的とする公益財団法人です。
創設から90年、これまでに約200名の基金奨学生が40を超える米国の4年制大学を卒業し、民間企業、政府機関、国際機構、大学・研究所、メディア、市民社会団体等の多様な場で活躍してきました。今でも基金は毎年10名前後の奨学生を米国に送り出しています。
女性リーダーを支援する「捨松スカラシップ」を開設します
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女性の社会的地位向上を目指す女性リーダーを育て支援するための奨学金です。
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大山捨松は、明治政府から日本初の女子留学生として米国に派遣され、10年後の1882年にVassar Collegeを卒業し帰国。以来、女性の社会参画に立ちはだかる日本社会の厚い壁にチャレンジしながら生涯を終えました。
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それから約一世紀半、自らも捨松と同じようなジェンダーギャップを体験した捨松の曽孫久野明子氏(基金評議員)は、日本の女性が個々の能力を十分に発揮し、意思決定に自由に参加できる男女格差のない社会を築くために次世代の女性リーダーを育てていく必要を強く感じており、新しい奨学金設立をグルーバンクロフト基金に提案しました。
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この捨松スカラーの留学先は、捨松も学んだ、歴史的にも多くの女性リーダーを輩出している米国のリベラルアーツ大学6校を対象とします。(Barnard,Bryn Mawr, Mount Holyoke,Smith, Vassar, Wellesley)
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このスカラシップは分野を特定せずに、個々の能力を生かし、豊かで平和な社会の構築を目指す女性リーダーを育成、支援します。