公益財団法人動物臨床医学研究所(人と動物の会)

人と動物のより良い共存・共生をめざして~今こそ助けよう大切な命~

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「人と動物の会」は、獣医師により公益財団法人動物臨床医学研究所内に2011年に発足しました。動物保護施設“人と動物の未来センター・アミティエ”は、東日本大震災で福島県のシェルターで保護されていた被災犬及び猫を10頭受入れることから始まり、現在、鳥取県と連携して保健所で処分される運命の犬や猫を引き受けています。保護犬保護猫の健康状態をチェックし病気の治療や不妊手術、マイクロチップの装着、健康管理を倉吉動物医療センターの獣医師が行い、その後も週に数回アミティエを訪れ健康管理をしています。「人と動物の会」では、動物の保護活動と新しい飼主を見つける里親活動を中心に、動物愛護思想の向上と終生飼育の普及を目指し、動物との触れあいや講習会、相談会、動物愛護フェスティバルなどのイベントを行っています。

活動・団体の紹介

人と動物のより良い共存・共生をめざして!最先端の設備と技術を持った動物病院と連携

“アミティエ“とは、フランス語で友情、親切という意味。鳥取県倉吉市に動物保護施設「人と動物の未来センター・アミティエ」があり、動物の保護活動と新しい飼主を見つける里親活動を中心にフェスティバルやセミナーを開催することで動物愛護の普及啓発活動も行っています。

“アミティエ“の母体となっている公益財団法人動物臨床医学研究所は、前日本獣医師会会長であり、東京農工大学名誉教授の山根義久が、動物医療の向上と同時に、人と動物が共生できる未来を目指して設立した法人です。

そのため、最先端の設備と技術を持った動物病院と連携して保護犬・保護猫の健康を管理しています。

活動の背景、社会課題について

殺処分数の削減を目指し県と連携して活動を

「人と動物の会」は、獣医師により公益財団法人動物臨床医学研究所内に2011年に発足しました。東日本大震災で福島県のシェルターで保護されていた被災犬及び猫を10頭受入れることから始まりました。

現在は殺処分数の削減を目指して鳥取県、鳥取市と連携して、鳥取県内の保健所で処分される運命の犬や猫を引き受けています。

活動内容の詳細、実績について

保護した全頭にきめ細かな検査、治療を行い、新しい飼い主さんの元に届けることを第一に考えています

アミティエは鳥取県動物愛護センターとしての役割も果たし、鳥取県内の保健所に保護されている犬猫を受け入れています。

アミティエへの受け入れ時には、獣医師による健康診断やワクチン接種などを行い、病気や怪我が見つかれば治療を開始しています。また、全頭不妊去勢手術を行い、マイクロチップ装着も行っています。

その後も獣医師が週に数回アミティエを訪れ、動物たちの健康状態をみています。さらに譲渡にあたっては、里親を希望する方には必ず講習に参加してもらっています。獣医師から健康管理について、県から法律的な説明を行い、アミティエからは動物たちの日常生活と世話について詳しく伝えます。

また、動物に触れ、動物愛護の現状を知ってもらうことが、人と動物が共生する未来につながるとの考えから、地元の保育園や幼稚園、小学校の子供たちの見学も積極的に受け入れています。さらに譲渡活動を中心とした毎月フェスタや犬のしつけ方教室、動物愛護普及啓発活動としてチャリティーコンサート、セミナーを開催するなど積極的に行っています。

2016年、2021年と2回、クラウドファンディングに挑戦し、皆さまからのご支援のお陰で、1回目はドッグランの修繕費用を、2回目は第2ドッグラン及び新猫舎の整備ができました。他には動物関連の書籍を備えた子ども図書館の開設など、一歩ずつではありますが当初の目標が実現でき、内容が充実しつつあります。

メッセージ

 山根 義久 前理事長(東京農工大学名誉教授) 

「私は、長年獣医師として、動物臨床医学の向上と後進の指導に力を注いできました。 その長い年月を振り返った時、獣医師として動物の命を助ける仕事に携わりながら、実は私自身が動物に助けられてきたことに気づいたのです。 そこで、退職後は“動物愛護”一筋でやっていこうと考えました。 動物には、人の心を癒す力があります。子供の頃から動物に触れ、共に暮らす環境の中で、人は命の尊さを自然に学び、他者への思いやりの心を育組んでいくのです。 近年は医療現場においても、動物と触れ合うことの効果に注目が集まっており、動物介在療法の研究も進められています。 人と動物が真に共生できる世の中を目指して、これからも頑張っていく考えです」

寄付金の使い道について

保護犬・保護猫の食事代。病気の治療費、不妊手術代、マイクロチップ装着などのほか、保護動物は病気を持っていることが多く、その治療費に使われています。ほかにも犬舎、猫舎の冷暖房費、修繕費、ドッグランの維持管理、修繕費用などに使われています。

寄付控除について

動物臨床医学研究所は、内閣府より公益財団法人として認可されています。
「人と動物の会」は当財団の活動の一部です。
ご寄付いただきますと、税法上の優遇措置を受けることができます(詳細はホームページをご参照下さい)。

団体情報
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コングラント」で作成されています。
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