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障がいや病気のある方がもっと旅を楽しめる世界へ。「きっかけ」をつくる「宿泊招待 HAJIMARI」
任意団体HAJIMARI
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支援総額
5,065,000
101%
目標金額 5,000,000
ネクストゴール 8,000,000
サポーター
234
終了しました
2023年03月31日 23時59分 まで
「宿泊招待 HAJIMARI」は、障がいや病気があり、なかなか旅に行く機会がなかった方とそのご家族や大切な方をホテルへ無料招待し、旅行の時間をプレゼントする取り組みです。 ホテルume,yamazoeが始めた取り組みでしたが、「障がいや病気がある方の旅などの余暇の選択」を業界の当たり前にするために、ホテルの枠を超えたチャレンジをします。ぜひ寄付クラウドファンディングでご支援いただけたら嬉しいです。

宿泊ご招待「HAJIMARI」とは

■対象者

障がいや病気があり、なかなか旅に行く機会がなかった方とそのご家族や大切な方

■取り組み概要

障がいや病気があり、なかなか旅に行く機会がなかった方とそのご家族や大切な方をホテルume,yamazoeに招待し、1泊2日の旅行の時間をプレゼントします。

▼宿泊招待「HAJIMARI」詳細

https://prtimes.jp/main/action.php?run=html&page=releasedetail&company_id=54761&release_id=3&owner=1

なぜ「HAJIMARI」を始めたのか

はじめまして。任意団体HAJIMARIの代表の梅守志歩です。

なぜこの取り組みを始めたか。それは、私自身の体験からです。

私の家族には、急性白血病を患った妹と、後天性の重度の精神疾患を患った姉、あきちゃんがいます。

妹は快復し、健康に生活できていますが、あきちゃんは18年前、いわゆる「健常者」だったのが、ある日突然人格が変わり、重度の精神疾患となりました。今は2-3歳くらいの知能となり、日々家族でサポートをしながらお家で生活をしています。

この障がいが原因で、その時のご機嫌次第で、大声を出したり騒ぎ出してしまうこともしょっちゅうです。

ふたりは大切な家族の一員です。いろんな苦労もありましたが、その障がいや病気がきっかけで、自分の幸せが奪われたとは思っていません。

しかし、向き合う日々の生活の中で、周りの目や環境により、「本当はこうしたいのに」ができなかったり、違和感を覚えることも少なくありませんでした。

まわりの方にご迷惑になってはいけないから、と家族全員でそろって外食をするなんてとんでもなくハードルが高いし、旅行なんてなおさらです。今日はご機嫌がよさそうだね~と、一緒にレストランに行っても、(申し訳ないですが)お料理の途中で退席させていただくことも何度もありました。

本当の理由は、いまとなってはわからないけれど、もっと違う関わり方ができたんじゃないか、もしかしたら自分のせいで...と時々どうしようもなく、自分を責めたり、落ち込んでしまうこともありました。

どこに向ければいいかわからない違和感や憤りがあった時、私をほぐしてくれたのは自然であり、旅でした。

普段とは違う場所や、自然の中でリラックスして過ごすことで、自分自身をゆっくりと見つめ、心穏やかに、前向きに変わってこれたように。

この時間を通して誰かの「やってみたかったことができる」や、「少しほっとできる」きっかけや、「もう二度とないかもしれない時間」をつくるお手伝いをしたいと思い、この宿泊ご招待「HAJIMARI」を考えました。

訪れる人にとって、なにかのきっかけになる、”はじまる”時間になるように。

そんな気持ちを込めてこの取り組みを「HAJIMARI」と名付けました。

「HAJIMARI」のこれまでの活動実績

そんな想いを持って、宿泊ご招待「HAJIMARI」は、私がオーナーを務めるホテルume,yamazoeで2022年3月からスタートしました。

医療的ケアが必要なお子様や、身体が不自由で介助が必要な方、知的障がいや自閉症などで音を出しやすい方、また、外見的には見えづらくとも音や光に敏感な方など、様々な障がいや病気がある方など、昨年1年間で、11組48名のお客様を招待しました。

とても喜んでいただく様子を見て、こういった場所や時間は、すごく求められているし、「人が生きる」中で絶対に必要だ、ということを確信しました。

家族そろって、初めての旅行をされるご家族も多く、ホテルに到着してすぐは緊張されてるケースもしばしば。そこからゆっくりと場所の雰囲気を自分たちの中に取り込んでくださり、みなさん少しづつほぐれていき、笑顔が増えていきます。

そんなご家族のリラックスした姿を見てなのか、自然が近い開放的なロケーションだからなのか、たまたまなのか。障がいや病気があるお子様も、成人の方も、素敵な表情を見せてくれることが多いです。

機嫌がぐずりがちの方が、ずっと上機嫌だったり、いつもは食べられなかったものや量を食べたり、いつも歩けないような距離が歩けたり…。

一緒に来られたご家族が目を丸くして驚き、そして、とても嬉しそうに喜んでくださいます。

そんな、誰かの初めてや、気づきを生むきっかけも、生み出せつつあるように思います。

寄付クラウドファンディングを始める背景〜小さなホテルの取り組みから、業界の当たり前の選択肢にしたい〜

そういったお客様の様子を見て、この取り組みはとても喜ばれ求められている事だという確信しました。
一方で社会の実態として、まだまだ「障がいや病気がある方の「楽しい!」という余暇の選択肢が、かなり少ない」ということも痛感しました。

もっと多くの方に喜んでもらいたい。
障がいや病気があっても、旅や余暇を当たり前の選択肢にしていきたい。

小さなホテルで始めた取り組みでしたが、ひとつの文化を作るような、もう一段大きなゴールを目指したいと思うようになりました。

もっと大きな輪にしていくには、受入施設の拡充や仕組み作りが求められていることに気がつきました。

そのため、より安定した運営基盤構築にむけ、運営組織の設立やファンドレイジング(資金調達)の実施を決めました。

運営組織については、ホテルume,yamazoeと組織を分け、「任意団体 HAJIMARI」を設立。準備が整い次第、社団法人化も検討しています。

同団体で、障がいや病気をお持ちの方をお迎えする上での必要なハード・ソフトのナレッジの集約や、安定的に取り組みを続けいく上で必要な財源確保などを目指します。

▼任意団体 HAJIMARI について詳細
公式サイト

https://hajimari-project.com/
Instagramアカウント
https://www.instagram.com/hajimari_project/

寄付クラウドファンディングでいただいた支援の使い道

今回いただいた支援は、任意団体 HAJIMARIの運営費用や2023年に開催する HAJIMARI(全6回開催/12組受け入れ想定)に活用します。

「選べる選択肢が少ない」状況を打破するには、障がいや病気がある方を受け入れる施設が増えることが重要であると感じています。

ただ、受入施設側のまとまった情報やモデルケースが、今あまりにも少ないことも事実です。

そこで、手探りではあるのですが、まずは私たちがそういったモデルケースになっていくべきだと考えました。

いただいたご支援を活用し、ナレッジを整備し広げます。

また長く続けていけるよう、携わる人も続けやすい安定的な運営体制を構築します。

小さくでも動き続けてきたこの活動がいつか大きなうねりの原点となるように。

実際に動いたからこそ、見つけることのできた気づきや兆しを大切にしながら、丁寧に形にしていければと思います。

気になった方は、ぜひご協力いただけたら嬉しいです。

団体情報
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