一般社団法人羽田のこのこは、2023年6月に子ども食堂「のこのこ食堂」を開設し、現在まで2千食を超える食事と学習支援等を行ってきました。現在までの取組みを通じて、今後は、さらに発達支援を充実し、子どもたちを支える人材育成にも取り組んでいくため、非言語プレイセラピーである「箱庭療法」のブースを子ども食堂に併設したいと考えています。箱庭療法のブースでは、専門家の指導のもと、地域の学校や小児科医とも連携し、安価で安心な「箱庭療法」を体験できる施設として子どもたちの心のケアをしていくとともに、幼児教育専門学校や幼稚園・保育園、特別支援教室、保護者など、子どもたちを支える大人の方にも「箱庭療法」の体験や研修を行ってまいります。皆さまの温かいご理解とご支援を、どうぞよろしくお願い致します。
活動・団体の紹介
一般社団法人羽田のこのこは、地域の中での子どもたちの学びや育ちを支援するために活動している非営利の一般社団法人です。発達支援・学習支援・居場所づくり・保護者支援などの拠点として2023年6月から子ども食堂「のこのこ食堂」を開設しました。
活動の背景、社会課題について
経済的な理由や家庭環境などにより、子どもたちの経験の格差が広がっています。「食」や「遊び」「学び」の経験を広げることで、非認知能力を高め、社会への信頼感を育てていかなければなりません。そのためには、安全な環境で学校や年齢の枠を超えたコミュニケーションが大切です。そして、何よりも子どもたちを支える大人たちのネットワークを広げていく必要があります。
活動内容の詳細、実績について
◇子ども食堂「のこのこ食堂」 2023年6月開設 2024年3月現在で日替わりメニュー2000食以上を提供しています。
◇学習支援 毎週・火曜日と金曜日には夕方5時～22時の間、自学自習や宿題などの学習支援を行っています。
◇経験の支援 夏休み・冬休み・春休みなどの長期休暇中には宿題だけでなく、工作やまち歩き、ワークショップなどの経験の支援を食事付で行っています。
代表者メッセージ
一般社団法人羽田のこのこ 代表の渡司と申します。地元の萩中商店街で「のこのこ食堂」を開設したことで、商店街の福祉的機能に気づきました。商店街の方々のご協力もいただき「見守る・気付く・つなげる・支える」拠点として、子どもたちと一緒に成長していきたいと思います。
寄付金の使い道について
「箱庭療法」のブースの開設のための物品購入やレイアウト変更、そして、安定的な「子ども食堂」の運営費用として使わせていただきたいと存じます。
