笑の内閣
任意団体

笑の内閣「12人の生まない日本人」の再演ツアーを実現させたい

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支援総額
642,000
91%
目標金額 700,000
サポーター
57
残り
31
2025年06月02日 23時59分 まで
この公演は2024年5月30日~6月3日・京都にて上演されました。今話題になっている「反出生主義」をテーマに、なぜ日本は少子化なのか?そして反出生主義とはなんなのか?を問う「12人の怒れる男」以来の伝統の「12人による密室会議演劇」です。 京都公演は大盛況のうちに終わり、この作品をもっと多くの方に観て頂くため、東京公演を実現させたい・・・しかし、その為の資金が不足している・・・皆様の支援をお待ちしております。

笑の内閣とは?

「笑の内閣」は、脚本家・演出家の高間響が代表を務める劇団で、2005年から京都を中心として活動しています。

これまでの作品では、実寸大リングを組み、役者が本当にプロレスをするプロレス芝居と、風刺時事ネタ芝居という両輪の作風で、北は北海道から南は福岡、海外ではソウルなど、様々な場所で公演を行なっております。時事ネタコメディには定評があり、風営法によりダンスが規制されている問題を扱った「65歳からの風営法」は、来場した現職国会議員から「風営法の問題点が非常に良くかけており、改正反対の議員に見せれば説得材料になる」と言われ、「審議中の法案の可否を巡る芝居を永田町で公演する」という憲政史上初の快挙を成し遂げました

COVID-19の流行時には配信公演も積極的に展開。もし戦国時代にZOOMがあって、織田家臣団がオンライン軍議中に本能寺の変が起きたらというシチュエーションで配信した「信長のリモート(あのラサール石井氏も出演)」や、実際にメロスが10キロ以上走るのを中継する「お正月だよ走れメロス」など、馬鹿馬鹿しい配信を展開。現在、動画プラットフォームシラスに、チャンネルを開設し、様々な放送をしています。

HP https://warainonaikaku.wixsite.com/index

ツイッター https://twitter.com/warainonaikaku

動画プラットフォーム「シラス」にてチャンネル『タカマニズム宣言』放送中
笑の内閣のタカマニズム宣言 | シラス

アフタートークには演劇関係者だけでなく、社会学者宮台真司氏や思想家の内田樹氏、参議院議員の福山哲郎氏など、学者や政治家などさまざまなジャンルの人を招いていおり、高い評価を得ています

主な受賞歴

2009年 kyoto演劇フェスティバル短編部門最優秀賞
2013年 国際コメディフェスティバル コント部門優秀賞
2014年 こりっち舞台芸術まつり 準グランプリ

「12人の生まない日本人」とは

■あらすじ

鉄道はとうの昔に廃線、車で50分かかる隣町の大型イオンまで行かないとまともに買い物も出来ないとある山間部の田舎町堂島町。少子化も顕著で、町内5つの小学校はいずれも3桁を割り込んだため、役場は小学校を一つに統廃合し、小中一貫校を設立しようと計画していた。

その賛否を問うため、若手職員の提案により、25−45歳の子育て世代の町民をランダムに集め意見を求めるくじ引き民主主義会議を導入する。
役場職員2名と集められた10名によって始まった会議。各々賛成反対の意見を述べていく中、一人の男が待ったをかける。
その男の主張は、「そもそも行政が、子育て支援をすることは倫理に反する。子供を作ることは反道徳的だ」という「反出生主義」であった。

■「反出生主義とは」

全ての子供は、「生まれて良いかという同意なしに、子供が欲しいという親のエゴによって強制的に誕生させられた」以上、人間は生まれない方がよく、子供は作るべきではないという思想。

さらに生まれた子供が結果的に幸せな人生を歩めたとしても、辛さゆえに親に対し「生まれてきたくなかった」と思う子供がいる一方で、「生まれてさえいれば幸福な体験が出来たのに、なぜ生んでくれなかったのか」と抗議する子供は存在しない。ならば、子供は作らない方が合理的であるとされる。
古代から多くの哲学者が訴え、南アフリカの哲学者、デイヴィット・ベネターの著書「生まれてこないほうが良かった(2006年)」は全世界で注目を集め、大ヒット漫画「進撃の巨人」の、主人公エレンの異母兄、ジーク・イェーガーによる「エルディア人不妊化計画」など、創作物にも取り上げられるなど、多くの人が生きづらいと思う世の中も相まって日本でも急速に支持者を増やしている。

活動内容の詳細、実績について

【「12人の生まない日本人」紹介動画】

https://youtu.be/SZY0cYUZnvo?si=HYU262V4vTAfNOPe

スケジュール

2024年

5月30日(木)〜6月3日(月)
​会場:THEATRE E9 KYOTO(京都府京都市南区東九条南河原町9-1)

チケット

【一般】早割:3,000円 / 前売:4,000円 / 当日:4,500円
【U25】早割:2,500円 / 前売:3,500円 / 当日:4,000円
【高校生以下】500円
【アフタートークゲスト権利付きチケット】30,000円

出演

髭だるマン
由良真介
(以上、笑の内閣)
ガトータケヒロ(シイナナ)
川上唯(劇団しようよ)
合田団地(努力クラブ)
香村彩矢
白石幸雄
鈴木翠(まどり)
高瀬川すてら(劇団ZTON)
土肥希理子
HIROFUMI
宮本伊織

スタッフ

【舞台監督】小野かっこ
【照明】渡辺佳奈
【音響】島﨑建史(ドキドキぼーいず)
【宣伝美術・写真撮影】脇田友(スピカ)
【映像記録・配信】竹崎博人(Flatbox)
【運営補助】葛川友理(劇団トム論) 
【制作協力】谷口静栄、岩木すず
【制作】秋津ねを(ねをぱぁく)
【演出補佐】立山広之輔
【稽古場サポート】ヤマナカサヨコ(プロトテアトル)、山中麻里絵(まどり)
【主催・企画製作】 笑の内閣
【提携】THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)

「シラス」にて配信中
12人の生まない日本人 再放送 | 笑の内閣のタカマニズム宣言 | シラス

感想のまとめ 

https://posfie.com/@hibiki_takama/p/a4WVlYo

アフタートークゲスト

森岡正博(哲学者、早稲田大学教授)

https://www.youtube.com/live/cCaGgpTSDJo?si=Oi-oT7wvO32J9gjp

西田シャトナー氏(劇作家、演出家)

https://www.youtube.com/live/ohuWDUVMkyU?si=yz1NUwczpdtwGTZX

小島和男氏(学習院大学哲学科教授、「反出生主義入門」著者)

品田遊氏(ライター、小説家、漫画原作者、「ただしい人類滅亡計画」著者)

https://www.youtube.com/live/adhxDCevpPI?si=foFVX7f5ruEt9d1g

御田寺圭氏(文筆家)

https://www.youtube.com/live/2IQpjPaxErQ?si=w702jgIZklcjcpfu

【劇評大賞】

「劇評大賞とは?」
どんな人でもネットにコンテンツの感想を書ける時代。にも関わらず、「劇評」は減る一方。
それどころか、作品を発表しておいて「批評されることを嫌がる」演劇人までいる始末。
それでは作品のためにならないという思いがあり、笑の内閣では、積極的に劇評を募集しました。
劇評一覧

https://warainonaikaku.wixsite.com/index/%E5%8A%87%E8%A9%95%E3%82%92%E8%BA%AB%E8%BF%91%E3%81%AB-12%E4%BA%BA%E3%81%AE%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%81%AA%E3%81%84%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E5%8A%87%E8%A9%95%E5%A4%A7%E8%B3%9E

代表者メッセージ

はじめまして。私、笑の内閣で代表をしております、髭だるマンと申します。皆様は、この「反出生主義」という言葉を目にしてどう思ったでしょうか?拒否感や嫌悪感を抱く方もいるかもしれません。そういった方々は、とても幸せな家庭で育ったのでしょう。それはとても素晴らしい事です。

ですが、世の中は必ずしも幸福な家庭ばかりではありません。子どもが犠牲になるような痛ましい事件は無くならないし、望まない妊娠によって産まれる子どもが存在する。そういう意味では「反出生主義」という考えは、一番子どもたちの事を考えた思想なのかもしれません。

我々は、子どもを作るという事、そして子ども達が幸せに生きていく社会というものを今一度考えなくてはならないのではないか?と、こんな内容で果たしてコメディとして成立するのか?と思われるかもしれませんが、ご安心ください。しっかりと「反出生主義」について紹介しつつ、笑えるシーンもふんだんに盛り込まれ、一つの作品として見ごたえのある作品となっております。

この作品は「反出生主義」という思想を肯定もしなければ否定もしません。あくまでも、こういう考えがあるんだよと、いうことを皆様にお伝えし、知ってもらった上でどのように感じたのか?それを京都だけでなく、首都・東京で行いたいと思っています。また、目標額として70万円に設定していますが、もし150万円まで達成した場合は、作家・演出家の高間の地元、札幌でも行いたいです。他、大口の支援者の方がいらっしゃったら、相談次第でご希望の都市での上演も可能です

どうか、皆様のご助力をよろしくお願いいたします。目標金額を達成した際には、速やかに初演メンバーのスケジュールを抑え、劇場の確保を開始します。

寄付金の使い道について

前回公演の「12人の生まない日本人」は収支としてはほぼ+−0でした。再演にあたっても、地元・京都では絶対に公演を行うのでそこは収支0になりますが、遠征を行った場合赤字が予想されます

東京公演を行った場合 

追加の人件費 50万円
劇場費約50万円
交通費輸送費25万円
宿泊費30万円
収入
客単価平均で3300円×有料動員見込み250名=83万円 
約70万円の赤字予想

 札幌公演を行った場合
追加人件費 50万円
劇場費 約30万円
交通費輸送費宿泊費 50万円
 平均客単価3300円×動員見込み150名=50万円
約80万円の赤字予想

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