光JSみらい

外国ルーツの子ども5人に、2年間の日本語授業を届けたい!

支援総額
266,500
24%
目標金額 1,080,000
サポーター
21
終了しました
2023年01月31日 23時59分 まで
日本語学習を必要としている外国ルーツの子どもたちに、2年間の日本語授業を提供する「みらいっこサポート」を行います。この制度を利用して日本語を勉強する5人の生徒の授業料を集めます。ご支援よろしくお願いします。
2022-12-26 14:46
スタッフ紹介 ちえ『アメリカでの子育てから』
光JSみらいで活動するスタッフたちを紹介します。

スタッフ紹介 ちえ『アメリカでの子育てから』

光JSみらいのスタッフのちえです。

コロナが始まるまで3年間ニューヨークのクイーンズで子育てをしていました。

 

日本の外国ルーツの子どもたちの話を聞くときは、いつも我が子がアメリカにで現地校に入った頃(渡航二日後に入学しました)を思い出します。

6歳の長女は、保育園を卒園したばかり。

日本で英語を習ってはいたものの、アメリカの学校生活で使う語彙や表現とは全然違って、役に立たなかったと後々言っていました。

 

長女は全く英語が話せなかったので、学校側の配慮でアメリカ生まれの日本人の子と同じクラスにしてもらいました。

それでも何を言われているかわからない、言いたいことが伝わらない、というストレスは非常なものでした。

 

学校に行く日の朝、家の玄関まで行っても、登校したくなくて靴を投げ捨てて隠れたり、学校から「日本語で泣き叫んでいるけれど、なんて言っているのか」と電話がかかってきたりしました。

電話をかわってもらうと、「帰りたいから今すぐ迎えに来て」と泣いていました。

当時は家でも「どうして私をアメリカに連れてきたの」と泣いていて、親として胸が痛くなりました。

 

ENL(English as a New Language)という英語が母語でない子どもたちのための取り出し授業が充実している学校で、アセスメントで必要なコマ数が決められ、最初は一週間に9時間程度、少人数の取り出し授業を受けていました。

 

取り出し授業で、英語の読みと発音の基本となるフォニックスをみっちり教わり、子どもの英語力レベルに合わせた本が学校から貸し出され、その音読が毎日の宿題でした。

 

日本語の読み書きができたので、英語の本にも興味をもち、バイリンガルの家庭教師に毎週1時間、英語の本を音読してもらいました。

 

現地のKUMON教室の英語の教材は、大量の宿題を大変がってはいましたが、レベルに合わせたスモールステップで力がつきました。

 

近所に年の近い子どもたちがいて、ほとんど毎日放課後遊んでいて、遊びを通して英語を覚えていけたのもよかったと思います。

 

3年目には取り出し授業の必要がなくなりましたが、もとから日本語でレディネスができていたことも大きかったと思います。

 

4歳で渡米した次女は、英会話は担任の先生と口げんかするほどになりましたが、日本語での読み書きができなかった分、英語の読み書きは最後まで苦労しました。

日本に来た、日本語が母語でない子どもたちが、日本語を身につけられるかどうかは、どんな環境におかれるかが非常に重要だと思います。

 

言葉ができると学校生活や友達との交流がぐんと楽しくなりますし、自分がどんな人間なのか表現でき、新しい知識がどんどん入ってきます。

 

みらいっこたちの通う学校環境は変えられないけれど、週一回、子どものレベルに合わせたオンライン授業をすることで、得意なこと、自信を持てることを増やすことができます。

 

是非皆さんにも一緒にチームとして、子どもたちの成長を応援していだけると嬉しいです!

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