活動・団体の紹介

Happy Japan Project (以下、HJP) は、パラリンピックアスリートならびにパラリンピックを目指すアスリートと連携、協力し、全国の学校や企業に対して講演活動やスポーツ交流イベントを行い、「命の大切さ」や「最後まで諦めないこと」、「夢」、「感謝の気持ちを持つこと」を伝えることで障害者と健常者の心のバリアフリーを行うものであります。これまでに全国の小中学校での教育講演会の開催、福祉施設やがんセンターへの訪問、パラリンピックアスリートとのトーク交流イベント、音楽を通じたイベントの開催など積極的に取り組んで参りました。
一方、社会活動として「一人一人がサンタクロース」と題し、毎年恒例のクリスマスチャリティーイベントを長年続けてまいりました。クリスマスチャリティーイベントは第1回は東京都と連携し、オリパラ招致委員会の正式イベントとして開催し、今年で17年目になります。パラリンピック選手のみならず、プロのアーティストやダンサーなど多方面のプロフェッショナルと連携して子ども達に日常では味わう事が少ない体験とワクワクを提供し続けております。
活動の背景、社会課題について




「クリスマス」は子供にとって特別な日
私達がイメージするクリスマスはどんなものでしょう。12月に入り街が慌ただしくなっていく頃、イルミネーションが輝き、お店のBGMがクリスマスソングに変わるとドキドキし始めていました。クリスマスイブはサンタクロースに会いたくて夜遅くまで起きていても、眠気に勝てずに眠ってしまい、朝には綺麗に包装されたプレゼントが置いてある。そんな特別な日を、子ども達だけではなく、日常を支える施設のスタッフの方たちと一緒に楽しんでほしい。子どもの喜ぶ顔を引き出すイベントを作って忘れられない思い出にしてほしいという想いで生まれたイベントです。障害を持たれた子ども達の施設は日常を普通に過ごすことが困難な事が多いので社会のサポートが必要です。毎日は出来なくても、賛同者の皆様と共にこの特別な日を作るお手伝いになれたらと思い毎年恒例行事として続けております。
一人一人がサンタクロースとは
NPO法人Happy Japan Projectでは、2008年より毎年クリスマスの時期に、日野市にある知的障害児施設「七生福祉園」のこども達とクリスマスチャリティーコンサートを開催してきました。さらに今年から活動17年目にして6施設に増やし、400人以上の子ども達に音楽&ダンスコンサートとクリスマスプレゼントを届けております。
スノッピー SNOPPY~Snow island pop&happy~

「スノーアイランドポップ&ハッピー」の略
Christmasチャリティーイベントの為に一日だけ結成するスペシャルバンド。
全員プロ&プロ経験者。今年は子供の心をつなぐゲストも参加。
池永 憲彦 (KAZUHIKO IKENAGA) / from「PRANK PLAN」 : ミュージシャン&実業家
松瀬 一昭 (KAZUAKIMATSUSE)/ from「PRANK PLAN」 : シンガーソングライター
鈴木 あい (Al SUZUKI) / シンガーソングライター : ピアニスト
梅村 和史 (KAZUSHI UMEMURA) / from「PLANK PLAN」 : ギタリスト
勝 竜人 (RYUTO KATSU) : ドラマー&パーカッショニスト
池永 将大 (MASAHIRO IKENAGA) : 思いやりの優しい心を持つスーパー小学生
※メンバーは臨機応変に変化します
Special Guest ANRI(プロダンサー)

様々なアーティストのバックダンサーの経験を活かし、関ジャニ∞や水樹奈々など多数のアーティスト、また渡辺直美出演の映画LA LA LAND日本版CMの振付や演出などを手掛ける。現在もクラブシーンでも意欲的に活動し、表現のフィールドは多岐に渡る。また、仲間と共に立ち上げた自身のダンス団体C-crewにてリーダーを務め、埼玉県・鶴ヶ島にてLove Dance Studio Treesをオープン。振付や演出の他にダンサー人材の派遣をし、育成にも力を入れている。
PRANK PLAN

Vo. MASSE /Vo. KAZU / Gt. UME / with miyake(mihimaruGT)
~業界初のエクササイズスタイル×美容×エンタメLIVE~
2023年2月にプロデビュー経験がある池永、松瀬、梅村の三人と「気分上々↑↑」が大ヒットし紅白歌合戦にも2度出場しているmihimaruGTのmiyakeを迎えた4人で結成され、純烈コンサートの前座として初コンサート。 約2000人の会場を沸かし即日解散。
その後、業界初の美容と音楽、エクササイズを掛け合わせた参加型エンタメユニットとして再結成。mihimaruGT miyake氏を美容プロデューサーに「オジさんの美容」を掲げた「つやオジプロジェクト」には音楽だけではなく美容、筋肉、ダンス、それぞれの分野の一流専門家が集まり、全く新しい形の音楽ユニットが誕生。「エクササイズスタイルのLIVE」は初めて参加するものも、いつの間にか踊らされ、引き込まれている。
活動領域は狭く、「せっかくなら良い事をしよう」を掲げて神出鬼没に現れる。地域イベントや子ども達の施設に現れる事が多い。



スノッピー×PRANK PLANが2024年に活動した内容について以下に報告いたします。
2025年の活動 ~皆様からの応援金で3か所の施設でPRANK PLANのコンサートを届けました~
1月31日 品川区立障害児者総合支援施設「ぐるっぽ」(@ぐるっぽ) にライブコンサートを開催
「ぐるっぽ」は初めての施設で、HJPの活動を応援してくださっている方にご紹介いただき、施設のご担当様にもお会いしてこれまでの活動と今後さらに施設でのイベントも増やし広げていきたい旨をお話しさせていただきました。ぐるっぽは音響や照明も揃っており、この場所なら本格的な生の音楽を届けられると確信し、冨樫様からもぜひやりましょうというお言葉をいただけ今回の実現に至りました。
利用者の中には音に敏感な方もいらっしゃいますので、特に生ライブが初めての方は大きな音は驚かれることが考えられます。楽しいはずの音楽が怖いものになってしまっては意味がないので、曲の構成を音に慣れる様子を見ながら後半に向かって徐々に盛り上げていく流れにしました。
今回のコンサートがこれまでと大きく違うところは、初の会場で参加してくださる皆様が初めて演者の我々を見ることでした。緊張感漂う会場内にHJP小堀理事長の「こんにちはー」の声が響きました。子供たちは戸惑いながらも2 回目の「こんにちはー」には大きな声で応えてくれ、少し緊張が解けたところで、まずはゆっくりと話しかけながら1曲目の演奏をしました。また今回はPRANK PLANメンバー池永さんの6歳の息子にも参加してもらい、子供がいることで、会場の空気感が和むような工夫もしました。
そこからも曲の前にしっかりとMCの時間を設けつつ、コミュニケーションをとりながら進め、特に「夢をかなえてドラえもん」ではみんなで大合唱。続く「パプリカ」では子供達も知っている曲、振り付けで全員立ち上がりダンスタイムになりました。そこから同様で落ち着いた後、プロダンサーANRI さんも参加して盛り上がる曲を演奏すると、全員で踊って飛び跳ねて大盛り上がりでした。子供たちのキラキラした目で楽しんでくれている姿にこちらが元気をもらいました。
そんな中、アンコールももらって大きな拍手の中無事にコンサートを終えることが出来ました。
●2025年7月20日 子ども食堂「あんしん子どもカフェ東町」
(@アミダステーション) イベントを開催
2024年3⽉に開設された⼋王⼦の⼦ども⾷堂「あんしん⼦どもカフェ」を主催者様とのご縁で昨年8⽉に初めて演奏をさせていただき、今年も引き続き同様のイベントを開催させていただきました。同カフェは、毎⽉第3⽇曜⽇に30⾷限定で開催されている⼦ども⾷堂で、今回のイベントは事前のSNSでの告知効果もあって当⽇は満席となりました。
マットを敷き、⼦どもたちが⾃由に⾶び跳ねて遊べる空間を演出した会場には親⼦連れが次々と訪れ、今か今かとライブを待ちわびる様⼦が印象的でした。曲目は⼦どもたちに⼈気の楽曲を中⼼に構成。冒頭からANRIさんに登場していただき、準備運動を兼ねてダンスで⼦どもたちを巻き込むスタイルでライブを開始しました。特に「Bling-Bang-Bang-Born」では⼀緒に踊り、⼤変盛り上がりました。その後、「パプリカ」「夢をかなえてドラえもん」と演奏し、⼦どもたちは踊ったり「ドラえもん」と⼀緒に歌ったりと、とても楽しそうに参加してくれました。
次は⼤⼈向けに「らいおんハート」をカバー。アコースティックギターに合わせて歌唱したところ、懐かしい楽曲にスタッフや保護者の⽅々にも⼤変喜んでいただけました。
後半はANRIさんにが⾳源に合わせたフリーダンスを披露。⼦どもたちも⼀緒に盛り上がり、そのまま⼀緒に踊れるオリジナル楽曲で会場は⼤盛り上がりに。会場全体が⼀体となってライブを締めくくりました。
昨年に⽐べ⼦どもの参加⼈数は増加し、終始元気に⾶び跳ねたりみんな思い思いに楽しんでいたのが印象的でした。
最後にご来場者様にはモスバーガー様よりご協賛いただいた⽔筒をお持ち帰り頂き、⼦ども⾷堂には同社様のプレゼントをご⽤意させていただいて、ご来場者様、並びにスタッフの⽅々に⼤変喜んでいただけました。
●2025年10月19日
第3回弘済学園コンサートを開催
今年で3年連続、3回目となります弘済学園に今年も伺い生演奏をさせて頂きました。開演前に、小堀理事長からご挨拶を頂きました。理事⻑が「歌ってくれる⼈?」「踊ってくれる⼈?」と明るく声をかけると、⼦供たちは元気いっぱいに「はーい」と反応し、⼼から楽しむ準備が出来た様⼦でした。
そんなムードの中で、1曲⽬の学園天国では「イエーイ」の掛け声を⼀緒に出して盛り上がりました。次の「夢をかなえてドラえもん」は⼦供たちに大⼈気の定番曲で、今回もみんなで大合唱となりました。続いて「パプリカ」では⼦供たちも⽴ち上がりみんな上⼿に踊っていました。
パプリカの後は童謡でゆったりとした時間が流れ、その後、ダンサーのANRIさんが登場。子供たちやその保護者様、職員の方々もオリジナル準備体操を⼀緒に体験して⾝体がほぐれたあと「Bling-Bang-Bang-Born」の楽曲に乗ってANRIさんが思いついた動きやダンスにみんなでついていくというスタイルで進め、子供たちが必死になって楽しそうに着いてきていました。そこからはアップテンポで振り付けもある曲を演奏し⼦供たちもますますヒートアップ。⾒よう⾒まねで体を動かしたり、音に乗って飛び跳ねたり、会場は大盛り上がりとなりました。そしてアンコールでは「にじ」を演奏、⼤合唱となり幕を閉じました。
ライブ終了後には、施設の⼦供たちから自分たちが育てたハーブを使用し商品化されているハーブティーやランチョマットのプレゼントをいただきました。
弘済学園関係者の皆様からは何度も感謝のお⾔葉を頂きました。特にライブ冒頭のMCで「ただいま」と⾔ってくれたことが嬉しかったと伝えてくださったり、ジャンプを繰り返す楽曲については「⼦供たちは縦にジャンプすることが得意なんです。なので、あの曲の振り付けはすごくいいです。」と⾔っていただけたりしました。
2025年 クリスマスチャリティーイベント企画
クリスマスコンサート2025 ~一人一人がサンタクロース~
vol.17
・プロのアーティストが終結してこの日の為に特別に組んだバンド「スノッピー」で生コンサート、七生福祉園では生ライブで音楽とプレゼントを届け、その他の施設は配信ライブで音楽とプレゼントを届けます。
●クリスマスプレゼント・・それぞれの施設の要望を確認して施設に合ったプレゼントを届けます



対象施設 : 七生福祉園 / 弘済学園 / 勝山学園 / もえぎの会 / あんしん子どもカフェ東町 / ぐるっぽ
クリスマスコンサート企画
イベントの概要
◆日程 : 令和7年12月20日 (土) ※他施設は動画でお届け
◆場所 : 七生福祉園
◆出演アーティスト : 池永憲彦 / 鈴木あい / 松瀬一昭 / 梅村和史 / 勝竜人 / 池永 将大
◇特別ゲスト : ANRI (プロダンサー)
◆主 催 : NPO法人Happy Japan Project

配信ライブ企画
(訪問LIVEは子ども達の顔が映ってるので配信のみの支援者限定動画となっています)
HJPの過去の活動実績
◆七生福祉園 クリスマス チャリティー イベント
一人一人 が サンタクロース(2008年~2024年)
https://www.youtube.com/watch?...
◆知的障害者施設を中心としたライブイベントの開催
弘済学園、もえぎの会、あんしん子どもカフェ東町、ぐるっぽなど
◆夢を翔ける~パラリンピックアスリートからあなたへ~ 2008年
東京プリンスホテル~日本初 北京パラリンピック 前の選手主体のトーク交流 普及イベント~
◆夢を翔ける~オリンピアン・パラリンピアンからあなたへ~ 2009 年
バンクーバーパラリンピック選手の壮行会~ ホテルニュー オータニ
◆ヤクルトスワローズ × HJP 「パラリンピック 応援 DAY」神宮球場始球式
東京都 × HJP パラリンピック写真展(越智貴雄)都庁1F
◆谷真海講演会 (全国小、中学校・大学文化祭・創立記念事業、市の教育講演会など)
JICA × HJP 渋谷早朝ごみ拾い 2007年~
代表者メッセージ
私たちNPO法人 Happy Japan Project は2010年にパラリンピックムーブメント推進事業、パラリンピックアスリートとの協働事業、社会福祉施設への支援・協働事業を柱として設立致しました。
この法人設立の1年前の12月に東京都の知的障害者施設の子供たちへ向けたクリスマスチャリティーコンサート「一人一人がサンタクロース」を開催致しました。
当イベントはプロミュージシャンのLIVEに来られたお客様から届けられたプレゼントを施設に届け、コンサート&ダンスで子供たちと触れ合うイベントになります。
HJPではこれまで毎年欠かさずに開催してきた主要イベントであり、子供たちが笑顔になれるように新しい企画を交えながら継続して参りました。
毎年12月が近づくと子供たちはワクワクしながら当日を楽しみに待っているようです。
イベント終了後には子供たちや施設関係者の方々から感謝のお手紙やDVDをいただき、HJP会員一同の心が温まります。
6年前のコロナウイルス感染症の発症により外部の人間が施設に入ることが出来なくなりましたが、その期間はライブ配信とライブ動画で開催を継続して参りました。それと同時にHJP会員以外の方々にもこのイベントを知っていただきたく、ファンドレイジングでのイベントを企画しました。
この結果、大変多くの皆様にご協力をいただき、通年よりも多くの施設、子供たちにクリスマスプレゼントを届けることが出来ました。
現在は外部の人間の施設への立ち入り制限もなくなり、対面でのクリスマスイベントとなる事も決定致しました。つきましては、趣旨にご賛同のうえご寄付いただけますよう心よりお願い申し上げます。 NPO法人Happy Japan Project 理事長 小堀光由

寄付金の使い道について
NPO法人Happy Japan Project主催「一人一人がサンタクロース」の運営は、皆さまからのご支援で成り立っています。10年目までは七生福祉園のみでしたが、少しでも喜んでもらえる子供達を増やしていく為に11年目から5施設、そして今年17年目からさらに数を増やし、現在6施設にまでなりました。毎年子ども達に喜んでもらえるよう、プレゼントもこちらからの一方的なものではなく、必ず施設の方に確認し要望に合わせたものをお届けしております。
皆さまからのご寄付は
●「子ども達へのクリスマスプレゼント」
●「クリスマスイベントの運営」
「毎年届けるクリスマスコンサートの開催にかかる音響機材費、配信、動画制作等の費用」
●配信しか出来なかった施設に、クリスマス以外にリアルのコンサートを届けにいく費用
に遣わさせていただきます。(2026年1月30日にぐるっぽ様にてコンサートを予定)
そしてこの活動は今後も継続し、広げていきたいと思っております。
皆様からの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
一人一人がサンタクロース 発起人&HJP福祉委員会委員長 池永憲彦



