私たち「特定非営利活動法人市民活動さぽーとねっと」は、山口県防府市で、ひとり親家庭を対象にした食料品や日用品を自由に受け取れる場所「コミュニティフリッジ(公共冷蔵庫)」を運営しています。
中国5県休眠預金等活用事業の助成を受け、2021年11月のオープン。これまで、146の寄付者(個人・団体)から約2万品の食料品・日用品の寄付を受け、運営しています。(2022年9月末時点)
2022-10-03 13:55
コミュニティフリッジは「まちづくりの仕組み」
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コミュニティフリッジの仕掛け人、一般社団法人北長瀬エリアマネジメント
代表理事 石原 達也様より、応援メッセージをいただきました!
防府で取り組んでくださっている北長瀬方式のコミュニティフリッジは
福祉の取組やフードロスの取組という視点もありますが、
一番は「まちづくりの仕組み」だと思っています。
同じまちに暮らす人の中に、コロナの影響で仕事を失ったり、苦しい想いをしている人がいる。
特にひとり親家庭などの親子にはコロナだけでなく、円安による物価高騰など影響が続いています。
そのことを報道やネットで知り「なんとかしたい」と思っても、
「どうしていいのか、わからない」という人も多いと思います。
また自分が助けてもらう立場になって考えると
受取りに行くこと、支援をしてほしいと言うことも簡単ではありません。
「なにかしたい」と思う側も押し付けや上下の立場になってしまうことは本意ではないと思います。
そこで双方の匿名性をDXによる無人運営、受取と受け渡しを分けるという方法で担保しているのが
この取り組みです。
もっと多くの人が助け合いの輪に気軽に参加し、その分だけ継続してける方法を目指しています。
しかし、仕組みを維持するためにはその繋ぎ役の継続も大切です。
ぜひ、まちづくりの支え合いの仕組みが防府に根付くように、ご支援をお願いいたします。
一般社団法人北長瀬エリアマネジメント
代表理事 石原達也