私たち「特定非営利活動法人市民活動さぽーとねっと」は、山口県防府市で、ひとり親家庭を対象にした食料品や日用品を自由に受け取れる場所「コミュニティフリッジ(公共冷蔵庫)」を運営しています。
中国5県休眠預金等活用事業の助成を受け、2021年11月のオープン。これまで、146の寄付者(個人・団体)から約2万品の食料品・日用品の寄付を受け、運営しています。(2022年9月末時点)
2022-10-13 17:53
支援することと 相手の尊厳を守ることを両立すること
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【プロジェクト13日目 28%達成】
山口県こども食堂・子どもの居場所ネットワーク事務局 杉山美羽様より、応援メッセージをいただきました!
「私たちは、食品を手渡すたびに少しずつ少しずつ相手の自尊心を削っているということを、自覚しなければならないと思います。」
全国の支援者の方と情報交換した時に、とある団体の方が言われた言葉が、とても心に残っています。
それは、逆の立場に立ってみれば、容易に想像できることです。
コミュニティ・フリッジは、まだまだ馴染みの薄い仕組みですが、支援することと支援相手の尊厳を守ることを両立することのできる、すばらしい方法だと思います。
「昨日のあなたは今日の私」、困った時にためらわずに助けを求めることができる、
当たり前に助け合える社会の実現に向けて、その社会実験の意義はとても大きいと感じています。
ソーシャル・ワーカーとして、その結果を見守り、応援していきたいと思います。
山口県こども食堂・子どもの居場所ネットワーク事務局
杉山美羽