私たち「特定非営利活動法人市民活動さぽーとねっと」は、山口県防府市で、ひとり親家庭を対象にした食料品や日用品を自由に受け取れる場所「コミュニティフリッジ(公共冷蔵庫)」を運営しています。
中国5県休眠預金等活用事業の助成を受け、2021年11月のオープン。これまで、146の寄付者(個人・団体)から約2万品の食料品・日用品の寄付を受け、運営しています。(2022年9月末時点)
2022-11-18 15:25
スタッフの思い「嬉しそうな言葉を聞くことができるのは、この場所あってこそ」

【プロジェクト残り12日 76%達成】
コミュニティフリッジを運営する中で、スタッフが日々感じていることなどを
お伝えします。
コミュニティフリッジを運営する中で、スタッフが日々感じていることなどを
お伝えします。
食卓に欠かせない食材であるお米。
毎日必要なものだから、かかる費用も馬鹿になりません。
特に物価が目に見えて上がっている最近、コミュニティフリッジの利用者さんからは、
「お米を買うのがきついです」といった言葉が聞かれます。
「量販店で一番安いまぜこぜになったお米を買っています。でも、正直あまり美味しくないんです」
「そのせいか、子どもも自然と食が細くなっています」といった言葉も。
コミュニティフリッジにはありがたいことに、この時期農家さんからたくさんのお米が届きます。
寄付してくださる農家さんは「古米でごめんね」と言いながら持って来てくださいますが、
信頼できる農家さんが作られているお米、古米といってもとても美味しいんです!
「ここでお米を持って帰ることができて、家計が本当に助かっています」
「お米ってこんなに味が違うんだと知りました」
「美味しくて子どもが良く食べるようになりました」
お母さん達の嬉しそうな言葉も、その言葉を農家さんにお伝えできるということも、
この場所あってこそだなと感じています。
防府コミュニティフリッジ
松浦 和子