私たち「特定非営利活動法人市民活動さぽーとねっと」は、山口県防府市で、ひとり親家庭を対象にした食料品や日用品を自由に受け取れる場所「コミュニティフリッジ(公共冷蔵庫)」を運営しています。
中国5県休眠預金等活用事業の助成を受け、2021年11月のオープン。これまで、146の寄付者(個人・団体)から約2万品の食料品・日用品の寄付を受け、運営しています。(2022年9月末時点)
2022-11-19 07:11
スタッフの思い「もう十分頑張っている」
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【プロジェクト残り11日 79%達成】 コミュニティフリッジを運営する中で、スタッフが日々感じていることなどを お伝えします。
コミュニティフリッジを運営する中で、スタッフが日々感じていることなどを
お伝えします。
今、登録されている利用者さんは全てシングルマザーです。
正職員よりもパートという働き方の方が多くなっています。
資格がなくて思うような収入を得られる仕事につけなかったり、
会社の都合で勤務時間が減ってしまい、安定しないということも起こります。
2つの仕事をかけもちしているという方もあります。
「私が頑張らないとね」と言われるけど、私から見るともう十分頑張っておられると感じます。
家計を支える責任が、一人の肩にのしかかっているということは、
自分になにかあったらという不安を常に抱えることにもなります。
頼れる人や場所はもっとたくさんあっていいのにと思います。
「ご褒美にお母さんも甘いものでも食べてね」
コミュニティフリッジは、そんなことを言える場所でもあります。
防府コミュニティフリッジ
松浦 和子