私たち「特定非営利活動法人市民活動さぽーとねっと」は、山口県防府市で、ひとり親家庭を対象にした食料品や日用品を自由に受け取れる場所「コミュニティフリッジ(公共冷蔵庫)」を運営しています。
中国5県休眠預金等活用事業の助成を受け、2021年11月のオープン。これまで、146の寄付者(個人・団体)から約2万品の食料品・日用品の寄付を受け、運営しています。(2022年9月末時点)
2022-11-22 12:37
スタッフの思い「いろんな体験の機会が少なくなる」
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【プロジェクト残り8日 91%達成】 コミュニティフリッジを運営する中で、スタッフが日々感じていることなどを お伝えします。
コミュニティフリッジを運営する中で、スタッフが日々感じていることなどを
お伝えします。
「子どもが習い事をもうやめたいと言って、正直ほっとしました」
子どもがやりたいと思うことをやらせてあげたいというのは、親御さんにとっては当たり前のことだと思います。
でも、それが思うようにならないひとり親家庭もあります。
もちろん経済的な理由だけでなく、送り迎えなどの時間的な拘束という理由もあります。
子どもさん自身は、単純にもう興味がなくなったというくらいの意識かもしれませんが、
「子どもに我慢をさせているのかも」という気持ちをもっておられる方もおられます。
私達が行ったひとり親家庭を対象にしたアンケートでも、
「お子さんにしてあげたいと思っていてもできてないこと」という設問で、
約50%の方が「習い事に通わせる」を選択されていました。
いろんな体験の機会が少なくなるというのは、こういうことなのかと感じています。
防府コミュニティフリッジ
松浦 和子