私たち「特定非営利活動法人市民活動さぽーとねっと」は、山口県防府市で、ひとり親家庭を対象にした食料品や日用品を自由に受け取れる場所「コミュニティフリッジ(公共冷蔵庫)」を運営しています。
中国5県休眠預金等活用事業の助成を受け、2021年11月のオープン。これまで、146の寄付者(個人・団体)から約2万品の食料品・日用品の寄付を受け、運営しています。(2022年9月末時点)
2022-11-27 18:26
スタッフの思い「困ったときはお互いさまの気持ちでの助け合い」
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【プロジェクト残り3日 112%達成】 コミュニティフリッジを運営する中で、スタッフが日々感じていることなどを お伝えします。
コミュニティフリッジを運営する中で、スタッフが日々感じていることなどを
お伝えします。
日本のひとり親家庭のうち48.1%、約2世帯に1世帯が相対的貧困と言われています。
ひとり親家庭になって、経済的に不安定な状況になっているのは、
その人のせいなのでしょうか。
自分も同じ状況だったけど、頑張って仕事をしていたという方のお話を聞くこともあります。
自己責任といった意見を聞くこともあります。
行政の支援があるんだからと言われることもあります。
そういった一面もあるとは思いますが、コミュニティフリッジは
「困ったときはお互いさま」の気持ちでの助け合いを基本にしています。
人生の中で大変な時や辛い時は誰しもあると思います。
そんな時期を支えてくれる場所や方法は、1つだけでなく
多様にあってほしいと私は思っています。
その思いをひとつの形にしたのが「コミュニティフリッジ」です。
そして、それは大きな力がなくても、一人ひとりの力を合わせることで、作り出せるはずです。
そんな思いで日々運営しています。
防府コミュニティフリッジ
松浦 和子