北斗の丘とは
「北斗の丘」とは39年前に、設置された固定遊具施設です。
学校の遊具では珍しい、ロング滑り台やターザンロープ、ビオトープ、いかだ等もある、子どもたちが遊ぶのにとても充実した、素晴らしい環境です!
この「北斗の丘」でたくさんの思い出や、楽しいひと時を過ごしたOB、OGの方も多くいらっしゃるのではないか、と思います☺
「北斗の丘」の 今
現在の「北斗の丘」は老朽化のため、残念ながら一部使用禁止となっております。
階段は木造であるため、ボロボロになり、ターザンロープはいつちぎれてもおかしくない状態で、ビオトープには草木が生い茂り、いかだは劣化のため撤去しております。
現在の「北斗の丘」は危険な箇所が多く、「負のレガシー」という声も挙がっています。
私も息子が在学していますが、「北斗の丘」に侵入してケガをしないか、心配です。
北斗の子たちの熱い思い!!
そこで立ち上がったのが在校生です。
どんな遊具や設備があったらより良い環境になるか?
どんな植物を植えたら美しい北斗の丘になるか?
等、6 年生が中心になり行われたアンケートにより、子どもたちから様々な意見が集められました。
さらに驚いたことに、子どもたち自らおおよその費用まで調べていました。
これらをまとめあげたプレゼンが教育学部長や先生方、育友会役員を対象に披露され、「北斗の丘を再生したい!」という子どもたちの熱い思いが、私たち大人へと伝えられました。
是非、子どもたちの熱い思いに応えたい!という思いで「北斗の丘再生プロジ ェクト」を全面的に支援することになったのです。
北斗の丘再生プロジェクト ~環境整備編~
「北斗の丘」の再生のために、まず私たちが取り組んだのは、「北斗の丘」の環境整備活動です。
例年行われていた環境整備活動は、コロナ禍で中止を余儀なくされていました。「北斗の丘」は草木が生い茂り、荒れ放題となっていきました。
私たちは何とか工夫して「北斗の丘」の環境整備を再開できないか模索し、日数を3日間に分けることで密を回避し、実施にこぎつけました。3日間、大人だけ各1時間ほどの活動でしたが、「北斗の丘」 にとどまらず、小学校の隅々まで整備することができました。子どもたちの熱い思いが保護者に伝わり、素晴らしい成果につなげられたのでしょう!
また次年度は対策方法や作業のペースも把握できていたので、2日間で実施し、昨年とほぼ同様の成果をあげることができました。
ご参加いただいた保護者の皆さま・先生方には、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
ご支援の使い道
「北斗の丘」は、北斗の子たちにはかけがえのない場所だったに違いないと私は思います。
育友会の偉大な先輩たちが残してくれた、この素晴らしい「北斗の丘」をこのまま、「負のレガシー」のままにしておくにはあまりにもモッタイナイと思います!
子どもたちの熱い思いがきっかけとなり始まった「北斗の丘再生プロジェクト」もいよいよ大詰めです。
しかし残念ながら、育友会会費だけだと撤去のみで、新しい遊具を新設するには費用が足りません。
そこで、できるだけ多くの皆さまからご寄付をいただき、主に老朽化した固定遊具の修繕および新設費用として使用させていただきたいと考えております。
保護者の皆さま、OB・OG の皆さま、この活動にご賛同いただけるすべての皆さまにお願いします!どうぞこの「北斗の丘」が再び安心・安全に遊べる素晴らしい遊具施設として生まれ変わるために、お力をお貸しください!
何卒よろしくお願い申し上げます。
長崎大学教育学部 附属小学校育友会
会長 川口良仁