活動内容
北杜山守隊は、登山道の保全活動を持続可能な活動とするために、行政の予算や補助金、ボランティアのみに依存しない仕組みづくりを追及しています。その仕組みづくりで課題となるのが「人財」と「財源」。我々は、会員制度を「人財」という大きな課題への重要なアプローチと位置づけ、将来にわたって担い手不足を起こさないためのプログラム設計しました。
入会時は一般会員として山守隊の運営をサポート頂いたり、知識・技術研鑽の活動・研修に参加頂きますが、近い将来、会員の皆さまが有識者・技術者として、更には、正会員(社員)として、組織運営をになってくださる。そんな会員組織を目指しています。

会員特典について
1.北杜山守隊の運営サポート

イベントや、登山道保全ワークショップなど、北杜山守隊の運営に参加いただけます。2024年度は、全てのワークショップの運営をサポートいただいた他、2024年8月に開催された第2回日本山岳保全サミットin北杜でも運営をサポートいただきました。
2.会員限定の登山道保全作業、各種イベントへの参加

北杜山守隊が日常的に行っている登山道保全活動を一緒に行って頂きます。比較的大規模・長期的に連続して修復作業が必要な場所で、本格的な保全作業に参加いただきます。登山道の環境保全に対する知識を深め、技術を習得する機会となります。
2024年度は4月〜12月まで月2回のペースで保全活動を実施し、日向山と甲斐駒ヶ岳黒戸尾根で活動した他、南アルプスユネスコエコパークの事業で実施した甲斐駒ヶ岳黒戸尾根の道標設置作業にもご参加いただきました。また、6月には雲ノ平トレイルクラブとの交流会、2月には会員オフ会も開催しました。

3.会員限定の研修受講、研修旅行への参加(有料)

登山道保全作業に関わる研修・勉強会、他の地域の研修旅行を企画しご案内します。2023年度は、ウェルネスメディカルアソシエイツジャパン様より講師を招き、リスクマネジメント、野外救急法を学びました。2024年度は、日向山の麓、白州町にある白砂山 自元寺にて、土地の歴史や暮らしを学び、坐禅・写経・精進料理の体験を通じて、心を整える時間を過ごしました。
4.会員コミュニティへのご招待
会員の皆様同士、北杜山守隊と会員の皆さまとの普段のコミュニケーションの場として、オンライン上のコミュニティへご招待します(参加は任意ですが、イベント情報はコミュニティ内でお知らせします)。
5.会員限定グッズの購入、一般販売グッズの購入割引
会員限定のグッズとして、北杜山守隊のロゴ入りポロシャツと帽子(キャップ)をご購入いただけます。また、一般販売のグッズを会員特別価格でご購入いただけます。
6.年間活動レポートの送付
年間の活動を纏めた冊子をご自宅へ郵送します。
会費の使い道について
●登山道保全活動に関わる有識者・技術者の人財育成
●利用者の意識・行動変容を目指した啓発活動・情報発信
●生態系復元のための調査・研究
●会員限定イベントの運営
●会員制度運営経費
等に使用させていただきます。