兵庫県立こども病院について
兵庫県立こども病院は、1970年に日本で2番目の小児専門病院として開設されました。
現在は、総合周産期母子医療センター、小児救命救急センター、小児集中治療センター、小児がん医療センター、小児心臓センター、ゲノム医療センターなどを中心に、こどもたちとご家族を支える“最後の砦”として、24時間体制の診療を行っています。
当院は、「こどもたちの笑顔を守り、未来につなぐ。」をスローガンに、病気と闘っているこどもたちやそのご家族に明るい希望を与えられる病院を目指しています。
急性期における集学的治療や小児がん医療など高度な治療を提供するだけではなく、長期にわたって疾患とともに生活するこどもたちと、そばで寄り添い支えるご家族に、支援と癒しの場となるよう努めています。
「ホスピタル・ファシリティドッグ®プログラム」

ホスピタル・ファシリティドッグ®は認定NPO法人シャイン・オン・キッズが日本で商標権を得た、入院治療のサポートのために専門的なトレーニングを受けた犬です。
ファシリティドッグをお迎えした病院ではその効果を実感されていますが、まだまだその認知度は高くありません。西日本にはまだホスピタル・ファシリティドッグ®︎が導入されている小児専門病院はありません。海外では多くのファシリティドッグが活動している一方、現在国内で活動するファシリティドッグは、シャイン・オン・キッズの派遣では4頭に止まります。
こどもたちが少しでも前向きな気持ちで治療に向かうことができるよう、そして安心して長期入院を過ごすことができるようホスピタル・ファシリティドッグ®︎の導入を目指し取組を進めています。
「兵庫県立こども病院」ファシリティドッグ導入スケジュール
・2025(令和7)年4月~2026(令和8)年3月 院内研修・ドッグ育成・ハンドラー養成
・2026(令和8)年4月~2027(令和9)年3月 院内環境整備・院内研修・ドッグ育成・ハンドラー養成
・2027(令和9)年4月 ファシリティドッグ導入
導入後もホスピタル・ファシリティドッグ®︎とハンドラーが引き続き安定してこどもたちに寄り添っていくために、維持費が必要となります。ファシリティドッグにかかる経費は年間約1,000万円となります。

当院では、ファシリティドッグが手術室まで、こどもたちに付き添うことを予定しています。検査や手術の前には、ファシリティドッグと一緒に、これから行う流れや内容について説明を受け、心の準備を整えます。そして、全身麻酔で眠りにつくその瞬間まで、ファシリティドッグにそばに寄り添ってもらいたいと思っています。
寄附金の使い道について
・ファシリティドッグ導入のドッグおよびハンドラーの活動維持にかかる費用
皆様からお寄せいただくご寄附は、大切に使わせていただきます。
寄附控除について
当院へのご寄附につきましては、所得税法第78条第2項第1号及び法人税法第37条第3項第1号に規定する「国又は地方公共団体に対する寄附金」に該当し、所得税、法人税の確定申告に際し、控除等を受けられる場合があります。手続き方法や金額などの詳細は、お住まいの地域の税務署にお尋ねください。
①個人が寄附する場合
確定申告を行うことで、所得税が還付される場合があります。
ご寄附いただきました後に領収証を発行いたしますので、確定申告時にご利用ください。
寄附金控除(所得控除)は次の算式で計算します。
(その年中に支出した特定寄附金の額の合計額)-(2千円)=(寄附金控除額)
※特定寄附金の額の合計額は所得金額の40%相当額が限度です。
②法人が寄附する場合
当院へのご寄附は「地方公共団体に対する寄附金」として、お支払いいただいた全額が損金に算入されます。
ご寄附いただいた方のホームページへの掲載について
ご寄附をいただいた方・企業等のお名前を順次、ホームページでご紹介させていただきます。掲載を希望されない場合には、次の入力画面でチェックを入れてください。