目標達成!ネクストゴールに挑戦!!(8/4追記)
「これまで応援してくれた日本の皆さんに、私たちの成長と感謝の気持ちを直接伝えたい!」
皆さまの応援のおかげで、カリエの夢を実現できるようになりました。アイキャン職員一同、感謝の気持ちいでいっぱいです。本当にありがとうございました!
ただ、まだまだ、私たちアイキャン・カリエには達成したい目標があります!!
私たちは「路上で生活する子どもがいない社会を実現したい!」と思っています。それは、壮大な夢かもしれませんが、カリエのメンバーが路上から脱け出し、「ぼくらに続く次世代カリエを育成する!」と目標を掲げて活動を実施している姿を見る度に、その夢は手の届く目標であると思っています。
カリエのメンバーも、これまで順風満帆ではありませんでした。
アイキャンと出会った頃は、自分に自信を持てず、夢を語ることができませんでした。また、すぐに、パン作りなどの技術訓練を開始できたわけではなく、そもそもなぜ手を洗わないといけないのか、手を洗ったら汚れているタオルではなく綺麗なタオルで手を拭く、教えてもらったことは忘れないようにメモを取る、時間を守るなど、基礎的な部分から学んでいく必要がありました。
さらには、「カリエカフェ」として立ち上げた店舗を引っ越さないといけない、コロナ禍による店舗の閉店を余儀なくされるなど、数々の困難に直面しながらも、仲間とともに「諦めるわけにはいかない」と前を向いて歩き続け、ここまできました。
ネクストゴールで合計100万円(追加で40万円)が集まれば、6か月に渡って45名の路上の子どもたちに対して、カリエのメンバーが日本への訪問を通した学びとともに、カリエがこれまでの経験を通して学んだこと・技術を共有する研修を実施することができます。
そして、カリエのメンバーのように、路上生活以外の自分の将来を思い描き、周りの子どもたちに希望を与えられる路上の子どもたち(=次世代のカリエ)を増やすことができます!
以上のような活動を、カリエがより多くの路上の子どもたちに実施するためには、カリエが製作したパンやお菓子の販売を通した利益だけでは足りず、皆さまのお力添えが必要です。
引き続き、応援をよろしくお願いいたします!
フィリピンの路上の子どもたち
フィリピンには、路上の子どもが約37万人いるとされています。路上の子どもたちは、車が行き交う大通りで物売りをしたり、市場で野菜の皮むきをしたり、物乞いをしたりしながら、日々の食事代程度のわずかな稼ぎを得て暮らしています。学校に通う子どももいますが、不衛生な身なりのためにいじめを受けたり、宿題に必要なものを買えなかったりすることで、中退するケースも珍しくありません。
協同組合カリエについて
「カリエ」とは、フィリピン・マニラ首都圏で、かつて路上生活をしていた若者たちによって構成される協同組合です。路上の仕事以外で収入を得られるよう、パン作りの技術訓練を重ね、パンを販売するカフェをオープンできるまでになりましたが、コロナ禍で閉店を余儀なくされました。オンラインでパンや菓子の販売を続けたものの売り上げは戻らず、悩んでいたところ、シフォンケーキ専門店Snowcafe(福井県)との出会いがありました。
2022年の年末には多くの皆様からの温かい応援をいただき「フィリピンで一番美味しいフォンケーキを焼き、販売する」という彼らの夢に向けて大きな1歩を踏み出すことができました。しかし、幼少期に路上で暮らしていたため、学校に行く機会も親から社会の常識やマナーについて学ぶ機会も奪われた彼らが、そのマイナスの状態から自らの力で社会 起業をし、生計を成り立たせるまでの道のりは、想像以上に厳しいものでした。その後、イベントに積極的に出店したり、スーパーに営業に行ったり、市役所に販売先の相談に行くなど様々な努力を重ねていますが、なかなか思うように販路が開拓できず、試行錯誤の日々が続いています。
*背景・これまでの活動について、詳しくはこちらhttps://ican.or.jp/philippines...
カリエメンバーの強い想い
それでも「カリエ」の若者たちが諦めずにここまで歩んでこられたのは、日本から応援してくださる方々の存在があったからです。
「活動を応援してくださった方々に、直接会ってお礼を伝えたい!」
「カリエをもっと良くしていくために、日本のパン屋やカフェを直接見て学びたい!」
アイキャンは、そんなメンバーの強い想いを叶えるため、団体設立30年目にして初めて、路上での生活経験のある若者に来日してもらう計画を立てました。
カリエが目的としている日本の皆さまに感謝を伝えること、さらなる学びを得ることはもちろんですが、私たちアイキャンの想いは他にもあります。
アイキャンを応援してくださる方々が、事業地の人々や子どもたちと直接交流するためには、今までフィリピンに足を運んでいただくしか方法がありませんでした。しかし、今回初めて路上での生活経験を持つ当事者であるカリエ が来日することで、より多くの方に、現地のありのままの状況を知っていただく機会を提供したい と考えています。
また、路上という過酷な環境から抜け出すために一歩踏み出し、仲間とともに困難を乗り越えてきたカリエメンバーの声は、日本で暮らす人々にも『力』を与えてくれるはず。
そう信じて、私たちアイキャンは、今回の来日を何としても実現させたいと思っています。
どうか応援してください!!
寄付金の使い道について
目標:60万円
渡航費:往復7万円×4名=280,000円
宿泊費:5000円×4名×5泊=100,000円
各種保険代及び渡航準備費用:10,000円×4名=40,000円
国内移動費:180,000円(公共交通機関及びレンタカー代、高速道路代、ガソリン代等)
*アイキャンの活動拠点がある愛知県での活動報告会、岐阜県への訪問のほか、シフォンケーキの製作指導でお世話になっている専門店「Snowcafe」(福井県)への訪問、研修等も企画しています。
*アイキャンのフィリピン人スタッフ2名が同行予定ですが、上記はカリエメンバー4名分の費用となっています。
寄付金控除について
アイキャンは名古屋市の認定を受けた「認定NPO法人」です。そのため、アイキャンが発行する寄付金領収書を使用して確定申告を行うと、税制上の優遇措置(寄付金控除)を受けることができます。詳しくは、内閣府のサイト「認定NPOへの寄付について」をご確認ください。
寄付金領収書について
当団体では、領収書は毎年1月に、前年分(1月1日~12月31日)の寄付金を合計した額で、一括送付しております。その際、領収書の日付は前年の12月31日で統一させていただきます。紛失などによる領収書の再発行は致しかねますので、申告時まで大切に保管してください。
※「匿名」でご寄付をお申込みいただいた場合は寄付金領収書の発行ができませんので、ご注意ください。
活動・団体の紹介
アイキャンは、一人ひとりの「できること」を持ち寄り、貧困や災害による影響を受けた子どもの能力向上や地域の環境改善に取り組む国際協力NGOです。フィリピンを訪れた一人の会社員が、子どもたちの置かれた状況を目の当たりにし、「何かできることがあるはず」と、友人と集めた5万円をもとにアイキャンを設立しました。「アイキャン(ICAN)」という名称には、「できることから始めよう」 という想いが込められています。1994年の団体設立以来、奨学金提供・給食提供・保健医療・生計向上・災害や紛争時の支援等、「できること」を増やして、フィリピン・ジブチ・イエメン・ソマリア・日本において活動してきました。
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金額10,000円 |
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