池田町林業グループとは?
池田町林業グループは昭和42年に設立された「池田町林業研究連合会(以下、林研連)」に所属していた林業グループが統合する形で平成25年に設立されました。
会員数は30名を超えており、農業、製炭業、森林組合など様々な職業の方で構成されています。
林研連の頃は町内に山林を所有している方が多く、所有山林に生育する樹木を丁寧に育てるため、様々な施業技術の研修に励んでいましたが、現在は次世代に森林を引き継ぐため、「森」と「人」のつながりを意識した事業を実施しています。
具体的には、下記のような事業に取り組んでいます。
・幼児を対象とした植樹・炭やき・枝打ちなどの保育作業・丸太切りといった各種体験
・木を身近に感じられるような楽器の製作体験
・製材などの用途に使用できない未利用材を活用した玩具の開発
・町内小学校の卒業制作等で使用する木材の提供と技術指導
・森林管理に興味を持つ方々が安全に伐採等の作業が出来るような技術研修会の開催


将来の目標は?
日本全国で林業に従事する方が減少、高齢化している状況です。また、原産地の分かる木材に触れる機会も少なくなっているなど、森林・林業・林産業は課題が山積しております。
私たちが出来る事はほんの少しかもしれません。
町内の子どもたちが町産の木材に触れる事、適切な森林管理の方法を学んで実践する事などなど…。
小さな一歩かもしれませんが、地域に根ざした林業・林産業の確立を目指しております。


ご支援の使い道
池田町林業グループは会員の皆さんからの年会費、町や森林組合からの補助金を財源として事業を行っております。しかしながら、必要経費を除くと研修会や体験事業に活用できる予算は年間1万円程度しかありません。
これまでは、クラウドファンディングや各種団体の補助金などを活用しておりましたが、継続して事業を実施するには、安定的な財源が必要となります。
皆様からのご支援は私たちの目標を達成するための事業経費として大事に活用させていただきます。

