カンボジアの教育支援
私たちは今日までカンボジアで学校設立、トゥクトゥクでの通学支援、教科書支援等様々な支援活動を行なって参りました。
現在は、非正規識字学校の運営とDrinking Friend's Fund(奨学金制度)の支援を主な活動としております。
また、現地での活動は設立当初より一緒に活動をしているカンボジア人スタッフのポット・リティが行なっております。
⭐︎非正規識字学校の運営
家庭の事情により、正規の学校に通うことができない子どもたちや、正規の学校に通っていながらも全ての授業に参加することができない子どもたちのための学校を運営しております。カンボジアの学校では進級するためにはテストに合格しなければならないため、不足を補うために子どもたちは通っています。
運営の費用を全て当会が負担することで、子どもたちは経済的理由で通学・進学を諦めることなく勉学励むことが出来ます。
⭐︎Drinking Friend's Fund (個人が運営する奨学金制度)
先に紹介をした現地スタッフのリティさんが個人的に始めた奨学金の基金です。知人の飲み友達に声をかけて、飲み会を1回なくして、そのお金を支援が必要な子どもたちのために使おうと始まりました。
今支援している子どもたちは4名で、皆とても優秀で学習が意欲があるにも関わらず、とても困難な経済状況により、誰かの支援なしには勉強を続けることができない子どもたちです。両親がおらずお寺で生活する子、片親がいるけれども体を悪くして十分に働けない、などの事情によります。当会ではこの基金の主旨に賛同し、金銭面でサポートをしています。
このような教育支援活動は、子どもたちが良くない道へ進んでしまうことを防ぐだけでなく、貧困の連鎖を断ち切るためにも役立ちます。
日韓の共同作業
私たちは草の根レベルでの日韓、アジアの友好を目的の1つとした団体です。
日韓の友好を深め、その輪を広げるための活動を皆さまからのご寄付により運営しております。
◯ビビンの会(日韓・国際交流会)
ビビンの会は韓国の食べ物“ビビンバ”から名付けられました。ビビンは混ぜるという意味で、国籍年齢性別など関係なくごちゃ混ぜになって楽しみましょう、という思いを込めた会です。日韓の人々だけでなく、様々な国からやってきた方々が楽しく交流できる会を主催いたしております。
◯勉強会
ゲストスピーカーをお呼びし、韓国についてもっとよく知り、学んだことを議論し合う会を不定期で開催いたしております。
◯東アジア青少年交流プログラム
2年前から私たちと共に活動していただいている日本の自修館中等教育学校にご協力をいただき、現在日本と韓国の学生交流プログラムを準備いたしております。また、韓国側では代表の禹守根がサポートをいたしております。
日韓の学生が早いうちからお互いのことを知り、友情を得られることを私たちは願っております。
代表 江本哲也
今まで20年間、識字学校・幼稚園・教科書支援などの活動をしながら日本事務局ではカンボジアの教育支援をして参りました。
これに日本の方々が賛同し、支援してくださり、大変感謝いたしております。
また、私たちは皆さまからいただいた御寄付を1円でも多く、子どもたちのために使えるよう常日頃努めております。
支出総額に占める管理費の割合は4%と少なく、これは国内のスタッフ全員が無償ボランティアであり、交通費等の
個人経費も全て自己負担であること、アジア文化会館のご厚意で事務所家賃が無料であることによります。
1日でも早く韓国でもこの会が作られて活動ができて、両国で会の理念にある通り若者たちが手を取り合って活動できれば良いと願っております。
ご寄付くださる方へ
私どもの活動にご協力くださいまして誠に感謝申し上げます。
当会では、みなさまからいただいたお気持ちを大切に、より良い未来に向けた活動を常に行なって参ります。
ご支援いただいたみなさまには、活動報告を年数回メールまたは郵送にてお送りいたします。
郵送をご希望の方は必ずご住所の入力をお願いいたします。
◯御寄付の使い道
・非正規識字学校の運営(場所代、先生・スタッフのお給料、その他運営に必要な費用)
・Drinking Friend's Fundの支援
・日韓(•国際)交流会開催に必要な費用
・広報費(イベントの参加、ニュースレターの発行)
・事務局の運営費用 (管理費)
また、ボランティアスタッフも募集いたしております。
