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みなさんこんにちは、Inna Projectです!
2月からティジャニという10歳の男の子が学校に通えるようになりました。
インナハウスから学校に通う新たな3人目です。ティジャニとは何年も前からずっと仲良しで、インナハウスがオープンした当初からインナハウスを毎日利用している子の一人でした。
彼は、お母さんのための物乞いをしていましたがティジャニの学校に行きたいという強い想いを感じ、お母さんの元へ共に訪ね、何度も話にいった末、お母さんの考え方が変わり、理解を示してくれてこの2月からようやく学校に通えるようになりました。
ティジャニってどんな子?
ティジャニはとってもわんぱくで元気いっぱいな男の子です。ガーナでは基本的な読み書きは幼稚園のうちに教えるので、ちゃんと読み書きができない子どもは幼稚園からスタートしないといけません。ですが、ティジャニは学びに対する意欲が高く、インナハウスで勉強していたこともあってアルファベットや自分の名前を書くことができます。
そのため学校も幼稚園ではなく小学校に入れるようになりました!
学校当日の様子は?
いつもはわんぱく少年ティジャニですが、当日は緊張していてとても静かでした。行きの通学路では黙り込んで地面を見つめ、あまりにも緊張していた様子だったので心配しましたが、学校が終わりお迎えに行ったときは満面の笑みを浮かべて帰ってきました。校庭で走り回り、早速友達もできたようです。
物乞いをして生活し、限られたコミュニティの中で生きてきた彼にとって、学校という場に足を踏み入れることは私たちが想像する以上に勇気がいることだと思います。ティジャニにとって新しい世界が開ける大切な1日となりました。
ティジャニを含め学校に通えるようになった子どもたち3人は、現在英語力がとても伸びています。
家に帰ってきても彼らの言語ではなく、英語で会話するようにまでなっています。
幸せの村、アコソンボにドネーションを届けました!
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アコソンボは、ガーナの首都アクラから車で3時間ほど離れた距離にある小さな漁村です。とても貧しい地域なので、村民の子どもたちの中で服を着ていない子もいます。そんな子どもたちへ今回は50人分の上下セットの洋服を届けてきました。自然が美しいこの村がもっと豊かになっていくように、村長と話し合いながら、新しいプロジェクトに向けて計画を練っています。
ラシダンの誕生日会を開きました!
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「生まれてきてくれてありがとう。」そんな思いを込めてラシダンの7歳の誕生会を行いました。砂漠の民であるトゥアレグ族には年齢という概念がなく、誕生日を祝う習慣もありません。けれど、彼らがこれから社会で生きていくためには年齢も必要です。みんなで一緒に年齢を決めて、みんなでご飯を食べに行き、ケーキを食べてお祝いをしました。ラシダンは数日前から初めての誕生日会を楽しみにしており、いざケーキを目の前にしたときには驚いた様子で喜んでいました!
チャリティヨガを実施しました!
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ガーナの日本大使公邸にて、日本人の方とチャリティーヨガを企画し、現地の日本人の方からサポートをいただきました。サポートしてくれた皆様ありがとうございます。皆様も心身ともに健やかでありますように!
おわりに…
これからもInna Projectは、現在学校に通っている子どもたちが不自由ない生活を送れるようにすること、そして今は物乞いをしているけれど学校に行きたいと願っている子どもたちを一人でも多く行かせてあげたいと思っています。サポートをしてくださる皆様、いつもありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします!