トーゴ共和国のマハマホームズを訪問しました
Inna Projectでは2020年からトーゴ共和国にある孤児院マハマホームズを支援しています。その孤児院を経営しているコジョさんと、マハマホームズの子どもたちに会いに行きました。
元々、子どもたちには会いに行く予定がなかったのですが、私がいると知って会いに来てくれました。ある女の子は、里親制度のような形で(Inna Project ファミリーサポーター)日本人の方に学費をサポートしてもらっています。テレビ電話を通して、私とその子と日本のサポーターの方でお話しすることもできました。
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また、お米や油といった食料の寄付もしました。
ガーナはライフラインである電気・ガス・水道がアフリカの中では比較的発展しています。しかし、トーゴは首都でもライフラインが止まりますし、それ以上に苦しい生活をしている地域も沢山存在します。寄付したお米や油もすぐに使い切ってしまうかもしれないけれど、数日でも楽になってくれたら嬉しいと思って寄付をしています。
今回は少ししか支援できませんでしたが、中々支援を受けられないトーゴの人々は心から感謝してくれて、その度合いが普段の活動に比べてとても深く大きく感じました。同時に、本当に支援が必要な人にサポートが行き届いてないことを実感しました。
コジョさんは、何十年も自身の収入を全て支援に費やして子どもたちを守ってきました。私たち Inna Project は日本に拠点をおいているため、日本の企業が募集をかけている助成金制度に申請し、許可が降りれば助成金を受け取ることができます。
しかし、コジョさんのマハマホームズはトーゴに拠点を置いているため、助成金に申請することもできません。トーゴという国は国自体にお金がなく、助成金を支給するほどの余裕はないためです。
どれだけ素晴らしい活動をしていても、トーゴ国外の外部の人や団体が動かないと、マハマホームズの活動を継続することはできないということを痛感しています。私もできる限り彼らをサポートし続けたいと思います。
また、ガーナからトーゴまで陸路で行ったのですが、国境のガーナの民族とトーゴの民族はもともとは同じ民族であったのに、植民地時代に引かれた国境線の影響で、公用語や紙幣に違いが生まれている事実を目の当たりにし、改めて、先進国にコントロールされているのだと強く感じました。
シャミラの指に良性腫瘍ができてしまいました
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5歳の女の子、シャミラの手の指に化膿性肉芽腫が発症してしまい、何度も肥大・悪化を繰り返したために、病院に行ってレーザーで患部を切ってもらいました。
注射が苦手なシャミラが切る前の麻酔の注射で泣き叫んでしまい、5人がかりで彼女を抑えるという大変な治療でした。現在は無事取り除き完治しました。
Inna houseの子どもたちは、ニジェールの砂漠の難民であることから戸籍もなく身分証などもありません。現地ガーナ人は国民健康保険をほとんどの人が持っている中、Inna Houseの子どもたちは誰一人と保険が適用されません。
医療費を全額支払わなければいけないので、難民の子どもたちは病気になっても病院に行くことがほとんど出来ません。なので、簡単に治るような病気でも治療ができないので悪化してしまい大変な事態になってしまうことがよくあります。Inna Houseの子どもたちも病院に行くことに慣れていないので、みんな病院に行きたがらないですが、早く完治させたいのでいつも無理矢理連れて行っています。
Inna Houseにバレンタインデーがやってきました!
ガーナでは、日本とは違って、バレンタインの日には男の子が女の子にチョコをあげる文化があります。みんなでスーパーにチョコを買いに行って、いつもお世話になっている学校の先生にチョコを配りました。また、子どもたちが気になっている子にもチョコをあげました!私は男の子たちに「絶対に好きな子にあげてね!」と念を押しました。ある子は好きな子が3人いたのですが、チョコは1人1個なので1人を選んで渡していました。好きな子がいない子は、友達と分け合って食べていました。
大掃除をしました
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いつも過ごすInna Houseを綺麗に保つためにみんなで大掃除をしました。彼らの故郷であるニジェールの砂漠では、掃除を全くしないので、掃除の仕方を全く知らなかったのですが、今では自分たちでも掃除ができるようになりました!
サッカーの試合を観戦しました
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アクラのサッカースタジアムで開催された、ガーナ対ザンビアの女子プロサッカーの試合を見に行きました。ザンビアのチームには、有名なサッカー選手であるレーチェル・クンダナンジ選手が出場しており、ガーナは0対1で惜しくも負けてしまいました。それでも、全員サッカーを習っているインナハウスの子どもたちは大興奮でした!
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別の大会ではありますが、1月の終わりから2月の初めまで、アフリカンカップというアフリカのサッカーの大会も開催されていました。インナハウスの子どもたちはサッカーを習っていますが、練習が終わってからすぐその試合を見に行くという、サッカー漬けの日々を過ごしていました。子どもたちはほぼ毎日サッカーの練習を頑張っていて、ある子はサッカーチームの選抜メンバーに選ばれました!努力家の子どもたち、とても誇らしいです。
そして、日本のサポーターの方から頂いたたくさんのサッカー用品(ジャケット、スパイク等)を、私の母がガーナに届けてくれました。トランクいっぱいのサッカー用品、大切に使わせていただきます!
寄付してくださった皆様、本当にありがとうございました!
以上で2月の活動報告を終わります。
これからも引き続き、温かい応援をよろしくお願いします!
Inna Project