活動・団体の紹介
イノチムスブ家は、「子どもたちのいのちと社会をむすぶ」を理念に掲げ、2024年5月17日に一般財団法人として正式に設立されました。私たちの活動は2017年4月14日に始まり、洛陽三十三観音巡礼を中心とした精神的な支援や教育・文化活動を通じて、子どもたちの心の成長を支えてきました。
しかし、子どもたちを取り巻く環境の複雑化に伴い、より包括的な支援の必要性を感じ、財団法人化という新たな一歩を踏み出しました。巡礼活動で培った子どもたちの心に寄り添う姿勢を大切にしながら、教育支援、心理ケア、家族支援、そして社会全体の意識改革など、多角的なアプローチで子どもたちを支える体制を整えています。
私たちの目標は、すべての子どもたちが安心して自分らしく生きられる社会を実現することです。イノチムスブ家は、子どもたちの笑顔と希望に満ちた未来を創造するために、精神的なケアから実践的な生活支援まで、総合的なサポートを提供してまいります。
活動の背景、社会課題について
厚生労働省の発表によると、2022年度の児童相談所での児童虐待相談対応件数は過去最多の約21万件に達しました。これは前年度比で約1万件の増加となっています。虐待は子どもたちの心身に深刻な影響を与え、その後の人生にも長期的な影響を及ぼします。しかし、適切な支援があれば、子どもたちは回復し、健やかに成長することができます。私たちは、この深刻な社会課題に取り組み、子どもたちの笑顔を守るために活動しています。
代表者メッセージ
発起人・代表理事の畑鮎香です。
私たち大人には、すべての子どもたちを守る責任があります。「出逢えてよかった 生まれてよかった わたしは命」。この言葉が全ての子どもたちの心に響く社会を作るため、イノチムスブ家は全力で取り組んでまいります。皆様のご支援が、子どもたちの未来を変える大きな力となります。共に手を取り合い、児童虐待のない社会を実現しましょう。
寄付金の使い道について
いただいた寄付金は、以下の活動に使わせていただきます:
- 教育支援プログラムの拡充:より多くの子どもたちへの学習支援と心理的ケアの提供
- 生活支援体制の構築:虐待被害児童とその家族への包括的支援システムの確立
- 啓発活動の強化:より広範囲での情報発信と、地域社会との連携強化
- 運営費:スタッフの人件費、事務所維持費など
私たちは、皆様からの大切なご支援を最大限に活用し、一人でも多くの子どもたちの笑顔を守るため、効果的かつ透明性の高い運営を心がけてまいります。