活動・団体の紹介

私たち「いしばしコモンズ」は大阪府池田市にある石橋商店街にある複数の拠点をベースにして、「対話」を中心に見据えた様々な社会活動を展開しています。
2005年から2015年に大阪大学で鷲田清一さんが主導していた「臨床哲学」「コミュニケーション・デザイン・センター(通称CSCD)」の活動及び、当時学外で展開されていた社会活動に影響を受けて2010年から石橋を拠点に活動を始めたことが、いしばしコモンズの活動の源流です。
具体的な事業として、
①まちの居場所
②教育と対話の実践
③芸術による地域連携
の3つの活動を行っています。

地域の皆さんから大きな支援を受けて、これまで活動を継続してくることができました。2023年に法人化し、2026年に「滴塾 第一学舎」の改修、リニューアルオープンを契機に、寄付型のファンドレイジングに挑戦します。サポーターの皆さんの応援を大切に受け止めて、一層活動に邁進していきます。
これまでの活動

■その他の活動
池田市立石橋南小学校(2019年〜):学校協議会協議員・国際共修プログラム開発/運営
豊中市立庄内さくら学園(2024年〜):SDGsプログラム「てつがくのじかん」
雲雀丘学園中学校・高等学校(2024年〜):探究ゼミ/グローバル教育 MuSuBi(Multi-cultural Support Building)プログラム開発/運営
大阪大学(2024年〜):「地域活動と対話1」、「地域活動と対話2」哲学対話ワークショップ提供、その他多数
大阪医療看護専門学校(2025年〜):基礎科目「異文化コミュニケーション」
ZEN大学(2026年〜):地域連携プログラム(開発中)
寄付金の使い道について
皆さんからの寄付は、「滴塾 第一学舎」の運営を始めとして、留学生支援や子どもたちとの対話の事業、農作業といった多種多様な「場」の運営に活用させていただきます。
具体的には、これまでボランティアベースで実施されていた活動に関して、交通費やイベント実施の経費(ゲスト講師を招いた場合の謝礼含む)に活用させていただきます。
代表者メッセージ
「私たちの活動の目指すところは◯◯です」という言葉で言い表された時、こぼれ落ちていく言葉や感覚、見落とされる経験・・・
そうしたものに注意を払いながら、地域活動に向き合っていくのがいしばしコモンズの大切にしている態度です。

活動に関わった一人一人が、いしばしコモンズという「場」を使い、移り変わっていく興味関心を追いかけ、実現していくことを願っています。
以下は、大学を卒業後、1人の市民として石橋地域で活動を始める一番最初に書いた文章です。哲学者の長谷川宏さんの文章のオマージュです。自身がいしばしコモンズという「場」を使って追いかけている思いが伝わると思い、共有させていただきます。
ー大切にしていることは、「知的に、ゆたかに、おもしろく、柔らかく生きる」ことです。そして、それは今の世の中ではとても難しいことです。
ゆたかさといえば、経済的なゆたかさが求められ、知的なおもしろさよりは、もっと直観的で、手軽なおもしろさがそこらじゅうに転がっています。関わりたいと思って生まれる人間関係より、必要に迫られて持つ関係に囲まれ、心身は緊張に向かいます。そういった周りの状況を変えることはもはやできませんし、拒絶して生きていくこともできません。
しかしそうした状況を、それはそれとして認めつつ、そのような流れに飲み込まれることなく、受け流すこと。ものを知り、ものごとを考えることのおもしろさ、ゆたかさ、たのしさを人生を通じて持続的に求めてゆくこと。それが、市井の人として、柔らかく、知的に生きることなのだと思います。
日常の「暮らし」の感覚を土台にしながら、哲学する楽しさを求めたい。それをともども楽しみたい。そう思っていますー
(一社)いしばしコモンズ 代表理事
菱田伊駒



