2月6日日本時間午前10時17分にトルコ南部・カフラマンマラシュ県を震源とするマグニチュード7.8の地震が発生しました。余震も続き予断を許さない状況です。建物が倒壊し、人々は住む家を失い、寒い中不安な日々を過ごしています。2月10日時点では、トルコ・シリア合わせて死者20,000人以上という情報が出ています。
IVYはシリアのパートナー団体を通して、2月8日よりシリア北西部にて緊急支援を開始しました。
本プロジェクトでは、「その時々のニーズにきめ細やかに、柔軟に対応する」というIVYのビジョンに基づきシリア北西部を中心に、シェルター・食糧・医療のさらなる支援を実施します。
一刻も早い緊急支援を実施するために、ご協力よろしくお願いします。
2023-03-06 18:26
配っている食べもの
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みなさま、いつもあたたかいご支援をいただきありがとうございます。
今回はみなさまのご支援がどのように被災した人々へ届いているかをご紹介します。
本日は実際に配布している食べもののリストをご紹介いたします。
【2月23日に配布した食べもの】
お米7kg
白砂糖3kg
乾燥挽き割り小麦3kg
レンズマメ2kg
パスタ1kg
マーガリン2ℓ
植物油4ℓ
白玉粉1kg
ひよこ豆1kg
インゲン豆1kg
マカロニ2kg
食塩1kg
様々な豆が含まれていますが、シリアの人々の食生活にとって豆は不可欠な食材です。
実際これらの食べものはフィールドチームの調査によって選定され、シェルターの人々にとって本当に必要なものが配布されています。
上記の食べものリストを各家族に配布することで、具体的には4人家族のシリアの人々が7日間ご飯を食べることができます。地震発生から1か月が経ちましたが、私たちは継続的に物資配布を行っています。
チーズや油、調理器具などを配布した日もありました。
シリアは今、日中は15度くらいの気温になりましたが、夜になると5度ほどに冷え込みます。
寒さの中でも体調を崩さずに過ごすためには栄養のある食べものが不可欠です。
みなさまのあたたかなご支援に感謝いたします。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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