2月6日日本時間午前10時17分にトルコ南部・カフラマンマラシュ県を震源とするマグニチュード7.8の地震が発生しました。余震も続き予断を許さない状況です。建物が倒壊し、人々は住む家を失い、寒い中不安な日々を過ごしています。2月10日時点では、トルコ・シリア合わせて死者20,000人以上という情報が出ています。
IVYはシリアのパートナー団体を通して、2月8日よりシリア北西部にて緊急支援を開始しました。
本プロジェクトでは、「その時々のニーズにきめ細やかに、柔軟に対応する」というIVYのビジョンに基づきシリア北西部を中心に、シェルター・食糧・医療のさらなる支援を実施します。
一刻も早い緊急支援を実施するために、ご協力よろしくお願いします。
2023-03-09 16:06
子どもたちの様子は
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みなさま いつもあたたかなご支援をありがとうございます。
クラウドファンディング目標達成まで10万と1500円となりました。
みなさまのご支援に感謝いたします。
記事では引き続き支援の様子をご報告させていただきます。
私たちが食糧・物資配布支援をしている被災者は、現在大人の男性が23名、女性が25名、子どもが144名です。
今回私たちが支援対象としているのは子どもがいること、路上生活をしていること、4人以上の家族であること、身寄りのないこと、これら4つの基準をすべて満たす家庭です。
他にも状況によって、女性世帯主である家庭や家計を支えている人がいなくなった家庭なども支援対象としています。
家庭によって事情は様々ですが、それぞれ大変な状況には変わりなく、特に子どもたちは不安な気持ちが顕著に行動に表れています。
親の元から離れることを怖がったり、一日に何度も地震について話したり、不安やストレスを感じていることが常態化している、または失禁してしまう子もいると報告されています。
地震発生から1か月以上経ちましたが、まだまだ生活は元通りとは程遠い状態です。
今後も継続的な支援が不可欠となります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
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