2月6日日本時間午前10時17分にトルコ南部・カフラマンマラシュ県を震源とするマグニチュード7.8の地震が発生しました。余震も続き予断を許さない状況です。建物が倒壊し、人々は住む家を失い、寒い中不安な日々を過ごしています。2月10日時点では、トルコ・シリア合わせて死者20,000人以上という情報が出ています。
IVYはシリアのパートナー団体を通して、2月8日よりシリア北西部にて緊急支援を開始しました。
本プロジェクトでは、「その時々のニーズにきめ細やかに、柔軟に対応する」というIVYのビジョンに基づきシリア北西部を中心に、シェルター・食糧・医療のさらなる支援を実施します。
一刻も早い緊急支援を実施するために、ご協力よろしくお願いします。
2023-03-15 16:23
支援が始まるまで、被災者たちは・・
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みなさまいつもあたたかいご支援をありがとうございます。
クラウドファンディングは第2ゴールを目指してまだまだ継続中です!
残り12日となりましたが、引き続きご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
今回は支援が入る前の被災者の様子についてお伝えいたします。
支援が入るまでの数日間、被災者は被災者同士で食べものを分け合って過ごしていました。
これは他の人をもてなしたり、自分が苦しくても周りを助けたりする中東の文化によるものです。
ヨルダンやパレスチナなど他の中東エリアでも見られるものですが、シリアの文化でも同じく、「人に分けて共有する」ことは彼らの大切な価値観となっているのです。
しかしそのような食べものの個人的な共有にも限界があります。
まず被災者に食べものなどを渡している人たち自身も被災者であること、また食料や水だけでなく、寒い冬の路上生活では暖房やシェルターの確保も同じく命にかかわる深刻な問題であること・・。
そのため我々IVYは支援開始から今まで、彼らが寒さの中で凍えることのないよう、また充分に栄養のある食べものを食べられるよう支援を行ってきました。
今後も引き続き被災したシリア人たちからニーズを聞き、人々に寄り添った支援を行っていきますので、どうぞよろしくお願いします。