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皆さんこんにちは。
いつもご支援をいただき本当にありがとうございます。
2011年3月15日、シリア内戦が始まったと言われる日から12年が過ぎました。
内戦終結の兆しは一向に見えません。
今回は、私たちと共に活動している提携団体スタッフからのメッセージをお届けします。
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日本の皆さん、こんにちは。
シリア革命が始まったとき、私は22歳でした。
私たちの団体は、医師や教育関係者、その他の専門職を含む活動家のグループとして、内戦で被害を受けた人々や困っている人々に人道的サービスを提供することから始めました。
私たちが成長したのは、現地の必要性とニーズがあったからです。
シリアで、特に内戦で被害を受けた弱い立場の人々が、基本的人権、資源、自給自足、平和なコミュニティへのアクセスを持ち、彼らのニーズを満たす基本資源と高品質のサービスを提供して、健康で繁栄する個人としての成長をサポートし、市民活動や開発で役割を果たす力を与えられることを目指しています。
シリアでは、初等教育、中等教育、職業訓練、女性と子どもの保護サービス、医療支援、特に未熟な女性と子どもを対象とした栄養サービスなど、人道的緊急支援を強く必要としています。
シリア北西部を襲った地震の後、水衛生環境整備と避難所の設営、運営の必要性が高まっています。私たちはニーズとギャップを埋めるべく、今後も活動を続けてまいります。
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被災された方々が病気や感染症にかからないよう、私たちは今後、避難所へのトイレの増設、貯水タンクの設置などを行っていく予定です。
皆様からのご支援が、被災された方々に安心安全な水衛生環境整備に役立ちます。
引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。
(トップ写真は、シリア北西部。自宅が半壊し入れず、自宅横にテントを建て暮らしている家庭もあります)