あなたも、マンスリーサポーターとしてIVYの仲間になりませんか?

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認定NPO法人IVY(アイビー)は、困難に直面している人々を支え、「世界中の誰もが人間らしく生きられる社会」をつくるために活動している山形生まれの国際協力NGOです。 1991年に設立以来30年以上にわたり、自分たちの足元である東北と世界9カ国で様々な支援を続けてきました。

【シリア】若者の学びが、シリアの明るい未来に繋がると信じて

16歳、中学生だった私は、家族全員で家を追われ、荷物は何ひとつ持ち出せず着の身着のまま、今住んでいる町に避難しました。私は学校を辞めざるをえず、父は仕事を失いました。  私は長男なので、家族を養うため父と一緒に日雇いで働きました。仕事はきつく、ただただ辛い毎日でした。  そんなある日、人づてに、日本のNGOが若者の職業訓練をしていると聞きました。早速「家電修理コース」に申し込み、試験に合格して、働きながら職業訓練に通うことになりました。  IVYの職業訓練コースでは、基礎から実践まで、先生が丁寧に指導してくれました。終了時には「家電修理士」の資格証明書も授与され、家電修理に必要な道具まで支給してもらいました。その後、家電修理の仕事も見つかり、私の人生はより良い方向に変わりました。  シリアの若者が、窃盗や麻薬取引などの違法行為に手を染めたり、武装勢力に加わるのを防ぐには、学ぶ機会が必要です。IVYによる支援がシリアの多くの若者に届き、私のように人生を自分の手で切り開けるようになることを願っています。それが、シリアの明るい未来に繋がると信じています。

【ウクライナ】厳しい生活を送る家族に、大きな支え

戦争が始まって間もなく、私たち一家はウクライナのドンバス地方からスロバキアに避難しました。徴兵等の理由で健康な成人男性はウクライナに留まらなければならなかったため、夫を残し、両親、姉、4人の子どもたちの合計8人でスロバキアの首都ブラチスラバへと逃れました。  ウクライナで一時保護登録をした後、政府の定めた期間は無料で住居が与えられるのですが、私たちは8人家族のため適切な住居がなく、自分たちで部屋を探し家賃を払って住んでいます。  一家の暮らしを支えるのは、私の収入だけ。姉は重い病気を患っているため働けません。両親は年金を受給していますが、とてもわずかで、それだけで生活するのは難しい状況です。私が高齢者施設でケアワーカーとして働き、家族8人の生活を何とか支えています。  IVYからの現金給付で、これまで買えなかった薬を買って、病気の姉に飲ませることができました。私たちのように厳しい生活を送る家族にとって、本当にありがたいものでした。心から感謝しています。

【イラク】「薬剤師になりたい」という夢が生まれました

2014年、ISILの攻撃により故郷ニナワ県を追われ、家族と一緒にエルビル県オザルシティに避難してきました。   私は今、エルビルにIVYが建ててくれた中学校で勉強しています。写真で背後に写っているのが、私の学校です。  旧校舎は窓ガラスが割れ、雨が降れば教室が水浸しになるなど、とてもひどい状態だったため、学業に身が入りませんでした。  でも、学校が新しくなり、状況は一変しました!新しい教室、清潔なトイレ、大きな窓、そして素敵な中庭・・・。勉強にも集中できるため成績が上がり、私にも将来の夢が生まれました。それは、薬剤師になること。自分の夢を叶えたい気持ちが、今どんどん強くなってきています。  IVYの支援が広がり、私のように、より良い環境で学ぶことができる子どもが1人でも多くなることを、心から願っています。

増え続ける難民・国内避難民

2024年、紛争や迫害によって移動を強いられた人は、世界全体で1億2千万人を突破したといわれ(UNHCR, 2024年6月発表)、 これは日本の人口に匹敵します。ウクライナでの戦争、ミャンマー等での暴力の高まり、シリアやアフガニスタン等の紛争の長期化に加え、スーダン、コンゴ民主共和国の紛争や、ブラジル、アフガニスタンの洪水被害などの影響もあり、その数は毎年増加し続けています。

紛争、迫害だけでなく、気候変動による干ばつや豪雨等の自然災害、食料難等、さまざまな人道危機によって多くの人々が故郷を追われている中、今ほど支援が必要とされる時代はありません。

紛争や迫害によって移動を強いられた人は、全世界人口の1%
紛争や迫害によって移動を強いられた人のうち40%が18歳未満の子ども

IVYの難民・国内避難民への支援

IVYは、シリア、ウクライナ、イラク、バングラデシュで、紛争により移動を強いられた人々の支援活動を行ってきました。

サムネイルをクリックいただくと、各国事業の詳細をご覧いただけます。

紛争で学ぶ機会を奪われた 若者たちへの職業訓練・初等教育 シリア 13年以上も続いた内戦で人道危機の影響を受けた若者たちに、初等教育(アラビア語の読み書き、算数)の提供と、職業技術訓練を実施しています。
戦争の影響を受けた人々の 健康を守りたい ウクライナ 戦禍を逃れウクライナ国内で避難した人々や、移動が困難で医療サービスが受けられない人々に、移動診療サービスを提供。医療関係者やボランティアへの研修も実施。
難民・避難民の子どもたちを 学校へ イラク・クルド自治区 イラクに避難したシリア難民や、イラク国内避難民の子どもたちが通う学校のプレハブ校舎建設、旧校舎補修、衛生教育、校舎維持管理研修、教員研修などを実施。
農業収入の増加で 貧困から脱出 バングラデシュ バングラデシュに避難したロヒンギャの人々への支援(2022年まで)と、受入コミュニティの脆弱な農家に対する農業支援を行なっています。

サムネイルをクリックいただくと、各国事業の詳細をご覧いただけます。

IVYと一緒に、難民や国内避難民の方々の「未来」を応援しませんか?

IVYは、これまでに世界9か国と日本で、「地球規模で考え、足元から行動する」をモットーに、地球市民の一員としてさまざまな活動を実施してきました。

合言葉は「足元から世界の片隅まで」

多くの支援団体の参入が難しい危険地帯、支援が集まりにくい紛争が長期化した地域。どんな場所でも、どんな人でも、支援の手からこぼれていい人はいません。IVYは、取り残されがちな場所や人への支援を行うことを特に大切にしています。

わたしたちの活動の仲間になってください!

IVYは、変わりゆく社会の中で、その時々のニーズにあわせた支援を届けることで、世界中の人々が自分らしく生きられる社会を目指して、挑み続けます。
あなたも、IVYと一緒に、難民や国内避難民の方々の「未来」を応援しませんか?

あなたの支援でできること

例えば、1年間のマンスリーサポーターのご寄付で、このような支援を届けることができます。

月々1000円のご寄付で、バングラデシュの脆弱な農家160世帯に、ニワトリのワクチンを提供することができます。
月々3000円のご寄付で、イラク国内避難民の子どもが教室で使用する新しい勉強机6台を提供することができます。
月々5000円のご寄付で、シリアの若者や女性1人が、職業訓練を受け、自立することができます。
月々10000円のご寄付で、ウクライナの国内避難民10人が、医師の診療や薬の支援を受けることができます。

皆さまからお預かりしたご寄付は、世界4か国と東北で実施しているIVYの活動や運営全般に活用させていただきます。

IVYマンスリーサポーター特典

マンスリーサポーターの皆さまには、当年度の活動を写真とともに紹介した年次報告書を年1回お送りします。また、会員限定のオンライン報告会で直接、海外の活動報告をいたします。さらに、月額3,000円以上の寄付を行っているサポーター限定で、IVYの活動地から、現地の様子がわかる動画を年2回お届けします。

① 年次報告書の送付:当年度の年次報告書を メールでお送りします。当年度の活動ハイライト、皆さまのご支援でもたらされた成果、受益者の方からの感謝の声などを、豊富な写真とともに掲載。
②オンライン報告会への招待:会員限定の報告会を 年1回開催します。現地スタッフとつないで、活動状況から日常生活まで、リアルにお伝え。現地がより身近に感じられます。
③会員限定動画のお届け:現地の様子がわかる動画を 年2回お届けします。受益者の方々の生の声や、現地事業の様子がわかる会員限定動画を作成し、メールでお送りします。

これらを通じて、皆さまのご支援がどのような活動に使われているのかをお伝えします。

寄付金控除について

IVYは、2008年6月に国税庁長官により「認定NPO法人」に認定されました。(2010年6月に再認定、2012年6月からは山形県知事による認定)IVYにご寄付いただいた皆さまは、税制上の優遇措置が受けられます。

例えば月々1,000円を寄付すると
合計で最大5,000円の還付を受けられます。(注1)

個人でIVYに月々1,000円(年間12,000円)を寄付した場合

所得税の減額(12,000円(注2)-2,000円)×40%=4,000円(注3)
住民税の減額(12,000円-2,000円)×10%(注4)=1,000円

合計で最大5,000円の還付を受けられます。

注1:税額控除の場合 注2:総所得額の40%が上限 注3:所得税額の25%が上限 注4:自治体によって異なります。

寄付金控除の流れを示した図

控除について、詳しくはこちらからご確認ください。

IVYマンスリーサポーターからのメッセージ

長守一滉さん 学生時代はIVYyouthで活動していました。現在は、化学メーカーで人々のよりよい暮らしに貢献できるよう働いています。マンスリーサポーターという形で再びIVYに関わることができ嬉しく思います。微力ながら応援させていただきます。  IVYは現地のニーズに沿ったきめ細やかな支援が強みと伺っています。少しでも現地の状況が改善されることを願っております。
新田 隆充さん 北九州多言語図書館代表  世界各地で人間が直面する困難は一様ではなく、その解決には個別の条件を深く理解していく不断の努力が不可欠です。お送りいただいている「活動報告」を読むと、紛争、災害、天候不良などさまざまな予期できない困難が起こる中で、IVYのひとつひとつの地道な活動が着実に芽を出し、実を結んでいくことがわかります。  現地に入って活動し、多くの人々の期待と応援を具体的な形にしていくIVYの活動を私も応援しています。
中村 文子さん 山形大学人文社会科学部・准教授 IVYスタッフの方々の素晴らしいご活躍にいつもたくさんの刺激を頂いています。  これからも頑張って下さい!心から応援しています!

事務局長よりメッセージ

コングラントをご覧になってくださっている皆さま、はじめまして、認定NPO法人IVY事務局長の安達三千代(あだちみちよ)です。   私とIVYとの出会いは、1991年。人口わずか25万人の地方都市に、国際協力NGOがあることが驚きでした。すでにカンボジアで孤児院支援をしたり、山形県内各地で外国出身の方々に日本語教室を開いていたり。当時の有名なフレーズ「Think globally, act locally(地球規模で考え、足元から行動しよう)」の言葉をそのまま実践しているような熱い(笑)人々の集まりでした。  その後、私もIVYの日本語ボランティアとなり、カンボジア事業を受けもち、内戦終結間もないカンボジアを訪れることになりました。そこで、路上で物乞いする子どもたちや空腹で動けなくなって地面に横たわるホームレスの母子の姿を見て、「戦争で一番傷つくのは誰か」を知りました。 その時感じた思いは、その後、紛争が起こってしまったシリア、イラク、バングラデシュ、ウクライナで活動する上でも、私の大事な根幹になっています。   多くの支援が集中するところではなく、できれば目立たない小さな避難所やアクセスの悪い僻地、治安の安定しない地域などで支援から取り残されている人々が、人間らしく、私らしく生きられる社会をめざして挑戦し続けます。   私たちの活動の様子はホームページ、Facebook、Twitter、Instagramなどで随時お伝えしていきますので、ぜひHPのブックマークや、SNSのフォローをお願いいたします。

継続寄付は難しい・・・という方へ

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