アフガニスタンでは、紛争や自然災害、新型コロナ、政変による経済制裁が重なり、国民の約半数にあたる約2,290万人が人道支援を必要としています。生活再建の兆しは見えず、多くの人びとが日々の暮らしに希望を持てずにいます。さらに、隣国パキスタンに滞在していた約170万人ものアフガニスタン出身者やその子孫たちが、突然の通告により帰還を余儀なくされ、殆どの人が家財も持たずに国境を越えました。その数は今も増え続けており、ジェンが活動するナンガルハル県では、もともと高かった支援ニーズが更に膨れ上がり、地域に深刻な影響を及ぼしています。
ジェンはこの厳しい状況の中、男女を問わず収入を得て暮らせるよう、生計支援活動を実施しています。特に働く機会を持つことすら難しい女性たちは家族を守りたいという思いで一歩を踏み出し、裁縫や商売の技術を学んで子どもを学校に通わせ、生活に少しずつ希望を取り戻し始めています。
「自分の力で暮らしたい」と願う人びとの挑戦を支え、子どもたちが学校に通える未来を実現するために、どうかこのクラウドファンディングにご協力ください。あなたのご支援が、希望ある社会を築く大きな力になります。
2025-08-01 16:00
【本日最終日!】事務局長・木山からのメッセージ

このたびは、クラウドファンディングにご協力くださり、本当にありがとうございました!お蔭様で、第一目標を達成することができました。ご寄付、情報拡散や応援メッセージを届けてくださったり、職員に個別に応援の言葉をかけてくださったりと、クラウドファンディングを通して、職員も元気をいただく機会となりました。第一目標は、皆様のご協力で達成できましたが、第二目標に向けて挑戦していますので、引き続き、ご協力をお願いいたします。
アフガニスタンで暮らす人びとの多くは、厳しい人道的危機に直面しています。紛争や自然災害、政変などが相次ぎ、日々の暮らしを成り立たせることすら難しく、多くの人びとが明日を思い描くことさえできません。
こうした中で、パキスタンやイランに逃れていた人びとが帰還を余儀なくされ、既に支援が不足していたアフガニスタン国内に、さらに多くの人が加わっています。そんな厳しい状況の中でも、何とか暮らしを取り戻そうと可能な限りの努力を重ねる人々にとって、自立のための小さな足がかりを届けることは、大きな希望を届けるのと同じ意味を持ちます。こうした支援を可能にしてくださる今回のご協力に心から感謝します。
クラウドファンディングは、今晩23:59までです。是非、セカンド目標に向けてのご支援もお願いいたします。
引き続き、現地の人びとの歩みを共に支え、見守っていただければ幸いです。
心からの感謝を込めて。
特定非営利活動法人ジェン
事務局長 木山啓子