アフガニスタンでは、紛争や自然災害、新型コロナ、政変による経済制裁が重なり、国民の約半数にあたる約2,290万人が人道支援を必要としています。生活再建の兆しは見えず、多くの人びとが日々の暮らしに希望を持てずにいます。さらに、隣国パキスタンに滞在していた約170万人ものアフガニスタン出身者やその子孫たちが、突然の通告により帰還を余儀なくされ、殆どの人が家財も持たずに国境を越えました。その数は今も増え続けており、ジェンが活動するナンガルハル県では、もともと高かった支援ニーズが更に膨れ上がり、地域に深刻な影響を及ぼしています。
ジェンはこの厳しい状況の中、男女を問わず収入を得て暮らせるよう、生計支援活動を実施しています。特に働く機会を持つことすら難しい女性たちは家族を守りたいという思いで一歩を踏み出し、裁縫や商売の技術を学んで子どもを学校に通わせ、生活に少しずつ希望を取り戻し始めています。
「自分の力で暮らしたい」と願う人びとの挑戦を支え、子どもたちが学校に通える未来を実現するために、どうかこのクラウドファンディングにご協力ください。あなたのご支援が、希望ある社会を築く大きな力になります。
2025-08-04 16:30
【御礼】温かいご支援をありがとうございました

8月1日(木)23時59分をもちまして、アフガニスタン生計支援のクラウドファンディングが終了いたしました。おかげさまで、87名の皆さまから総額1,151,100円のご支援をお寄せいただき、無事に目標金額100万円を達成することができました。
たくさんの応援や激励のお言葉、ご寄付、SNSでのシェアなどを通じて、このプロジェクトを最後まで支えてくださった皆さまに、心より御礼申し上げます。
皆さまの温かなお気持ちに触れ、私たちスタッフ一同、何度も励まされ、支えられました。
いただいたご寄付は、責任を持って、アフガニスタンの人びとの生計支援活動のために大切に使わせていただきます。
アフガニスタンの今、そしてこれから
活動報告にも記載いたしましたが、国連の発表によると、今年7月12日までに140万人以上がアフガニスタンへ帰還しています。
そのうちイランから約108万人、パキスタンから約33万人が帰還しており、ジェンが活動を行っているナンガルハル県(パキスタン国境に接する地域)にも、非常に多くの人びとが戻ってきています。
もともと人口の半数以上が人道支援を必要としているアフガニスタンにおいて、帰還民が増加することで、暮らしはさらに厳しさを増しています。
ジェンは、こうした人びとが少しでも安定した生活を取り戻し、自立への一歩を踏み出せるよう、今後も活動を継続いたします。
引き続きのご支援をお願いいたします
クラウドファンディングは終了いたしましたが、ジェンのウェブサイトでは引き続きご寄付を受け付けています。
アフガニスタンの人びとの未来をともにつくってくださるご支援を、今後もどうぞよろしくお願いいたします。
👉 ご寄付はこちらから
https://www.jen-npo.org/jp/con...
皆さまの温かいご支援に、改めて心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。