JHP・学校をつくる会とは
JHPは、アジアの子どもたち・若者ひとりひとりの「学びたい」という想いに寄り添い、
未来へつなぐ国際協力NGOです。
1993年の設立以来、カンボジアを中心に、学校建設、音楽・美術教育、識字教育などの
教育支援を通して、“誰もが学びに出会える場” を届けてきました。
教室不足と危険と隣り合わせの学びの場
カンボジアの公立小中学校では、生徒数に対して教室数が大きく不足しており、多くが二部制で授業を行っています。
農村部には、土の地面の上に立てられた壁が片側しかない教室もあり、強い雨風が吹くと足元が水浸しになり、乾季には熱がこもります。
強風のたびにトタン屋根が剥がれるなど、常に倒壊の危険と隣り合わせの環境で、子どもたちは学び続けています。

先進国平均に満たない1人あたりの授業時間数
校舎数の不足により、カンボジアの多くの公立小中学校では二部制の授業が行われています。 ネパールでも同様に、限られた教室を分け合っている状態です。
そのため、一人あたりの授業時間は十分に確保できていません。カンボジアの年間授業時間は、カリキュラム上でもOECD平均より約70〜100時間少なく、実際の現場では、さらに短くなっていることが見込まれています。

衛生環境が不十分な学校が8割
子どもたちが安心して学び続けるためには、教室だけでなく、衛生環境の整備も欠かせません。
しかしカンボジアでは、トイレや給水施設が十分に整っていない学校が全体の約8割にのぼります。生徒数に対してトイレの数が極端に少なく、手洗い場がない学校では、バケツや小さなタンクの水で手を洗う状況が続いています。
こうした環境は、感染症のリスクを高めるだけでなく、子どもたちの健康や学習意欲にも大きな影響を与えます。

活動紹介 ~学校建設~
学校の新校舎建設
老朽化によって倒壊の怖れのある校舎や、壁がないことで、天候の影響を大きく受けてしまい、授業が困難な校舎の建て替えを行っています。

経年劣化箇所の修繕
経年劣化によって、壁やペンキが剥がれたり、床が抜けてしまった校舎の修繕を行っています。
建設後の確認と報告
建設後も、現地スタッフが定期的に調査・訪問し、状態を確認します。 生徒や先生から聞いた「支援学校の今」を、支援者様にご報告しています。
活動紹介 ~衛生教育~
トイレの建設
学校建設の調査時に衛生施設のニーズがあるかもあわせて調査しています。
不足している学校では、ハンディを持った生徒でも使用できるバリアフリー仕様のトイレを建設しています。

手洗い場・給水タンクの整備
手洗い場がなく、汲み置きの水で手を洗っていた学校に、蛇口付き手洗い場の設置支援を行っています。また、安全な水にアクセスできる環境を整えるため、給水タンクの支援も行っています。

衛生授業の実施
JHPが建設した学校で、校内美化や清掃、トイレ利用、手洗いなどの衛生指導が行われるよう、1999年に「衛生教本」を作成。 建設した学校を中心に、これまで約1万冊を配付し、衛生授業を行っています。

物資(机/椅子/文房具/図書)の提供支援
日本国内で寄せられた物資(企業・自治体とも連携)を現地へ寄贈してきました。
これまでに中古の学校机4,667台、椅子4,660脚をペンキ塗りやヤスリで修繕し、カンボジアの必要とされる学校で活用しています。
そのほか、支援様のご支援により、文房具や図書等の提供支援を行ってきました。 ※2026年現在は輸送手段がないため、中古机・椅子の寄贈活動は行っておりません。

活動実績
これまで建設した学校はカンボジア・ネパールで 394棟 1,746教室
JHPの校舎はシンプルかつ頑丈な作りで、他団体のモデルにもなっています。
これまで建設したトイレは、カンボジア・ネパールで 313棟 1,223室 井戸・給水タンク 156基、手洗い場 28箇所

寄付金の使い道について
皆さまからのご支援は、文房具支援やトイレ建設費等、カンボジアの子どもたちが安心して学べる教育環境づくりに大切に使わせていただきます。
皆さまの温かいご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

