特定非営利活動法人自遊の広場

「いくつになっても自分らしく生きる」を支援するためにご寄付をお願いします

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私たちは、介護・福祉を通じて、誰もが自分らしく「自遊」に生きるため、自然豊かな里山での「日々の暮らし」「ささえあい」「つながり」をサポートしています。2008年より相模原市緑区(旧藤野町)で在宅のお年寄りの暮らしを支える「すずかけの家」を運営する中から、2021年、高齢者シェアハウス、フレイル対策として庭仕事のサポートやコミュニティガーデンを開始しました。これらの事業に、ぜひご支援をお願いします。

「自遊の広場」のはじまり

2005年12月、「この(旧)藤野町に宅老所を作ろうよ、地域のお年寄りだけでなく私たちも”ほっ”とくつろげる居場所を」と、福祉経験者をはじめアーティストや鍼灸師、議員など10数人の仲間が集まりました。2006年、介護事業を展開するために、「特定非営利活動(NPO)法人自遊の広場」を設立しました。

そして、(旧)藤野町の山間に幕末に建てられたであろう立派な古民家を借り、地元のアーティストや大工さんが建物の雰囲気をしっかり残して改修してくれました。こうして、2008年6月、小規模多機能型居宅介護事業所「すずかけの家」をオープンしました。

「すずかけの家」では、「介護が必要になっても住み慣れた自宅で暮らしたい」、「何歳になっても、自分らしく生きたい」そんな方の暮らしを、「通い」(すずかけの家で過ごす)・「訪問」(自宅を訪問する)・「泊まり」(すずかけの家に泊まる)のサービスを組み合わせて支援しています。

それから14年、そこで痛感したのは、認知症の方を含めお年寄りも個性がさまざまで、十人十色。それでも場面、場面で輝く目を持っているということです。人間は多様なのです。そして、もっと一人ひとりの自由な生き方をサポートする環境づくりが必要だということです。

多様な個人に、自遊な共同生活を楽しんでいただくために

2016年に、隣接するまちの福祉施設で、たくさんの利用者さんたちの殺傷事件がおきました。加害者の言葉には「障害者は生産性がないから生きているのは社会のムダだ」と。認知症だろうが障害者だろうが、生きている限り、輝く目を持っています。多様な個性とともに。そしてこの事件は、あらためて「自遊の広場」設立の意義を考えさせられるものでした。

2021年、住む機能がない「すずかけの家」から15分程離れたところに、念望の高齢者向けシェアハウスとして「やまぼうしの家」をつくりました。「やまぼうしの家」では、ゆたかな老後をめざして、お年寄りを中心に、ふつうの民家で支え合って暮らしていく生活をサポートしています。比較的元気な高齢者が一つの家で支え合いながら共同生活ができ、安心の中で多種多様なライフスタイルを過ごすことができる環境づくりを目指しています。

「ハートdeグリーンサポート」~フレイル対策として

「すずかけの家」の近くの休耕地でコミュニティガーデン「びんたぼ農園」を始めました。名前はかつてこの辺りの草地にたくさん生えていた野の花「おきな草」の別名からとっています。高齢者にも対応したバリアフリーの農園をつくり、農作業を通じた高齢者のフレイル対策〜介護予防〜になることをめざしています。

また農園を地域に開放し、地域住民の方々や保育園の子どもたちや保護者と共同作業で農園を創っていくことによって、多世代交流の場にしたいと考えています。

その中から「ちょっと辛くなってきた庭や畑仕事を一緒に作業し、お手伝いするサービス」〜訪問庭づくり事業〜の実現に向けて動いていきたいです。

次世代にも繋がる土いじりの豊かさを共に感じて、孤立しがちな高齢者の社会参加のきっかけ、フレイル対策〜介護予防〜になればと思っています。

ご支援の使い道

「すずかけの家」では、古民家を改修して、オープンカフェなど、ふらっと立ち寄れる地域の居場所にしたい、介護・福祉の困りごとを気軽に相談できる場所にしたいと考えています。

「ハートdeグリーンサポート」のコミュニティガーデンでは、高齢者にも対応したバリアフリーの農園にするため、手すりを設置したいと考えています。また、訪問庭づくり事業を本格稼働して、誰もが生きがいや豊かさを持って暮らすお手伝いをしていきたいと考えていますが、施主さんの利用料だけでは十分ではありません。

みなさまからのご寄付は、これらの事業の充実のために使わせていただきます。ぜひ温かいご支援をお願いいたします。

団体情報
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