生理用品無料配布プロジェクトとは
一般社団法人JOYでは”生理用品を必要とする人みんなが当たり前に無料で使えるように”どんな事情があろうとも生理の来る人に生理用品が手に入らず、汚れたナプキンを代えられない、ティッシュやキッチンペーパー・ラップなど別のもので代用しなければならないなんておかしい!
生理用品は”トイレットペーパー”のように誰でもが必要な時に無料で使えるべきだと考え【生理用品無料配布プロジェクト】を立ち上げました。学校や公共施設・シェルター・地域の会館等『誰でも気軽にとりに行ける』場所に生理用品を設置する事で、先行型支援をし、その後一般社団法人JOYに安心して相談をしてもらっています。
なぜ今生理用品無料配布が必要なのか
『生理の貧困』が問題となり、活動を始めてから私達に届く全国からの沢山のメッセージ。経済的理由で生理用品が買えない『生理の貧困』の問題だけではなく、生理用品を買ってもらえない小中学〜高校生、買って欲しくても言えない家庭の子どもが沢山いると知りました。
コロナ禍で『生理の貧困』だけが可視化され注目されたけれど、これは普遍的な問題で、過去も現在も生理用品が手に入らない境遇の人が沢山いると知りました。
「生理」に対し「恥ずかしい」「隠すべき」のようなネガティブなイメージを持ち、普段から気軽に生理の話をする事が出来ない事も根強い原因だと思っています。
例えば男性ひとり親家庭の子どもが生理用品を買ってと言いにくいとか、ネグレクトや子どもへの虐待など、今まで気づけなかったつらい思いをしている人のことを知り、【生理用品無料配布プロジェクト】でひとりでも多くの人に届けたい、できれば男性もトランスジェンダー男性も気軽に近寄れて、パートナーの方や子どもなど家族に持って帰ってもらいやすい活動にしたいと思っています。
伝えていくこと
生理用品を設置している場所に直接行く事。配布会等で直接話を聞く事で”今”何が起きていて”本当に必要な事”は何かを実際に見る事で、根本的な問題解決を目指しています。そして”伝える事”で、様々な問題がある事やもしかして自分が当事者かもしれない・過去の当事者だったかもしれないと考えるきっかけになります。知識不足で知らず知らずに生理用品が必要な人の対して”加害者”になっている可能性もあります。その為にも継続して伝え続ける事が大事なのです。
ご支援の使い道
■生理用品の購入
ひと月に1箱と計算しても無料スポット1カ所で1年間に約6万円〜12万円の生理用品を、その場所で必要としている人のために切らすことなく購入し補充し続けるための資金が必要です!
■備品・経費
・生理用品アソートパックの袋、持ち帰ってもらう小分け用の袋、段ボールなど
・生理用品の送料、直接配送や生理用品仕入れのためのガソリン代等
・設置場所などのポップやチラシ、カードなどの制作と印刷代
・生理用品の正しい使い方を教えるためのお尻の模型(トルソー)など動画用の設備や機材
・レビュー、紹介のための生理に関する商品の購入
・ラミネート
・盗難防止付きアクリル募金箱
・公式LINEでの相談業務
一般社団法人JOYは皆様のご支援で運営しております。皆様のご支援ご協力をお願いします。
毎月の寄付とは
毎月のクレジットカードの自動引き落としで継続的にご寄付いただけます。
一般社団法人JOYとは
事業内容
当法人は、一人でも多くの人に「JOY(喜び・幸せ)」を届け分け合い共有することを目的とする非営利型一般社団法人です。
その目的に資するため、次の事業を行います。
- 生理用品無料配布と生理に関する正しい情報を普及する事業。
- 困りごとや生きづらさのある人を支援する事業。
- その他、当法人の目的を達成するために必要な一切の事業。