一般社団法人JrSrとは
一般社団法人JrSr(ジュニアシニア)は2014年10月に設立されました。 この法人は創立者である町淳二の米国と日本の医学教育現場における橋渡しとしての長年の活動を、さらに拡大・推進するために設立され、幅広い国際的な教育・医療推進活動を目指しています。 日本の医学教育は優秀な医師を毎年多数輩出しており、世界に誇るべき医療水準を達成していますが、今後の医学教育における国際情勢の急激な変化に伴いこの状態を維持し、更に向上する為の努力を強く必要としています。 当法人は卒前と卒後の医学教育における国際標準化の促進を目的とし、国際標準に適った教育プログラムの施行を推進することで国内および国際的に活躍できる医療者育成を目指します。また、年々増加が見込まれる海外からの訪問者・移住者にも良質で迅速な医療を提供すべく、24時間救急診療可能な国際病院の設立・運営に関わる活動を展開します。
国際教育病院の創設 HITH
ハワイ式の臨床実習を日本で提供するハワイ医学教育プログラム Hawaii Medical Education Program (HMEP)と米国レジデントを目指すためのJSプログラムを実施する「ハワイ国際教育病院」(Hawaii International Teaching Hospital HITH)として、静岡医療センター、久道クリニック、東京北医療センターと正式に提携し、2019年6月からJrSrの仲間と研修医による診療・教育が始動しています。
海外医療教育支援
ハワイ大学の日本における公式な窓口機関として、医学生・医療系の学生・医師・看護師・その他コメディカルのハワイ大学研修におけるプログラム作成や一連の手配を行っております。
修学旅行的な研修から、より実務に近い場所を見ることができる実習まで、目的や研修期間によって最適な研修プランを提案いたします。
また、米国の医療の仕組み・実際を知りたい医療施設経営者のための視察の手配も可能です。
いづれも現地の実務・臨床者とのインタラクティブなディスカッションが人気です。
また米国residencyに興味がある学生・研修医には個別に相談に応じることも可能です。お問い合わせください。
医学教育的セミナーの開催
開業医・勤務医師・研修医・医学生向けの教育的セミナーを開催および後援しております。
今後の日本の医療における大きな問題の一つは、超高齢化とそれに伴う疾病構造の変化への対応です。複数の慢性疾患を持つ高齢者が患者の中心となり、総合診療へのニーズが高まることでしょう。新専門医制度のもとで「総合診療科」が新設されたことも、国策として総合的に診療できる医師を育成しようとする姿勢の表れと思われます。
新たな診療方法も導入されエビデンスも刻々と変化します。当法人では、今後ますます希求される「総合的に診療できる」医師の育成に資するべく、実務の最先端を担う講師たちの協力のもと、様々なセミナー・レクチャーを開催しております。