一般社団法人日本ペットBLS防災学会は、人とペットが幸せに暮らせるまちづくりを行う非営利型一般社団法人です。
消防士は、火災で負傷したペットに応急手当をしてくれるのか?
消防士は心肺蘇生だけでなく、ガーゼで傷の処置すら出来ない
生死を分ける火災現場。
言葉がわからず、状況判断のできないペットも命を落とす。
そもそも火災を起こしてはならないが、
もらい火や想定外のアクシデントもある。
飼い主がペットを守るにも限界がある。
私達は、消防士にアンケートを試みた
2割以上の消防士が負傷したペットに遭遇していたが、ペットに応急手当を施した例はゼロ。やはり、消防士はペットに応急手当ができないようだ。しかし、このアンケート結果に驚愕!
実に7割の消防士が「ペットの救命法を学びたい」と回答した。多くの消防士は人もペットも助けたいと考えている。私たちは、防災や獣医学の専門家が集まった団体です。世界基準のガイドラインを基に正確な知識と技術をより多くの消防士に提供します。
寄付が3,000円集まると、1人の消防士に、専用器材とトレーニング動画を使用して、ペットの救命法を伝授することができます。
当学会は「ペットの命は飼い主が守る」ことが原則であることから、飼い主自身がペットの救命法を身に付けることが重要で、人命救助や火災の消火が任務である消防士に、ペットの応急手当を丸投げすることはあってはならないと考えています。
しかしながら、海外の消防士のようにペットに応急手当ができる体制は、動物愛護の精神からも議論の余地があるのではないでしょうか。
この活動が、ペットの応急手当を考えるきっかけになっていただければ幸いです。
皆様、ご協力をお願い致します。
(アンケート期間2022.6/15~2022.7.31 全国100名の消防士職員に実施)