ビタミンD補充療養指導のランダム化比較試験
新型コロナ感染後急性後遺症もしくはコロナワクチン接種後に発症した筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)の症例に対する「ビタミンD補充療養指導のランダム化比較試験」は、2025年3月31日をもって症例登録期間が終了いたしました。
最終的な登録症例数は、目標の90例に対し、91例となりました。91例のビタミンD不足/欠乏症患者に対して、ビタミンD不足/欠乏症からの離脱によるME/CFS症状改善の検証を開始しました。
学会発表のご報告(2025年9月27日~28日)
本臨床研究について、本年9月27日・28日に札幌コンベンションセンターで開催された「第29回日本ワクチン学会・第66回日本臨床ウイルス学会 合同学術集会」において、児玉慎一郎医師が学会発表を行いました。
発表者:児玉 慎一郎(業務執行理事)
発表形式:ポスター
抄録
発表ポスタ

本臨床研究終了のご報告
そして、約6ヶ月間にわたる臨床研究が終了しました。
mRNAワクチン接種後症候群(PVS)または新型コロナウイルス感染症後急性後遺症(PASC)として筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)を発症し、血清25(OH)ビタミンD不足/欠乏がある患者に対するビタミンD補充療養指導の有効性が実証される研究結果となりました。
現在、ご支援くださった皆さまへ正式にご報告できるよう、本臨床研究結果の論文作成に向けて準備を進めております。本年は、皆様からの多大なるご支援によって研究活動を継続することができました。
私たちワクチン問題研究会は、2023年6月の設立以来、文献データベース、PVSデータベース、検査方法開発、治療方法確立の4つの研究プロジェクトを柱として研究を進めてまいりました。
今後も、全智全霊を以てmRNAワクチンに関する問題の解決に向けて鋭意取り組んでまいります。今後とも変わらぬご支援と温かいお心寄せを賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

本臨床研究については、様々なメディアなどでも多く取り上げていただきました。
「寝ても覚めてもそのことばかり」前例なき"コロナワクチン後遺症" 治療法確立に奔走する医師に密着 往診は宝塚から愛知や広島まで..."ビタミンD補充療法"で患者を救えるか
本年10月31日に放送されたMBS NEWS にて、児玉慎一郎医師への密着取材が紹介されました。
※本放送の詳細は、下記の特集記事をご覧ください。
https://www.mbs.jp/news/featur...
映画「ヒポクラテスの盲点」
本年10月10日、映画『ヒポクラテスの盲点』が公開され、 10月13日、兵庫県神戸市での舞台挨拶の様子がサンテレビにて放送されました。
本作品は、科学的データの検証と当事者の証言を通じて、これまで十分に取り上げられることのなかった問題に光を当てたドキュメンタリー作品であり、ワクチン問題研究会のこれまでの研究活動と共に、皆様にご支援いただいた本臨床研究についても取り上げられております。



