新型コロナ罹患後、あるいは新型コロナワクチン接種後に発症する慢性疲労症候群によって、非常に多くの方々が、闘病を余儀なくされています。
慢性疲労症候群は医学的に正しくは、筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(Myalgic Encephalomyelitis/Chronic Fatigue Syndrome: ME/CFS)と呼ばれています。
厚生労働省研究班の実態調査によると、日本の罹患患者さんは約12万~36万人と推定され、その約3割は寝たきりに近い重症患者である深刻な実態が明らかとなっています。慢性疲労症候群の原因は未だ解明されておらず、現在有効な治療法は確立されていません。
今回、私たち一般社団法人ワクチン問題研究会は、ワクチン接種後の慢性疲労症候群に対する治療法の手がかりを見出しました。そこで、その治療法の検証を目的として「ランダム化比較臨床試験」を開始しました。
慢性疲労症候群で苦しんでおられる患者さんたちに1日も早く日常を取り戻していただくように皆様方の温かいご支援を伏してお願い申し上げます。
2025-03-01 18:25
クラウドファンディング終了のご報告と御礼

2024年12月10日より実施しておりました、「新型コロナ感染後急性後遺症もしくはコロナワクチン接種後に発症した筋痛性脳脊髄炎・慢性疲労症候群の症例に対するビタミンD補充療養指導のランダム化比較試験」のためのクラウドファンディングが、2025年2月28日をもちまして終了いたしました。皆様にご協力を頂きまして、運営一同、心より御礼申し上げます。
本クラウドファンディングでは、当初の目標金額であった1,000万円を大幅に超える支援総額12,604,952円のご寄付を賜ることができました。皆様からの温かなお心寄せとご支援に、運営一同、心より深く感謝申し上げます。
本臨床研究の症例登録につきましては、目標の90例に対して現在76例が登録されております。さらなる信頼性の高い成果を得るため、症例登録期間を1カ月延長し、2025年3月31日までとすることを決定いたしました。より多くの症例を集め、慢性疲労症候群の治療法の確立に向けた研究を推進してまいります。
研究の進捗や成果につきましては、今後も随時ご報告させていただきます。
改めまして、皆様からの多大なるご支援とご厚意にお応えできるよう、研究の発展に向けて一層邁進してまいる所存でございます。今後とも変わらぬご支援と温かいお心寄せを賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。


