ごあいさつ
こんにちは!一般社団法人かけはしの廣瀬貴樹です。このプロジェクトのページを訪れてくださり、本当にありがとうございます。
そして、2022年に行わせていただいたクラウドファンディングで、ご支援くださったみなさまに、あらためて心から感謝を申し上げます。
横浜市の小学校教員として14年間、勤務ののち、「生きづらさを感じている子どもにとことん寄り添たい」との思いを叶えるべく、2021年3月に妻と共に退職。一般社団法人かけはしを立ち上げ、不登校の子どもたちの支援を中心に、みんながつながりどんな人も暮らしやすい地域・社会になるようにという願いのもとに活動してきました。
居場所づくりをはじめて、3年が経ちました。必死に走り続けてきた中で、本当に数えきれないくらい多くの方々に支えていただきました。本当に感謝しかありません。
私たちは、子どもたちが安心して自分の可能性を切り拓いて行ける居場所を、これからも全力で開き続けていく決意です。そのために、「拠点をつくる」という、新たな一歩を踏み出す決断をしました。みなさまのお力をどうかお貸しください。
このプロジェクトで実現したいこと
私たちがこのプロジェクトで実現したいことは、次の3つです。
・学校に行かない(行けない)子どもたちが、安心して過ごせる「拠点」をつくる
・学校に行かない(行けない)子どもたちが安心して過ごせる居場所「かけはし」の運営の持続
・私たち「かけはし」が、子どもの居場所・フリースクールや、子ども・若者支援の活動についてたくさんの人に知ってもらうための「架け橋」になる
このプロジェクトを通して、みなさまからご支援していただくとともに、私たちからもみなさまに何かお返ししていけるものがあったらいいな、互いに受け取り合いながら進めていけたら嬉しいなと思っています。
プロジェクトを立ち上げた背景
かけはしの居場所を開設して3年がたち、現在、約70人のこどもたちが居場所に登録しています。予想以上に増え続ける子どもたちの様子から、「このような場が本当に必要とされている」「決して絶やしてはならない」との思いがますます強くなりました。と同時に、今まで行ってきた移動型の居場所の難しさも出てきました。
今までお借りしていた公共施設は、部屋の広さや部屋数が人数に合わなくなってきていました。子どもたちと、そこに寄り添うボランティアさんやスタッフが活動すると、どうしても手狭でした。利用できる日数や時間の面でも、難しさがあります。人数に伴って増えた備品の運搬も大変です。また、心に安心が積み重なってきた子も増えてきて、「やってみたい」と思ったことを、より豊かに広げられる環境があったらと思う場面が増えました。
…今日つくったものの続きを、明日もつくりたい。つくったものを飾って、みてもらいたい。
…別の曜日に参加する友達にも、話し合ったことを知ってほしい。思いっきり水遊びがしたい。
…朝着いたら、自分たちでおにぎりをつくって食べられたらいいな。
できるかぎり、どの子も通いやすい場所に、拠点をつくることができないか…
そんなとき、地域のスーパーマーケットの跡地をお借りできることになりました。今、応援してくださる地域の方々に支えていただきながら、初めて出会う地域の方々とつながり、子どもたちが安心して過ごせる居場所の拠点づくりにご理解とご協力をいただけるよう、日々駆け回っています。
使い込まれた建物は、なるべくお金をかけずに居心地の良いものにしようと、自分たちで手をかけて工夫してリフォームしました。
剥がれかけていた外壁は、自分たちで塗り替えました。
広い床は、無垢の杉の木を組んだものです。こどもたちが冷えないように、足腰に負担がかからないように、と大工さんたちの想いが込められています。
仕上げは子どもたちの手で、オイル塗りをしました。
スーパーマーケットだったため、トイレが2階に1つしかありませんでした。1階にももう一つトイレを作りました。
仕切りを設けて、静かに過ごしたい子のための小さな部屋も作りました。
レイアウトのイメージ。居心地のよい空間になるように、子どもたちの声を活かして考えました。
かけはしの「まなべるいばしょ」とは
小学校教員の14年間、とにかく一生懸命の毎日でした。そんな日々の中で、ずっと教員をやりながら、ひっかかっていたこと。それは、「様々な生きづらさを抱えるこどもたち」のことでした。
「自分が馬鹿だから」と言って自分で自分を傷つけてしまう子。
自分の気持ちをコントロールすることが難しく、自分を責めている子。
いろいろな事情を抱え、人を信じたくても信じられなくなっている子。
集団の中に入りたいけれど入れず、居場所を求めている子。
助けてほしいというサインを送りたいけれど送れないで、孤独を感じている子。
「自分には良いところなんて何もない、自分なんて死んだほうがいいんだ」と涙ながらに話してくれた子・・・
そんな子どもたち一人ひとりの悲痛な声を聴いても、自分が何もできないときの悔しさ、無力さは、言葉にできないほどの感情でした。
私にできたことは、その子と一緒に居る。ただそれだけでした。
自分にできることは一体何なのか。この先、何のために生きていくのか。自分の生きる意味とは何なのか。
そして出した答えがあります。
「教員を辞めて、生きづらさを抱える子どもにとことん寄り添いたい」「生きづらさを抱えるこどもたちが安心して自分らしく居られる居場所を創りたい」
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2021年4月7日、一人の子がかけはしの居場所に来てくれました。私と妻とその子と、3人での居場所がスタートしました。そしてすぐに信頼できる一人のスタッフとボランティアさんが仲間になってくれました。一人ひとりのこどもにとことん寄り添う中で、こどもたちと見つけてきた4つの大切なことが、かけはしの原点となっています。
1.安心 ~居場所では「安心」できることが一番大切~
やりたいことをなんでもやっていいし、やらなければいけないこともありません。帰りたくなったら、いつ帰ってもいい。スマホゲームをすしたり、大好きなアニメの音楽を聴いたり、誰かとおしゃべりしたり…。安心して過ごすことが、一人ひとりをやさしく満たしていきます。
2.自己決定 ~やりたいことを自分で決める~
最初は戸惑う子もいますが、そんな時はスタッフやボランティアさんが一緒に考えてくれます。こどもたち一人ひとりが、自分で決めるという「自己決定」の積み重ねが、自分の生き方・人生を自分で切り拓いていくことにつながると信じています。
3.体験 ~体験で何かが変わる。~
ある子が居場所に来てくれてちょうど1か月くらい経った頃「自転車でサイクリングに行きたい」と話してくれました。「いいね。行こう!」とすぐに自転車に乗り、サイクリングに出かけました。黄色い花が咲き誇る川沿いの道を、やわらかな春の風を体いっぱいに感じながら、二人で走った時間はまさに感動でした。次に行きたい場所を語ったその子の表情は本当に生き生きとしていました。
4.コミュニケーション ~自分のペースでつながりをつくっていく~
何気ない日常のいろいろな話の中で、その子の苦しさや寂しさ、孤独な気持ちが垣間見えることもあります。
それでも居場所で他の子とゲームをやったり、公園に行ったりと、一緒に過ごす中で、だんだんとその子のペースで人とのつながりをもてるようになります。
居場所をはじめて3年が経った今も、この4つのことをずっと大切にしています。
かけはしに来てくれた一人の子は、不登校だったころの話をこう話してくれました。
「一人で生きていくことを決めた。けど一人は心細かった。だから時間をかけて、みんなで生きていこうという気持ちをつかんだ。」
不登校の子どもたちの中には、孤独を感じている子が多いです。そして、「自分がダメなんだ」という、自己否定感を強くもたざるを得ないほど追い詰められている子もたくさんいます。
私たちは、そういった子も、もちろんそうでない子にも居場所の中で「あなたは一人じゃない、そばにいるよ」というまなざしで寄り添い続け、「共に生きる」ということを大事にします。とにかく、一緒に遊び、一緒に学び、一緒に悩み、一緒に苦しみ、一緒に笑います。
「かけはしは喜怒哀楽を感じられる場」 ―ある子が語ってくれたこんな言葉も、私たちの頑張る原動力になっています。
そして、私たちがこの3年間で大事にしてきたモットーがあります。それは
『土になりたい』
という言葉です。農園では、よい土(環境)があれば、作物は自然に伸びていくことと同じように、人間もまたよい土(環境)があれば、自然に成長していくものであると信じています。
いつもとちがう活動に挑戦。安心から「やってみようかな」が生まれます。
静かで人が少ない場所で安心して過ごすうちに、おしゃべりが楽しくなりました。
「何もやりたくない」ときは、寝転がって空を見あげるのもいいよ。
なんとなく隣に座って、休んだり、一緒に話をしたり、そんな空気に心があたたまっていきます。
一緒に過ごす仲間ができました。「よかったと思う出会いがいっぱいある」
「畑は落ち着くから好き」「生き物が好き」
一人ひとりに自分が好きな居場所があります。
私たちは、個性の異なる一人ひとりが安心できる場になれるよう、全力で取り組んできました。安心感があってはじめて、居場所は、「その子にとっての居場所」となり、自分らしさを取り戻しながら、新しい自分をつくっていく姿があります。
そんな居場所づくりをこれからも全力で続けていきたいと思っています。
たくさんの人の支えがあってこそ
かけはしの居場所は、“人”によって成り立っています。来てくれるこどもたち。子どもに寄り添う支えるスタッフ。そして何よりも大きいのは、ボランティアさんの存在と地域の方々の支えです。
居場所で子どもたちと遊んだり、運動したり、学習したり、とにかく温かなまなざしで寄り添ってくださるボランティアさん。
農園で一緒に土を耕したり、種をまいたり、作物を植えたり、草むしりをしたりして一緒に汗を流してくれるボランティアさんたちや畑を貸してくださり、こどもたちに野菜作りを教えてくださる地域の皆様。
講座やイベントや行事に参加してくださり、こどもたちが主体となる楽しい時間をつくってくださるボランティアさんたち。
こどもたちのために、様々な豊かな体験をさせてくださる地域の皆さま。
そして、かけはしの活動を知り、心を寄せてくださったすべての皆さま。
皆さまの支えがあって、今日のかけはしがあります。本当にありがとうございます。
下のリンクからも、活動の様子がご覧いただけます。
→Facebook、Instagram、Twitterはこちら
寄付金の使い道について
・広い部屋 216万円 ※床(杉の木)、壁、照明
・小さい部屋 105万円 ※トイレと個室用の小部屋、壁
・トイレ 21万円
・エアコン、換気扇の修繕 5万
・その他(管理・処分費・交通費・保険など) 87万円
計434万円
税込合計479万円
※横浜市教育委員会委託費より90万円補填した残りの 約390万円、みなさまのお力をお貸しいただきたいです。また、目標額を超えた場合は、すべて子どもたちの活動のために使わせていただきます。
寄付のコースについて
後述の10のコースをご用意しました。
お手数ですが、すべてのコースに共通する確認・注意点に目を通していただきおますようお願いいたします。
※返礼品の発送時期は、7月下旬から8月中を予定しています。
※ホームページへのお名前掲載について
・文字のみの掲載になります。
※記載の金額より多くご寄付いただける場合
コースを選択いただき「①申込内容」の画面の一番下までスクロールすると、口数の指定ができるようになっておりますが、
返礼品ありのコースで口数を増やすと返礼品もその分だけ増えます。
返礼品と金額の調整をされる場合には、お手数ですが、
返礼品ありのコースで届けてほしい返礼品の口数を指定していったん決済したのち、返礼品なしのコースを寄付されたい総額に合わせてあらためて決済していただくようお願いいたします。
ーーコース内容ーー
★3,000円
金額 3,000円 在庫 無制限
【お礼のメッセージ】
【ホームページにお名前を掲載】
★5,000円
金額 5,000円 在庫 無制限
【お礼のメッセージ】
【ホームページにお名前を掲載】
★子ども作絵葉書(3枚)
金額 5,000円 在庫 無制限
【お礼のメッセージ】
【こども作絵葉書セット】
【ホームページにお名前を掲載】
★かけはしモカ
金額 5,000円 在庫 無制限
【お礼のメッセージ】
【かけはしモカ ドリップバッグ4個セット】
名称 レギュラーコーヒー(ドリップバッグ入り)
原材料 コーヒー豆(生豆生産国:エチオピア)
内容量 12g×4
賞味期限 2025.08
保存方法 直射日光は避け常温で保存してください。
挽き方 中細挽き
【ホームページにお名前を掲載】
★10,000円
金額 10,000円 在庫 無制限
【お礼のメッセージ】
【ホームページにお名前を掲載】
★子どもたちと育てた夏野菜(小)
金額 10,000円 在庫 10
【お礼のメッセージ】
【こどもたちと育てた夏野菜1箱分(小)】宅配60サイズ程度
【ホームページにお名前を掲載】
★かけはしモカ&子ども作絵葉書(3枚)
金額 10,000円 在庫 無制限
【お礼のメッセージ】
【かけはしモカ ドリップバッグ4個セット】
名称 レギュラーコーヒー(ドリップバッグ入り)
原材料 コーヒー豆(生豆生産国:エチオピア)
内容量 12g×4
賞味期限 2025.08
保存方法 直射日光は避け常温で保存してください。
挽き方 中細挽き
【こども作絵葉書セット】
【ホームページにお名前を掲載】
★夏野菜(大)&子ども作絵葉書(3枚)
金額 30,000円 在庫 10
【お礼のメッセージ】
【こどもたちと育てた夏野菜1箱(大)】宅配80サイズ程度
【こども作絵葉書セット】
【ホームページにお名前を掲載】
★コーヒーギフトセット&子ども作絵葉書(3枚)
金額 30,000円 在庫 無制限
【お礼のメッセージ】
【こども作絵葉書セット】
【コーヒーギフトセット かけはしブレンド・かけはしモカ】
※かけはしブレンド
名称 レギュラーコーヒー(粉)
原材料 コーヒー豆(生豆生産国:グァテマラ、ブラジル、コロンビア)
内容量 250g×2
挽き方 中細挽き
※かけはしモカ
名称 レギュラーコーヒー(粉)
原材料 コーヒー豆(生豆生産国:エチオピア)
内容量 200g
挽き方 中~中細挽き
※賞味期限 2025.08
保存方法 直射日光を避け常温保存
【ホームページにお名前を掲載】
★50,000円
金額 50,000円 在庫 無制限
【お礼のメッセージ】
【ホームページにお名前を掲載】
最後に
不登校の子どもたちの数が、全国で30万人に達しようとしています。
そんな中で、かけはしの活動は何としても続けていかなくてはならないと思っています。
拠点をつくることで、子どもたちが安心しながら、自分自身を信じる力と自分の可能性を切り拓いていける居場所を開き続けられるように、応援をお願いします!
金額3,000円 |
金額5,000円 |
金額5,000円 |
金額5,000円 |
金額10,000円 |
金額10,000円 | 在庫0 |
金額10,000円 |
金額30,000円 | 在庫0 |
金額30,000円 |
金額50,000円 |
金額3,000円 |
金額5,000円 |
金額5,000円 |
金額5,000円 |
金額10,000円 |
金額10,000円 | 在庫0 |
金額10,000円 |
金額30,000円 | 在庫0 |
金額30,000円 |
金額50,000円 |